Windowsで固定キー(スティッキーキー)を無効にする方法
10年ほど前、私は小学生にパソコンを教えていたことがあります。子どもたちは、固定キー(スティッキーキー)を意図せず有効にしてキーボードの動きをめちゃくちゃにする特別な才能の持ち主で、そのたびに設定を元に戻してキーボードを正常な状態へ復旧させる作業に、膨大な時間を費やしていました。
こんなことをするのは子どもだけではありません。誰でも、Shiftキーを何度も誤って叩いてしまい、この機能を意図せず起動することがあります。次の文章を考えながらShiftキーを何度か押した経験があるなら、あなたも同じ状況に陥ったことがあるかもしれません。

固定キー(スティッキーキー)とは?
固定キーは、2つのキーを同時に押すことが難しい方のためにWindowsが提供する「簡単操作」機能のひとつです。この機能を有効にすると、Shift、Ctrl、Alt、Winキーなどの修飾キーを押すと、その状態が保持され、その後に別のキーを押すだけで組み合わせ操作が可能になります。
たとえば、「ファイル名を指定して実行」を開くには、通常はWin + Rを同時に押します。固定キーが有効なら、まずWinキーを押し、続けてRキーを押すというように、順番に押すだけで同じ操作ができます。
この機能は、腱鞘炎などの反復性ストレス障害(RSI)を抱える方にとって非常に便利です。しかし、Shiftキーを5回連続で押してしまうと固定キーが誤って有効になることがあり、厄介なのは同じ操作では無効にできないという点です。
固定キーを無効にする方法
固定キーを使う予定がないなら、誤って起動してしまうのを防ぐために、あらかじめ無効にしておくのがおすすめです。
以下に、いくつかの方法を紹介します。
コントロールパネルを使う方法
1. コントロールパネルを開きます。
2. 「コンピューターの簡単操作」をクリックします。

3. 「キーボードの動作の変更」をクリックします。

4. 「固定キーを有効にします」のチェックボックスのチェックを外します。

Windows 10の設定を使う方法
1. 「設定」を開きます。
2. 「簡単操作」をクリックします。

3. 画面を下にスクロールし、ウィンドウ左側のメニューから「キーボード」をクリックします。
4. 「固定キーの使用」の下にあるトグルスイッチをオフにします。
Shiftキーを5回押して固定キーが起動してしまうのを防ぐには、「ショートカットキーで固定キーを開始することを許可する」のチェックも必ず外しておきましょう。
もちろん、2つのキーを同時に押すのが難しい場合は、同じ設定画面から固定キーを有効にすることもできます。さらに、固定キーはいくつかのオプションで細かくカスタマイズ可能です。

- タスクバーに固定キーのアイコンを表示する
- 修飾キーを2回連続で押すとロックする(3回目に同じキーを押すまで、キーが有効なままになります)
- 2つのキーを同時に押すと固定キーが自動的にオフになるよう設定し、設定画面を開き直す手間を省く
- 修飾キーを押したとき・離したときにサウンドを再生する
固定キーが便利だと感じる方も、そうでない方も、Windowsの使い心地をより快適にしてくれる他のアクセシビリティ機能もぜひ活用してみてください。
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