Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

【Windows】「ライブラリ、ドライブ、またはメディアプールが空です」エラーの原因と解決法

デジカメやスマートフォンからWindowsパソコンへ写真や動画をコピーする際、「ライブラリ、ドライブ、またはメディアプールが空です(The library, drive, or media pool is empty)」というエラーメッセージが表示され、コピーが完了しないことがあります。本記事では、このエラーの原因と、誰でも実践できる具体的な解決方法をわかりやすく解説します。

【Windows】「ライブラリ、ドライブ、またはメディアプールが空です」エラーの原因と解決法

エラーが発生する原因

このエラーは、主にカメラやスマートフォン内の破損した写真・動画ファイルをコピーしようとしたときに発生します。エラーが表示されるとコピープロセスが中断されるだけでなく、破損ファイルをスキップして残りだけをコピーすることもできません。そのため、すべてのファイルを移したい場合には大きな障害となります。

解決方法

この問題には、以下の2つの対策が有効です。

  1. 破損ファイルを特定してコピー対象から除外する
  2. 接続モードをUSBストレージ(マスストレージ)に変更する

方法1:破損ファイルを特定してコピーから除外する

まず、パソコン上に新しいフォルダを作成します。次に、カメラやスマートフォンのDCIMフォルダ内のファイルをすべて選択し、作成したフォルダにコピー&ペーストします。

コピー中にエラーが表示されたら、「OK」ボタンは押さずにそのまま待ちましょう。ファイルコピーの進行状況ウィンドウに表示されているファイル名を確認してください。このファイルこそが、問題の原因となっている破損ファイルです。

破損ファイルを特定できたら、以下の手順で正常なファイルだけをコピーします。

  1. 端末のDCIMフォルダを開き、Ctrl + Aキーですべてのファイルを選択する
  2. Ctrlキーを押しながら破損ファイルをクリックして、選択を解除する
  3. Ctrl + Cキーで残りのファイルをコピーする
  4. Ctrl + Vキーでパソコン側のフォルダに貼り付ける

それでもエラーが出る場合は、まだ別の破損ファイルが残っています。同じ手順を繰り返して、エラーが一切表示されなくなるまで破損ファイルを特定・除外していきましょう。

方法2:接続モードをUSBストレージに変更する

多くのデジタルカメラやスマートフォンは、パソコンとの接続にMTP(Media Transfer Protocol)PTP(Picture Transfer Protocol)というプロトコルを使用しています。これらのプロトコルは転送時にすべてのメディアファイルの整合性を検証するため、1つでも破損ファイルが含まれているとエラーが発生し、コピー全体が中断されてしまいます。

そこで、端末側の設定を変更し、MTP/PTPベースの接続をやめて標準的なUSBストレージ接続に切り替えることで、この問題を回避できます。

Androidスマートフォンの場合は、端末をパソコンに接続した状態で画面上部から下へスワイプし、USB接続のオプション一覧から「USBストレージ(ファイル転送 / USBマスストレージ)」を選択してください。このモードでは整合性チェックが行われないため、エラーなしでファイルをコピーできるようになります。

なお、近年のAndroid端末では標準でMTPが採用されており、設定画面から直接切り替えられない機種もあります。その場合は「開発者向けオプション」の「USB構成」から変更を試すか、SDカードを抜いてカードリーダー経由で読み込む方法も有効です。

関連記事:「ファイルまたはフォルダーのコピー中にエラーが発生しました。要求されたリソースは使用中です。」の対処法

  1. 【Windows 10】「パラメーターが正しくありません」エラーを解決する9つの方法

    パソコンに接続した外付けハードディスクからデータを転送・アクセスしようとした際に、「ドライブにアクセスできません。パラメーターが正しくありません」というエラーが表示されることがあります。このエラーは、外付けハードディスク、USB機器、SDカードなどのデバイスに予期しない障害が発生した場合に起こります。また、USBポートの不具合やハードディスク自体の物理的な損傷が原因となることもあります。状況によっては、まったく別の要因で発生するケースもあります。 とはいえ、「パラメーターが正しくありません」というWindows 10のエラーを解消するためのトラブルシューティング手法は数多く存在します。この記事

  2. Windows 10で「宛先のファイルシステムに対してファイルが大きすぎます」エラーを解決する方法

    exFAT、FAT32、FAT、NTFSといったファイルシステムに詳しい方ならご存じのとおり、ファイルシステムとは、OSがディスク上のファイルを検索・整理するために使用する専用の構造のことです。しかし、これらのファイルシステムにはそれぞれ制限があります。たとえば、FAT32形式のハードドライブに4GBを超えるファイルをコピーまたは移動しようとすると、「宛先のファイルシステムに対してファイルが大きすぎます(File Is Too Large For The Destination File System)」という厄介なポップアップが表示されます。 この記事では、FAT32ファイルシステムの制限に