Windowsでフォルダアクションを使って作業を自動化する方法
Macユーザーなら、特定のフォルダに「フォルダアクション」を設定できる機能をご存じかもしれません。この機能を使うと、ファイルがフォルダに追加されたタイミングで特定のイベントを自動的に実行できます。Windowsには標準でこの機能がありませんが、フリーソフト「Folder Actions for Windows」を利用すれば、Macと同じようなフォルダアクションをWindows上で簡単に実現できます。
主な機能
Folder Actions for Windowsでは、特定のフォルダに紐づけて実行できるさまざまなアクションが用意されています。主な機能は以下の通りです。
- 新規ファイルの通知を表示
- ファイルを別フォルダへ自動的に移動またはコピー
- 画像ファイルの形式変換
- 音声ファイルの形式変換
- 動画ファイルの形式変換
- ファイルの圧縮・解凍
- ユーザー定義アクション
フォルダアクションの基本的な使い方
Folder Actionsは非常に高機能ですが、操作はとてもシンプルです。基本的な設定手順を順番に見ていきましょう。
1. 緑色の「+」ボタンをクリックして、フォルダアクションを適用したいフォルダを追加します。

2. 右側のパネルで、実行したいアクションを選択します。デフォルトでは何も選択されていません。ここでは例として「Show new file alert, copy, move files(新規ファイル通知・コピー・移動)」を選択し、サブオプションの「Show new file alert(新規ファイル通知)」を有効にします。

3. ファイルをフォルダにコピーして、設定したフォルダアクションをテストします。新しいファイルが検出されたことを知らせるポップアップが表示され、そのファイルを開くかどうかを尋ねられます。

ファイル変換機能の詳細
Windowsでフォルダアクションを活用する際に特に便利なのが変換機能です。ここでは、各変換機能についてもう少し詳しく解説します。
画像ファイルの変換
この機能では、多数の画像形式からJPG、TIF、BMP、PNG、GIFへの自動変換が可能です。ファイル形式に応じて圧縮率(または色深度)を設定できるほか、画像に回転を加えたり、変換後の出力先フォルダを指定したりすることもできます。さらに、処理後に元のファイルを自動削除する設定も可能です。
音声ファイルの変換
音声ファイルはMP3、AC3、FLAC、OGG、WAV形式へ自動変換でき、音質も細かく設定できます。画像と同様に、変換後のファイルを別フォルダへ移動したり、処理後に削除したりすることもできます。
動画ファイルの変換
動画ファイルはMP4、FLV、3GP、AVI、MPEG形式へ自動変換できます。品質オプションの設定に加え、変換後のファイル移動や自動削除にも対応しています。
ユーザー定義アクションでさらに自由に
Folder Actionsを特に強力にしているのが、ユーザー定義アクションを作成できる機能です。これにより、バッチファイルを実行したり、プログラム内から直接バッチファイルを作成したりできます。バッチファイルに馴染みがない方にとっては、この機能の活用は少しハードルが高く感じるかもしれません。入門向けのバッチファイルチュートリアルも公開されていますが、バッチファイルを本格的に活用するには、いずれにしてもMS-DOSコマンドの基礎知識が必要になります。
まとめ
Folder Actions for Windowsは、これまで手作業で行っていたさまざまなタスクを自動化できる強力なアプリケーションです。このソフトを活用して作業効率を向上させるアイデアや、Windowsでフォルダアクションを実現する他の方法をご存じの方は、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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