Windowsでよく使うフォルダを仮想ドライブとしてマウントする2つの方法

パソコンを日常的に使っている方なら、フォルダが大量に増えてしまい、目的のファイルを探すのに苦労した経験があるのではないでしょうか。標準のエクスプローラーは、必ずしもファイル探しを快適にしてくれるとは限りません。もし、よく使うフォルダをE:\やF:\といった仮想ドライブとしてマウントでき、「PC」の一覧に表示され、ワンクリックでアクセスできるとしたら、とても便利だと思いませんか?
「Visual Subst」は、お気に入りのフォルダを仮想ドライブに割り当てられる小型ツールです。サイズはわずか78KBで、インストール作業も一切不要です。
Visual Substでフォルダを仮想ドライブとしてマウントする
1. Visual Substの公式サイトからZIPファイルをダウンロードします。サイズはわずか78KBです。
2. ダウンロードしたアーカイブを解凍し、「VSubst」アプリケーションをダブルクリックして起動します。

3. 起動したウィンドウで、まずドロップダウンメニューからフォルダに割り当てたいドライブ文字を選択します。ここでは例として「S:」を選択しました。

4. 次に「虫眼鏡」アイコンをクリックして、ドライブとしてマウントしたいフォルダを指定します。ここではDropboxフォルダを選びました。

必要に応じて、「Apply virtual drives on Windows startup(Windows起動時に仮想ドライブを適用)」にチェックを入れておけば、PCの起動直後からフォルダにアクセスできるようになります。
最後に緑色の「+」アイコンをクリックすると、仮想ドライブが作成されます。エクスプローラーを開くと、「PC」の一覧に新しく作成されたドライブが表示されているはずです。

削除したい場合は、該当エントリを選択して「×」アイコンをクリックするだけです。
手動で仮想ドライブを作成する方法
サードパーティ製ソフトに頼りたくない場合は、Windowsの標準機能だけで同じことが実現できます。
1. エクスプローラーを開き、以下のパスをアドレスバーに貼り付けてスタートアップフォルダへ移動します。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
注意:「ユーザー名」の部分は、ご自身のログインユーザー名に置き換えてください。
2. フォルダ内の空いている場所で右クリックし、「新規作成 → ショートカット」を選択します。

3. 「項目の場所」には、次のコマンドを入力します。
subst X: "フォルダへのパス"
「X:」は使用したいドライブ文字に、「フォルダへのパス」はマウントしたいフォルダのパスにそれぞれ置き換えます。例:subst S: "C:\Dropbox"

4. 「次へ」をクリックし、ショートカットに分かりやすい名前を付けます。

「完了」をクリックすると、スタートアップフォルダに新しいショートカットが作成されます。このショートカットをダブルクリックすれば、フォルダが仮想ドライブとしてマウントされます。スタートアップフォルダに置かれているため、次回以降もPCを起動するたびに自動的にマウントされるのがポイントです。
仮想ドライブを削除したい場合は、ショートカットファイルを削除するだけでOKです。
まとめ
フォルダを仮想ドライブとしてマウントすれば、ワンクリックで目的のフォルダへ素早くアクセスできるようになります。特に、専用フォルダを持つDropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウドストレージサービスとの相性は抜群です。ぜひ一度試してみて、その便利さを実感してみてください。
-
【Windows 10】標準のデータフォルダを別のドライブに移動する方法
Windowsでは、デフォルト設定として、ユーザーのファイルやフォルダはすべてCドライブ以下の標準フォルダに保存されます。「デスクトップ」「ダウンロード」「ドキュメント」「ミュージック」「ピクチャ」といったフォルダがそれに該当します。この構成は、Windowsの初期セットアップ時にユーザーアカウントを作成する際に自動的に設定されるものです。 この仕様は長年にわたって変わることがなかったため、Windowsユーザーにとってはごく自然な存在でした。しかし、Windows 10では従来の慣習を見直し、ユーザーがこれらのデフォルトフォルダをセカンダリドライブへ移動できるようになりました。これにより、シ
-
Windows 10 でドライブを非表示にする3つの方法【初心者向け解説】
パソコンには、写真、動画、書類など、機密性の高い大切なデータが数多く保存されているものです。こうしたデータを覗き見から守るために、ファイルやフォルダを個別に非表示にしている方も多いでしょう。しかし、隠したいファイルが大量にある場合、一つひとつ手作業で隠していくのは非常に手間のかかる作業です。そんなときにおすすめなのが、機密情報を含むファイルやフォルダを特定のドライブにまとめ、そのドライブごと非表示にする方法です。ドライブを非表示にすれば、PCにアクセスした人はドライブ自体が存在しないと認識するため、個人情報をより確実に保護できます。 Windows でドライブを非表示にする ご存じのとおり、パ