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Windows 7/10/11で遅いUSB転送速度を改善する方法まとめ

PCからUSBメモリへファイルを転送しようとしたのに、転送速度が異常に遅くて困った経験はありませんか?大容量ファイルを移す必要があるとき、極端に遅い転送速度は本当にストレスです。この記事では、Windows 7/10/11すべてのバージョンで使える、USB転送速度を改善する効果的な方法を詳しく解説します。さらに、転送中や操作の過程でデータを失ってしまった場合の復元方法についてもご紹介します。

「USB転送速度が遅い」というのは、ユーザーが最もよく直面するトラブルの一つです。原因は大きく分けて2つあります。1つはUSBポート自体の転送速度が遅いケース、もう1つはソース側の読み込み速度、または転送先の書き込み速度が遅いケースです。以下では、USB 3.0の速度低下を解消するための、簡単かつ実践的な方法を順番に見ていきましょう。

方法1:書き込みキャッシュを有効にしてUSB転送を高速化する

USBメモリのパフォーマンスを最適化するには、「書き込みキャッシュ」を有効にするのが効果的です。これは、コピーするファイルをまずRAM上のキャッシュに置き、その後、読み書きの遅いUSBデバイスのフラッシュメモリへ送る仕組みです。書き込みキャッシュを有効にすると、ファイルコピーのダイアログが早く閉じるようになり、実際のコピー処理はバックグラウンドで継続されます。USBデバイスでは既定で無効になっているため、デバイスマネージャーから手動で有効化する必要があります。手順は以下のとおりです。

  1. スタートメニューをクリックし、「コンピューター」を右クリックして「管理」を選択します。
  2. 左側のパネルで「デバイスマネージャー」をクリックします。
  3. 対象のUSBドライブのエントリを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  4. 「ポリシー」タブを開きます。
  5. 「パフォーマンス向上」のラジオボタンを選択します。
  6. 「OK」をクリックして完了です。これでWindows 7/10/11におけるUSB 3.0の低速問題が改善されます。

方法2:USB 3.0ポートを有効にして転送速度を上げる

USB 3.0は「SuperSpeed USB」とも呼ばれる、従来規格より大幅に高速な最新のインターフェースです。旧バージョンの4ピンコネクタに対し、USB 3.0は9ピンコネクタを採用しており、理論上最大5Gbpsの転送レートをサポートしています。高速なUSB転送を快適に利用するには、PC側のUSB 3.0ポートを正しく認識・使用していることが重要です。

USB 3.0を有効にする手順

  1. Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. ボックスにdevmgmt.mscと入力してEnterキーを押すと、デバイスマネージャーが開きます。
  3. 「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の横にある小さな矢印をクリックして展開します。
  4. 「USBルートハブ」のエントリを確認し、ポートのバージョンをチェックします。「USB 3.0」と表記されているものを選んで接続してください。

方法3:ファイルシステムをFAT32からNTFSへ変換する

何らかの理由でドライブをFAT32形式でフォーマットしている場合、4GBを超える大きなファイルをコピーできないだけでなく、転送速度にも悪影響が出ることがあります。ここでは、FAT32からNTFSへ変換する2つの方法をご紹介します。

1. ファイルシステムを直接変換する

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
  2. convert F:/fs:ntfsと入力してEnterキーを押します(「F」はドライブ名なので、ご自身の環境に合わせて変更してください)。
  3. 変換には時間がかかるため、しばらく待ちます。完了すれば変換成功です。データを残したままNTFSへ変換できます。

2. ドライブを再フォーマットする

ドライブ内に重要なデータがない場合は、この方法が最も手軽です。ドライブを再フォーマットしましょう。

  1. ドライブを右クリックして「フォーマット」を選択します。
  2. ファイルシステムのドロップダウンから「NTFS」を選択します。
  3. フォーマットを完了させたら、事前にバックアップしておいたデータをコピーし直します。

方法4:USBドライバーを更新してコピー速度を向上させる

PCがポートに挿したデバイスを認識しない、あるいは認識しても正常に動作しないことがあります。こうしたUSB転送速度の低下を解決するには、USBドライバーの更新が必要です。方法はいくつかありますが、おすすめはOS自体を最新の状態に保つことです。Windows Updateを実行すれば、最新のドライバーも一緒に入手できます。

USB転送速度の低下を修正する手順

  1. Windowsの「設定」を開きます。
  2. 設定画面が開いたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。
  3. 「更新プログラムのチェック」をクリックし、利用可能な更新があれば適用します。

補足:フォーマット・削除後にUSBメモリから失われたデータを復元する方法

誤ってファイルを削除したりUSBメモリをフォーマットしたりしてしまった場合、失われたデータを取り戻したいと思うでしょう。運が良ければごみ箱から見つかることもありますが、見つからない場合は少し厄介です。しかし、諦める必要はありません。そんなときに役立つのが「iBeesoft Data Recovery」です。Windows環境において、削除されたファイルやフォーマット済みのフラッシュドライブからデータを復元できるツールです。

  1. USB復元ソフトをパソコンにダウンロードし、起動します。
  2. 次に、失われたファイルをスキャンするためにUSBフラッシュドライブを選択し、「スキャン」ボタンをクリックしてUSB内のファイルを解析します。
  3. スキャンが完了すると、見つかったファイルが一覧表示されます。必要なファイルをすべて選択し、「回復」ボタンをクリックしてパソコンに保存します。

以上が、パソコンのUSB転送速度が遅い問題の解決方法です。上記の方法でも改善しない場合は、ドライブをフォーマットするか、新しいUSBフラッシュドライブへの買い替えを検討してください。いずれの場合も、大切なデータの管理をお忘れなく。うっかりデータを失ってしまったときは、iBeesoft Data Recoveryを使えば、削除やフォーマットからUSBデータを復元できます。

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