【Windows】フォルダ内のファイル一覧をコピー・作成する2つの方法
フォルダ内のファイル一覧が必要になる場面は、それほど頻繁ではありませんが、たまに訪れます。ファイル名の一覧表を作りたい、すべてのファイル名をまとめてコピーしたい、Excelにファイル名リストを書き出したいなど、理由はさまざまです。しかし残念ながら、Windowsにはフォルダ内の全ファイル名を一覧化する標準機能が用意されていません。
とはいえ、Windowsでファイル一覧を作るのは決して難しいことではありません。この記事では、コマンドプロンプトを使う方法と、右クリックメニューからワンクリックでコピーできるようにする方法の2つを紹介します。
方法1:コマンドプロンプトでファイル一覧を作成する
最も手軽なのが、コマンドプロンプトのDIRコマンドを使う方法です。これにより、ファイル名の一覧をテキストファイルとして書き出せます。
まず、一覧を作成したいファイルが入ったフォルダを開きます。次に、フォルダ内で「Shift + 右クリック」を行い、「コマンドウィンドウをここで開く」を選択してください。なお、Windows 10の比較的新しいバージョンでは、この項目が「PowerShellウィンドウをここで開く」に置き換えられている場合があります。その場合でも、後述のコマンドはそのまま使用できます。

すると、そのフォルダがカレントディレクトリとなった状態でコマンドプロンプトが起動します。以下のコマンドをコピーして実行しましょう。
dir /b /a:-d /o:n > filelist.txt
コマンドを実行すると、すぐに現在のフォルダ内に「filelist.txt」というテキストファイルが作成され、フォルダ内のファイル一覧が書き込まれます。このコマンドの便利な点は、ファイルのみを対象とし、サブフォルダ(ディレクトリ)は無視してくれるところです。
フォルダも一覧に含めたい場合は、代わりに以下のコマンドを使用してください。
dir /b /a /o:n > filelist.txt
先ほどのコマンドから-d属性を取り除いただけです。これでフォルダも一覧に含まれるようになります。ちなみに/o:nスイッチは、一覧を名前順に自動的に並べ替えるためのオプションです。
方法2:右クリックメニューに「ファイルリストをコピー」を追加する
ファイル一覧を頻繁に作成する必要があるなら、毎回コマンドを入力するのは面倒です。そこでおすすめなのが、右クリックのコンテキストメニューに「ファイルリストをコピー」オプションを追加する方法です。一度設定してしまえば、クリック一つでファイル一覧をクリップボードにコピーでき、好きな場所に貼り付けられるようになります。
設定にはレジストリエディタを使用します。まず、スタートメニューで「regedit」と検索し、レジストリエディタを開いてください。

Windowsのレジストリエディタが開いたら、以下の場所へ移動します。
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell

「shell」キーを右クリックし、「新規 → キー」を選択します。

新しいキーの名前を「copylist」と入力してEnterキーを押します。

新しく作成したキーには、既定で値のデータが空の文字列値「(既定)」が含まれています。この「(既定)」をダブルクリックし、値のデータに「ファイルリストをコピー」と入力して「OK」をクリックしましょう。ここに入力したテキストが、右クリックメニューに表示される項目名になります。お好みに合わせて自由に変更しても構いません。

次に、「copylist」キーを右クリックし、「新規 → キー」を選択します。

キー名は「command」と入力してください。

このキーにも既定値があるので、「(既定)」をダブルクリックして値の編集画面を開き、以下のコマンドを入力して「OK」をクリックします。
cmd /c dir "%1" /b /a:-d /o:n | clip
補足:ファイルだけでなくフォルダも一覧に含めたい場合は、/a:-dを/aに置き換えてください。

これで設定完了です。以降は、ファイル一覧を取得したいフォルダを右クリックして「ファイルリストをコピー」を選ぶだけで、一覧がクリップボードにコピーされます。あとはメモ帳やExcelシートなど、好きな場所に貼り付けるだけです。

ぜひこの方法を試してみて、使い勝手や気づいた点があれば、コメント欄で感想や体験談をシェアしてください。
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