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【Windows 10/11】「ファイルまたはフォルダーのコピー エラー:要求された値を特定できません」の原因と9つの解決策

Windows 10/11でファイルやフォルダーをコピーする際に「要求された値を特定できません(The requested value cannot be determined)」というエラーが表示されてお困りですか?このエラーは、AndroidスマートフォンやiPhoneからWindows PCへファイルをコピーするときに発生することが多いトラブルです。本記事では、その原因と効果的な解決策を詳しく解説します。

「要求された値を特定できません」エラーの主な原因

そもそも、なぜこのエラーメッセージが表示されるのでしょうか?

Windowsユーザーの報告によると、DCIMフォルダー全体をドラッグ&ドロップでコピーしようとした際に、このエラーが発生しやすい傾向があります。1つのフォルダーに大量のファイルが含まれていると、Windowsが一括転送処理を正常に完了できなくなることがあるのです。

その他の原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • コピーするファイルが4GBを超えている:4GBを超える大きなファイルをコピーする場合、このエラーが発生する可能性があります。FAT32形式のストレージでは4GB以上の単一ファイルを扱えない点にも注意が必要です。
  • コピー先のディスクが書き込み保護されている:一部のUSBメモリ、SDカード、外部機器には、ウイルスやマルウェア感染を防ぐために物理スイッチで書き込み保護をかけられるものがあります。書き込み保護が有効になっていると、データを一切書き込めません。
  • コピー先に十分な空き容量がない:空きディスク容量が不足しており、コピーするファイルのサイズが大きすぎる場合、転送は途中で失敗します。
  • コピー先の場所が破損している:パーティションが破損・故障していると、データの読み書きができなくなります。PCからスマートフォンを安全に取り外さなかった場合にも、この問題が起こりやすくなります。
  • ファイルが暗号化されている:多くのユーザーはファイルを暗号化して管理しています。暗号化されたファイルは、他の場所へコピーできないことがあります。
  • ファイル自体の破損:コピーしようとしているファイルそのものが破損しているケースもあります。

とはいえ、心配はいりません。この問題には複数の回避策があります。

「要求された値を特定できません」エラーの解決方法

多くのWindowsエラーと同様に、この厄介なエラーメッセージにも解決策があります。以下に、特に効果的な方法を紹介します。すべてを試す必要はありません。自分の状況に合った方法を選び、手順を慎重に実行してください。

対処法1:モバイルデバイスを切断して再接続する

まず試したいのが、モバイルデバイスを一度PCから取り外し、再度接続する方法です。物理的な接続に問題があると、このエラーが表示されることがあります。

手順は簡単です。エクスプローラーを開いてモバイルデバイス名を探し、右クリックして「取り出し」を選択します。その後、USBケーブルを抜き差しして再接続し、DCIMフォルダーをもう一度ドラッグ&ドロップしてみてください。これでエラーが解消する場合があります。

また、別のUSBケーブルを使ったり、別のUSBポートに挿したりするのも有効です。

対処法2:PCを再起動する

些細な不具合であれば、PCの再起動だけで解決することもあります。スタートメニューを開き、電源アイコンをクリックして「再起動」を選択しましょう。Windowsが再起動したら、改めてフォルダーをドラッグ&ドロップしてみてください。

対処法3:ファイルを分割(バッチ)して転送する

エラーの原因がフォルダー内のファイル数の多さにある場合は、ファイルを小分けにして転送してみましょう。

「要求された値を特定できません」というエラーは、コンピューターが転送対象のファイルをどう処理すればよいか判断できていないことを意味します。大量のファイルを一度に転送する場合や、通信する2台のデバイス間に何らかの非互換性がある場合に発生しやすいのです。一度に送信するファイルの量を減らせば、両デバイス間でデータが正しく認識され、エラーを回避できる可能性が高まります。

対処法4:SDカードを抜いてカードリーダーを使う

ファイルがSDカードに保存されているのにPCへコピーできない場合は、カードを取り外してカードリーダーに挿入し、それをPCに接続して直接コピーしてみてください。

対処法5:クラウドサービス経由でファイルを移す

上記の方法でうまくいかない場合は、OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドサービスを活用しましょう。

クラウドサービスには多くのメリットがあります。セットアップや運用の手間がかからず、利用量が急増しても柔軟に対応できるなど、従来の方法より利便性が高い点が魅力です。

スマートフォンをインターネットに接続し、全ファイルをGoogle Driveなどのクラウドサービスへアップロードします。その後、Windows 10/11 PC側でダウンロードすれば完了です。

対処法6:ファイルとフォルダーのアクセス許可を変更する

この方法では、管理者アカウントでPCにログインする必要があります。以下の手順を実行してください。

  1. コピーしたいフォルダーを選択して右クリックします。
  2. プロパティ」を選択します。
  3. セキュリティ」タブを開きます。
  4. グループ名またはユーザー名」の一覧で、ご自身のPC名をクリックします。
  5. 編集」ボタンを押して、ユーザー名を選択します。
  6. 許可」のチェックボックスにチェックを入れます。
  7. OK」をクリックします。

対処法7:新しいローカルユーザーアカウントを作成する

Windowsがローカルユーザープロファイルを正しく読み取れず、データにアクセスできないケースもあります。その場合は、新しいローカルユーザーアカウントを作成することで問題を解消できる可能性があります。

詳細な手順は以下の通りです。

  1. スタートボタンをクリックし、検索フィールドに mmc と入力してEnterキーを押し、「Microsoft Management Console」を開きます。確認を求められたら管理者パスワードを入力します。
  2. ローカル ユーザーとグループ」を選択します。
  3. ユーザー > 操作 > 新規ユーザー」の順に進みます。
  4. 必要な情報を入力して「作成」をクリックします。
  5. 新しいローカルユーザーアカウントが作成されたら、ダイアログボックスを閉じます。

対処法8:マルウェアのスキャンを行う

最後に、PCをマルウェアに感染していないかスキャンしてみましょう。

マルウェアにはさまざまな種類がありますが、共通しているのは、個人情報へアクセスし、本人の知らないうちに外部へ送信しようとする点です。代表的な脅威には以下のようなものがあります。

  • ボット(Bot):パスワードやクレジットカード番号などの情報を収集し、作成者へ送信するコードです。画像やPDFなどのファイルに潜んでいることもあり、開いたときに気づきにくくなっています。
  • キーロガー:キーボードで入力した内容(パスワードや銀行口座情報など)を記録し、悪意のある第三者へ送信するマルウェアです。こちらもPDFなどのファイルに隠されていることがあります。
  • ランサムウェア:ファイルをロックして身代金の支払いを要求するタイプのマルウェアです。メールの添付ファイルやリンク経由で感染することが多く、クリックした瞬間に感染が始まります。

ウイルスやマルウェア、ルートキットなどの脅威は、スマートフォンからPCへのDCIMフォルダーのドラッグ&ドロップを妨げる原因になります。必ず信頼できるアンチウイルスソフトでPCをスキャンしてください。

アンチウイルスソフトは、コンピューターに入出力されるファイルをスキャンし、ウイルスなどの悪意あるコードの兆候を検出して警告してくれる保護ツールです。あらゆる攻撃を完全に防げるわけではありませんが、被害を受けるリスクを大幅に減らせるため、セキュリティ対策には欠かせません。

ソフトは必ず公式サイトからダウンロードし、正規品であることを確認しましょう。インストール後はクイックスキャンを実行し、検出された脅威を削除するか隔離するかを選択してください。

対処法9:デバイスが過熱していないか確認する

PCが過熱している状態でこのエラーが発生する場合は、本体背面の通気口を確認してみてください。ホコリが溜まると過熱につながります。通気口がホコリで塞がれている場合は、柔らかいブラシで丁寧に掃除しましょう。ファンにホコリが付着している場合は、ファンの清掃も検討してください。

まとめ

「ファイルまたはフォルダーのコピー エラー:要求された値を特定できません」は致命的なエラーではありませんが、特にクリエイティブな仕事をされている方にとっては、生産性に大きく影響しかねません。このエラーに悩まされず、本記事で紹介した解決策を参考に、快適なファイル転送環境を取り戻しましょう。

同じエラーメッセージに出会ったことはありますか?どのように解決しましたか?ぜひコメント欄であなたの経験をシェアしてください!

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