Word文書の一部を編集から保護する方法|他のユーザーによる変更を制限する手順

共有したWord文書を開いてみたら、チームメンバーによって勝手に内容が変更されていた――こんな経験はありませんか?バックアップもない状態で、重要な部分を削除されたり書き換えられたりすると、本当に頭を抱える事態になりかねません。こうしたトラブルを防ぐため、Microsoft Wordには文書の特定の部分を編集から保護する機能が標準で搭載されています。この機能を使えば、他のユーザーとの共同編集を続けながら、重要な箇所だけは変更されないようにすることが可能です。
注意: この機能は、文書全体をロックする「文書の保護」とは別のものです。混同しないようご注意ください。なお、この記事の手順はMicrosoft Word 2013で確認したものですが、以前のバージョンでも同様に操作できます(細部は多少異なる場合があります)。
Word文書の一部を編集制限する手順
Wordでコンテンツ制限機能を使う前に、まずリボンに「開発」タブを表示させる必要があります。「開発」タブには高度な設定が多数含まれているため、初期状態では非表示になっています。表示するには、「ファイル」タブをクリックし、左側のメニューから「オプション」を選択します。

「Wordのオプション」ダイアログボックスが開きます。「リボンのユーザー設定」タブに移動し、「メインタブ」の一覧にある「開発」にチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。

これで「開発」タブがリボンに表示されるようになります。

次に、ロックしたい内容をマウスで選択し、「COM アドイン」ボタンの右隣にある「リッチ テキスト コンテンツ コントロール」ボタンをクリックします。すると、選択したテキストの周囲に境界線が表示されます。お好みで「プレーン テキスト コンテンツ コントロール」ボタンを選択することもできます。

続いて、「プロパティ」をクリックします。

「コンテンツ コントロールのプロパティ」ウィンドウが開きます。ここで任意のタイトルを入力し、「ロック」カテゴリ内の「コンテンツ コントロールを削除できないようにする」と「編集できないようにコンテンツをロックする」の両方のチェックボックスにチェックを入れます。また、保護するコンテンツを目立たせたい場合は、色や境界線などのデザイン設定を変更することもできます。設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックして保存します。

「OK」をクリックした時点で、そのコンテンツはロックされ、「プロパティ」ダイアログボックスからロックを解除しない限り、自分自身を含めて誰も編集できなくなります。

テキストだけでなく、画像などのマルチメディアコンテンツも同様にロックできます。手順はほぼ同じで、画像を選択して「コンテンツ コントロールのプロパティ」からロックを設定するだけです。

以上で完了です。このように、Word文書の特定の部分を編集から保護するのはとても簡単です。この機能の優れた点は、他のユーザーが重要な部分やロックされた部分に触れることなく、文書の残りの部分を自由に編集できることです。もちろん、完全に不正な変更を防げるわけではありませんが、何もしないよりははるかに安心できます。
この記事がお役に立てば幸いです。この便利な標準機能について、ぜひコメントでご意見をお聞かせください。
-
保存されていないWord文書を復元する方法|自動回復機能で簡単に取り戻す手順
Microsoft Wordは、世界中の何百万人ものユーザーに愛用されている、最高のテキストエディターの一つです。手紙でも記事でも、何かを書く必要があるときは、MS Wordを起動して入力を始めるだけ。直感的に使いやすいインターフェースと多彩な操作オプションを備えており、特にブロガーの間で絶大な支持を得ているアプリケーションです。 しかし、文書を保存せずにうっかり閉じてしまった経験はありませんか?Wordでは保存前に文書を閉じようとすると警告ダイアログが表示されますが、慌てているとその警告すら見過ごしてしまうことがあります。 さらに、突然の停電やMS Wordのクラッシュによって、保存していな
-
Word文書のパスワードを削除・解除する方法【Word 2003〜2016対応】
Microsoft Wordは、世界中で利用されている最も人気のあるOfficeツールの一つです。充実した編集機能に加えて、ファイル保護機能でも知られています。パスワードが分かっている状態であれば、Wordファイルからパスワードを削除するのはとても簡単です。しかし、パスワードを忘れてしまいファイルにアクセスできなくなった場合でもご安心ください。その解決策も本記事でご紹介します。Word 2007、2010、2013、2016の文書からパスワードを削除する方法はいくつか存在します。 この記事では、Word文書からパスワードを削除する具体的な方法について詳しく解説していきます。 方法1:パスワード