Windows 11/10のPCが数秒ごとにカクつく・動作が止まる問題の対処法10選
Windows 11/10のパソコンが数秒ごとにカクつく(動作が一瞬止まる)場合は、本記事で紹介する対処法をお試しください。「Windows Updateを実行してから症状が出るようになった」という報告も多く寄せられています。この問題が発生すると、マウスの動きが遅延したり一瞬停止したりし、音声や動画も絶えず途切れるため、パソコンが非常に使いづらくなります。

パソコンのカクつきは、主に古いドライバー、オペレーティングシステム、ブラウザー、アプリケーションが原因です。ハードウェアの不具合も原因となることがあります。これらの問題により、フレーム間の表示間隔が不安定になり、画面が滑らかに描画されなくなります。
Windows 11/10のPCが数秒ごとにカクつくときの対処法
Windows Updateをロールバックすればカクつきが解消されることもありますが、これは恒久的な解決策ではありません。Windows Updateには、さまざまなセキュリティ攻撃からシステムを守るためのセキュリティ更新プログラムも含まれているためです。以下の方法を試せば、アップデートを削除することなく問題を解決できる可能性があります。まず全体に目を通し、ご自身の状況に当てはまりそうな対処法を選んで実行してください。
- CD/DVDドライブを無効化して再度有効化する
- IDE ATA/ATAPIコントローラーのドライバーを更新する
- ディスプレイドライバーを更新する
- 原因となっているソフトウェアをアンインストールする
- 最新のチップセットドライバーをダウンロードしてインストールする
- 電源管理の設定を確認する
- 通知とアクションセンターを無効化する
- 壁紙のスライドショーを無効化する
- SFCスキャンを実行する
- BIOSを更新する
1. CD/DVDドライブを無効化して再度有効化する
この問題に直面した一部のユーザーによると、CD/DVDドライブを一度無効化してから再度有効化することで、エラーが解決したとのことです。あなたの環境でも効果があるかもしれません。

具体的な手順は以下の通りです。
- Windowsの検索バーに「デバイスマネージャー」と入力し、アプリをクリックして起動します。
- 「DVD/CD-ROMドライブ」のノードを展開し、ドライバーを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- プロパティウィンドウで「ドライバー」タブをクリックします。
- 「デバイスの無効化」ボタンをクリックします。警告メッセージが表示されたら「はい」をクリックします。
- 「OK」をクリックして変更を保存します。
これでCD/DVDドライブが即座に無効化されます。再度有効化するには、最初の3つの手順を繰り返し、「デバイスの有効化」ボタンをクリックしてから「OK」を押して変更を保存してください。
2. IDE ATA/ATAPIコントローラーのドライバーを更新する
IDE ATA/ATAPIコントローラーのドライバーを更新してみてください。この方法で問題が解決したというユーザーもいます。
Windows 10以降では、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」からドライバーの更新がないか確認できます。こちらの方が手軽で簡単な方法です。利用可能な更新が表示されない場合は、ドライバーをダウンロードしてデバイスマネージャーから更新してください。

手順は以下の通りです。
- デバイスマネージャーを開き、「IDE ATA/ATAPIコントローラー」を探します。
- ノードを展開し、ドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択します。
- 新しいウィンドウが開き、「ドライバーを自動的に検索」と「コンピューターを参照してドライバーを検索」の2つの選択肢が表示されるので、後者を選びます。
- 「利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします。
- 「標準SATA AHCIコントローラー」を選択し、「次へ」をクリックして、画面の指示に従います。
これで問題が解決することを願っています。
3. ディスプレイドライバーを更新する
場合によっては、グラフィックスカードのドライバーがWindows PCのカクつきの原因になることもあります。グラフィックカードドライバーを更新して、改善するかどうか確認しましょう。
ドライバーのダウンロードが必要になる場合があります。お使いのパソコンメーカーの公式サイト、またはグラフィックハードウェアの製造元のサイトから入手できます。
HP | Dell | AMD | Intel | NVIDIA | GeForce
デバイスマネージャーを使う方法もあります。

手順は以下の通りです。
- デバイスマネージャーを開き、「ディスプレイアダプター」のノードを展開します。
- ドライバーを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリックします。
- 続いて「利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックし、「Microsoft基本ディスプレイアダプター」を選択します。
- 「次へ」をクリックし、画面の指示に従ってドライバーをインストールします。
それでも問題が解決しない場合は、グラフィックスカードドライバーの再インストールを検討してください。ドライバーを右クリックして「アンインストール」を選択し、画面の指示に従ってアンインストールを完了させます。その後、製造元の公式サイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
4. 原因となっているソフトウェアをアンインストールする
パソコン上で動作している問題のあるプログラムが、このエラーの原因になっている可能性もあります。その場合は、該当プログラムをアンインストールすると解決することがあります。タスクマネージャーを起動してCPU使用率のグラフを確認してください。グラフに急激なスパイクが見られる場合は、それを引き起こしているプログラムが存在する可能性があります。「プロセス」タブでCPUの項目をクリックして並べ替えれば、どのソフトウェアが原因かを特定できます。見つかったらアンインストールしましょう。
5. 最新のチップセットドライバーをダウンロードしてインストールする
マザーボード製造元の公式サイトにアクセスし、最新のチップセットドライバーをダウンロードしてください。既存のドライバーをアンインストールした後、新しいドライバーをシステムにインストールし直します。作業が完了したらパソコンを再起動してください。
6. 電源管理の設定を確認する
すべてのパソコンには電源プランが用意されています。これは、パソコンが電力をどのように消費・節約するかを制御するソフトウェアおよびハードウェア設定の集まりです。電源プランにはカスタマイズ可能な項目が多数ありますが、誤った設定はシステムのカクつきを引き起こすことがあります。電源プランの設定を既定値に戻してみてください。これが主な原因であれば、エラーは解決するはずです。

電源プランの設定をリセットする手順は以下の通りです。
- コントロールパネルを起動し、「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
- 「電源オプション」をクリックし、「プラン設定の変更」リンクをクリックします。
- 「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
- 新しいウィンドウが開き、各種電源プランが表示されます。それぞれのプランを選択して「既定のプランに戻す」ボタンをクリックします。確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。
デバイスを再起動した後、問題が解決したかどうかを確認してください。
7. 通知とアクションセンターを無効化する
一部のユーザーは、通知とアクションセンターが問題の原因だと突き止めました。Windows 10の通知とアクションセンターを無効化したところ、カクつきの問題が解消されたとのことです。この方法も試して、効果があるか確認してみてください。
8. 壁紙のスライドショーを無効化する
デュアルモニター環境で両方の画面に壁紙のスライドショーを設定している場合は、無効化して改善するか確認してください。壁紙のスライドショーがCPU使用率のスパイクを引き起こしていたという報告があります。これは、Windowsが両方の画面に対するスライドショーの描画処理を適切に処理できない場合に発生することがあります。
関連記事: ゲーム中のFPS低下によるカクつきを解消する方法
9. SFCスキャンを実行する
システムファイルチェッカー(SFC)は、Windowsシステムファイル内のエラーや破損をスキャンできるユーティリティです。SFCは破損したシステムファイルの修復も行います。そのため、SFCスキャンの実行によってカクつきの問題が解決する可能性があります。
10. BIOSを更新する
本記事で紹介したすべての対処法を試してもエラーが解決しない場合は、BIOSの更新を試みてください。
本記事が問題の解決に役立てば幸いです。
関連記事: Windows PCが起動しても画面が映らない・ビープ音が鳴る場合の対処法
-
Windows 11/10を強制的にアップデートする方法【手順と注意点を解説】
マイクロソフトは、Windows 11/10の機能更新プログラム(フィーチャーアップデート)を段階的に展開しています。そのため、リリース直後にすべてのユーザーへ配信されるわけではありません。Windows 11/10を強制的に更新すること自体は可能ですが、事前にいくつか知っておくべき点があります。配信のタイミングは、テストが正常に完了したデバイスの数、OEM(パソコンメーカー)からのドライバー互換性の確認状況、ハードウェア要件など、さまざまな基準によって決まるためです。 更新がすぐに届かないケースは大きく分けて2つあります。1つ目は、お使いのPCがすでに更新対象となっており、数時間から数日程度
-
Windows 11/10でT300ドライバーをダウンロード・更新する2つの方法
レーシングゲームでハンドル(ステアリングホイール)が認識されない場合、その原因の多くはT300ドライバーがインストールされていないことにあります。Thrustmaster T300レーシングホイールが正常に動作しない場合は、ドライバーの再インストールを検討してみてください。ドライバーとは、ハードウェアとオペレーティングシステム(OS)をつなぐ架け橋となる重要なソフトウェアです。デバイスとOSは同じ「言語」を話さないため、OSがデバイスに指示を出しても、ドライバーという通訳がなければデバイス側はその内容を理解できません。また、OSの仕様が変わったにもかかわらずドライバーが古いままだと、デバイスが