Windows 11/10でイーサネットの速度が遅いときの直し方【5つの対処法】
Windows 11/10でイーサネットの速度が遅いとお困りの方に向けて、この記事では問題を解決できる複数の対処法をご紹介します。現代においてインターネットは生活に欠かせない存在となっており、通信速度の低下や不安定さは日常の流れを大きく妨げる要因になります。近年の最新PCには有線LANポートが搭載されていないモデルも増えていますが、依然としてイーサネットポートを備えたPCを使っている方も多くいます。もしあなたがその一人で、Windows 11/10上でイーサネットの速度が遅く感じているなら、ぜひ以下の修正方法を試してみてください。
PCのイーサネット接続が遅くなる原因は?
イーサネット接続の速度低下には、さまざまな原因が考えられます。主なものとしては、ケーブルの接触不良などの物理的な接続トラブル、古いネットワークドライバー、回線自体の不調、DNSサーバーの問題などが挙げられます。原因を特定するのが難しい場合は、以下で紹介する対処法を順番に試していくことで、いずれかの方法が問題を解決してくれる可能性があります。
Windows 11/10で遅いイーサネット速度を改善する方法
Windows 11/10でイーサネットの速度が遅い場合、次の対処法が問題の解決に役立つかもしれません。作業を始める前に、まずインターネット接続の状態を確認し、VPNをオフにして、ネットワークアダプターの更新プログラムがないかチェックしておきましょう。
- ネットワークトラブルシューティングツールを実行する
- ネットワークを更新またはリセットする
- ラージセンドオフロード(LSO)を無効にする
- DNS設定を変更する
- Windowsの自動チューニングを無効にする
それでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
1. ネットワークトラブルシューティングツールを実行する
まずはWindowsに標準搭載されているネットワークトラブルシューティングツールを実行してみてください。設定アプリから「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」と進み、「ネットワークアダプター」の「実行する」ボタンをクリックします。自動的に問題が検出・修復されることがあります。
2. ネットワークを更新またはリセットする
コマンドプロンプトを管理者として起動し、以下のコマンドを1つずつ順番に入力して実行することで、ネットワーク設定を更新できます。
ipconfig /release
ipconfig /renew
ipconfig /flushdns
ipconfig /registerdns
nbtstat -rr
netsh int ip reset all
netsh winsock reset
すべてのコマンドを実行し終えたら、PCを再起動して問題が解決したかどうかを確認してください。
なお、コマンド操作に不安がある場合は、Windowsの「ネットワークリセット」機能を利用するのもおすすめです。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「詳細ネットワーク設定」→「ネットワークリセット」から実行できます。ただしこの場合、Wi-FiやVPNなど保存済みのネットワーク設定がすべて初期化される点に注意しましょう。
3. ラージセンドオフロード(LSO)を無効にする
ラージセンドオフロード(LSO)は、Windows 11/10におけるネットワーク全体のパフォーマンス向上を目的とした機能です。しかし環境によっては、かえって通信速度を低下させる原因になることがあります。無効化はデバイスマネージャーから簡単に行えます。デバイスマネージャーを開いてネットワークアダプターをクリックし、使用中のアダプターをダブルクリックします。プロパティ画面の詳細設定タブを選択し、プロパティ一覧から「ラージセンドオフロード V2(IPv4)/(IPv6)」を選んで値を無効に変更してください。
4. DNS設定を変更する
プロバイダー(ISP)が提供しているDNSサーバーが不安定だったり、応答が遅かったりするケースもあります。DNSをGoogle Public DNSやCloudflareなどのパブリックDNSに変更すると、名前解決が高速化され、体感速度の改善につながることがあります。具体的には「8.8.8.8」「1.1.1.1」などのアドレスがよく使われています。
5. Windowsの自動チューニングを無効にする
Windowsの自動チューニング機能は、ネットワークの転送速度やデータ転送効率を高めるために導入されたものですが、環境によってはイーサネットの速度に悪影響を及ぼすことがあります。コマンドプロンプト(管理者)で netsh int tcp set global autotuninglevel=disabled を実行すると無効化できます。元に戻したい場合は netsh int tcp set global autotuninglevel=normal を実行してください。
これらの方法を試すことで、イーサネット接続の速度が改善されれば幸いです。
よくある質問:Windowsでイーサネットが遅い場合の直し方は?
イーサネットの速度が遅い場合は、ネットワーク接続の状態確認、VPNのオフ、Windows自動チューニングの無効化、DNS設定の変更、ラージセンドオフロード(LSO)の無効化などを試すことで、簡単に改善できる可能性があります。また、LANケーブルの劣化や規格(Cat5e未満など)の不足も速度低下の原因になるため、ケーブルの交換も検討してみてください。
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