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USBメモリからWindows 8を直接起動・実行する方法【ポータブルOS化ガイド】

Windows 8は、Metro UI(タイル型インターフェース)を搭載しながらも、システムリソースの消費を抑え、比較的小さなディスク容量でインストールできるのが特徴です。この特性を活かせば、LinuxのLiveCDのように、USBメモリから直接Windows 8を起動して実行することが可能です。

本記事では、Windows 8がインストールされていないパソコンでも、USBメモリを挿すだけでOSを単独で動かす方法を解説します。なお、これは「USBメモリ経由でPCにWindows 8をインストールする方法」ではない点にご注意ください。あくまでUSBメモリ上でOSを持ち運び、任意のパソコンから直接起動するための手順です。

事前準備:必要なもの

作業を始める前に、以下のものを揃えておきましょう。

  • 32GB以上の容量があるUSBメモリ
  • Windows 8のISOイメージまたは正規のインストールメディア(x86版)
  • Windows自動インストールキット(AIK)※まだインストールしないこと
  • Windows 7がインストールされたパソコン

必要なものが揃ったら、USBメモリをパソコンに接続します。

注意:この手順を実行すると、USBメモリ内のデータはすべて消去されます。重要なデータが残っていないか、必ず事前に確認してください。

ステップ1:USBメモリの初期化とフォーマット

まず、コマンドプロンプトを管理者権限で開きます(スタートメニューの「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択)。以下のコマンドを順番に入力し、各コマンドの後は必ずEnterキーを押してください。

1. DISKPARTと入力して、ディスク管理ツールを起動します。

DISKPART

2. 接続されているディスクの一覧を表示します。

LIST DISK

ディスク番号付きの一覧が表示されるので、そこから自分のUSBメモリを探してください。表示例は以下の通りです。

USBメモリからWindows 8を直接起動・実行する方法【ポータブルOS化ガイド】

3. USBメモリを選択します。「X」には一覧の左端に表示されているUSBメモリのディスク番号を入力します。ここで別のディスクを選んでしまうとデータを消去してしまう恐れがあるため、番号は慎重に確認してください。

SELECT DISK X

4. ディスクをクリーンアップし、新しいプライマリパーティションを作成します。

CLEAN
CREATE PARTITION PRIMARY

5. パーティションをNTFS形式でクイックフォーマットします。

format fs=ntfs quick

6. 作成したパーティションをアクティブ(起動可能)に設定します。

ACTIVE

7. DISKPARTを終了します。

EXIT

これでUSBメモリ側の準備は完了です。次はいよいよWindows 8を書き込んでいきましょう。

ステップ2:Windows 8の展開とブート設定

以下の手順は、記載どおり正確に進めてください。手順を飛ばしたり順序を間違えたりすると、正常に起動できなくなる可能性があります。

1. Windows 8のISOイメージをマウントするか、インストールDVDを光学ドライブに挿入します。

2. DVDまたはイメージの中から「install.wim」というファイルを探します。エクスプローラー右上の検索ボックスを使うと簡単に見つけられます。これは圧縮されたイメージファイルです。

USBメモリからWindows 8を直接起動・実行する方法【ポータブルOS化ガイド】

3. 見つけたinstall.wimを、パソコンのローカルドライブなど分かりやすい場所にコピーしておきます。

4. まず.NET Framework(できるだけ最新版)をインストールします。Microsoftの公式サイトからダウンロードできます。

5. 続いて、事前にダウンロードしておいたWindows自動インストールキット(AIK)をインストールします。

6. コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してWIMイメージをマウントします。

imagex.exe /mount path x:\

「path」には手順3でinstall.wimをコピーした場所のパスを、「x」にはUSBメモリのドライブ文字をそれぞれ置き換えて入力してください。以降のコマンドに登場する「x:\」もすべて同様に読み替えてください。

7. 次に、以下の2つのコマンドを続けて入力します。

imagex.exe /apply install.wim 1 x:\
bcdboot.exe x:\windows /s x: /f ALL

これにより、install.wimの内容がUSBメモリへ展開され、起動に必要なブート構成データ(BCD)が作成されます。

8. 最後に、BIOS(UEFI)の起動順位設定でUSBメモリを最優先のブートデバイスに変更し、パソコンを再起動します。

初回起動時にプロダクトキーの入力を求められる場合があります。ライセンスキーを入力すれば、そのままWindows 8のデスクトップを使用できます。

うまくいかないときは?

手順どおりに進めてもうまくいかない場合は、コメント欄でお気軽にご質問ください。また、初心者の方へのアドバイスや手順の改善案があれば、そちらもぜひコメントで共有してください。テクノロジーをもっと身近に、もっと便利にするために、みんなで知識をシェアしていきましょう。

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