Windows 10でUSBフラッシュドライブを使う方法【接続から取り外し・フォーマットまで完全ガイド】
フラッシュドライブ(サムドライブ、USBメモリとも呼ばれます)は、データを保存するための小型の記憶装置です。手のひらに収まるサイズで持ち運びやすく、USBポートを備えたパソコンや機器であれば、どんなものにも接続して使えます。「フラッシュドライブ」という名前は、NAND型およびNOR型フラッシュメモリチップを使用していることに由来します。特にNAND型フラッシュメモリは、あらゆる種類のファイルを保存可能です。
保存容量は製品によって異なります。一般的に入手できる最小容量は16GB程度。ハイエンドでは1TBの製品も登場していますが、価格は150ドル(約2万円)を超えます。コストパフォーマンスに優れたミドルクラスとしては、SanDisk「Cruzer」の256GBモデルがおすすめです。
フラッシュドライブの使い方
まずは基本的な使い方の手順を解説し、その後、名前の変更やフォーマットといったその他の活用方法についてもご紹介します。
Windows 10 PCにUSBフラッシュドライブを接続する
Windows 10が動作しているパソコン(ノート型・デスクトップ型を問わず)には、必ず1つ以上のUSBポートが搭載されています。機種によっては6〜8個のポートを持つものもあります。ポートはノートPCなら側面に、デスクトップタワーなら前面または背面にあるのが一般的です。
場所がわからない場合は、ポートの横にあるUSBアイコン(上の写真参照)を探してみてください。
すべてのポートが使用中の場合は、いずれかのデバイスを一時的に取り外す必要があります。心配いりません。フラッシュドライブの使用が終わり次第、すぐに元に戻せばOKです。
フラッシュドライブは、パソコンの電源が入っていても切っていても挿入できます。ポートにまっすぐ差し込み、奥までしっかりと挿入してください。
アクションを選択する
a) パソコン稼働中にフラッシュドライブを接続し、かつ b) AutoPlay(自動再生)設定をカスタマイズしていなければ、ドライブが接続されたことを知らせる通知がWindowsから表示されます。
通知をクリックすると、今後フラッシュドライブを接続した際にWindowsが実行するアクションを選択できます。通常のフラッシュドライブであれば、「何もしない」または「常にエクスプローラーで開く」のどちらかを選ぶのが基本です。
選択しなかった場合、ドライブを接続するたびに同じ通知が表示され続けます。
最初の選択は、Windows 10の設定アプリからいつでも変更可能です。スタートメニューを開き、設定 > デバイス > 自動再生へ進みましょう。ウィンドウ上部のトグルスイッチで、すべての新しいデバイスに対する自動再生をオフにすることもできますし、リムーバブルドライブやメモリカードなど、過去に接続した各デバイスごとに個別の設定を行うこともできます。
USBフラッシュドライブでファイルを読み書きする
多くの方がフラッシュドライブを活用したい場面は、デバイス間でのファイル移動でしょう。なお、フラッシュドライブはAndroid TVボックス、プリンター、スピーカーなどの機器でも利用できます。
フラッシュドライブ内のファイルを確認するには、エクスプローラーを起動します。タスクバーにショートカットがあるはずです。見当たらない場合は、スタートメニューを開いて「エクスプローラー」と入力して検索しましょう。
エクスプローラーの左側パネルにある場所の一覧から、自分のフラッシュドライブを選択します。
ここからは、ドラッグ&ドロップでUSBメモリとパソコンの間を自由にファイルを行き来させられます。また、各アプリの名前を付けて保存ダイアログでも、保存先としてドライブが表示されます。
注意したいのは、USBフラッシュドライブ上で削除したファイルはごみ箱に入らず、完全に消去されるという点です。誤って削除しないよう十分気をつけてください。データ復旧を試みる方法もありますが、成功する保証はありません。
Windows 10でフラッシュドライブを安全に取り外す
フラッシュドライブを使い終えたら、正しい手順でパソコンから取り外す必要があります。
手順を踏まずにポートから引き抜くと、ドライブ内のデータが破損する恐れがあります。最悪の場合、データは二度と復元できません。
安全な取り外し方はいくつかあります。最も一般的なのは、タスクバー右端の小さな矢印をクリックし、USBアイコンを選択して、ポップアップメニューから[デバイス名] を取り出すを選ぶ方法です。
もうひとつの方法は、エクスプローラーを開き、左側パネルのフラッシュドライブを右クリックして、表示される選択肢から取り出しを選ぶことです。
フラッシュドライブの名前を変更する
フラッシュドライブには任意の名前を付けることができます。この名前はデバイス自体に保存されるため、別のパソコンに接続しても同じ名前が表示されます。
名前を変更するには、フラッシュドライブをパソコンに接続してエクスプローラーを開きます。次に、USBアイコンを右クリックして名前の変更を選択しましょう。
フラッシュドライブをフォーマットする
Windows 10のフォーマット機能を使えば、フラッシュドライブ内の全データを消去できます。機密情報が保存されていたデバイスを処分する場合や、譲渡・売却を予定している場合に役立ちます。
Windowsでフラッシュドライブをフォーマットするには、まずUSBメモリをパソコンに接続し、エクスプローラーを開いて左側パネルのUSBドライブを右クリックします。コンテキストメニューからフォーマットをクリックしてください。
フォーマット時にはさまざまなオプションを選べます。デバイスに応じて、ファイルシステム、アロケーションユニットサイズ、ボリューム名を変更できます。ほとんどの場合、デフォルト設定のままで問題ありません。
また、「クイックフォーマット」と「完全フォーマット」のどちらかを選択できます。完全フォーマットにはかなりの時間がかかりますが、古いデータの痕跡をより徹底的に消去できる点がメリットです。
フラッシュドライブは安全?セキュリティについて
初期状態のままでは、残念ながら答えは明確な「ノー」です。フラッシュドライブを放置すれば、手にした第三者が誰でも中身にアクセスできてしまいます。重要なUSBメモリを紛失してしまった著名人は少なくありません。あなたも同じ失敗をしないよう注意しましょう!
Windows 10でリムーバブルストレージを安全に使う方法について詳しく知りたい方は、フラッシュドライブの暗号化に関する記事もぜひご覧ください。
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