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USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

なぜパスワードの直接共有は危険なのか

ワイヤレス接続のセキュリティ確保は、パスワードを入力するだけで簡単に行えます。しかし、無線接続が脆弱になる原因はセキュリティ機構そのものではなく、むしろセキュリティキーの共有方法にあることが少なくありません。オフィス環境など、多くの人とセキュリティキーを共有している場合、無線セキュリティが侵害されるリスクは高まります。ほとんどの人は、自分では気づかないうちにセキュリティキーを漏えいしてしまうのです。

そこで便利なのが、あるコンピュータで設定したワイヤレス設定を、セキュリティキーを他人に開示することなく、複数のコンピュータへコピーして適用できる方法です。追加のソフトウェアをインストールする必要はなく、設定は自動的に構成されます。

この方法は、多数のPCをワイヤレス接続で運用するネットワーク管理者にとって特に有用です。管理者は各システムを一つずつ回って設定する必要がなく、この手法を使えば任意のコンピュータのワイヤレス設定を自動的に構成できます。

注意: 設定の保存(書き出し)はWindows 7でのみ行えますが、保存されたワイヤレス設定は、その他のWindows OSにも適用可能です。

USBフラッシュドライブへのワイヤレス設定の保存手順

それでは、ワイヤレス接続の設定をUSBフラッシュドライブに保存する具体的な手順を見ていきましょう。

1. ネットワークと共有センターを開く

すでにワイヤレス設定が済んでいるWindows 7のコンピュータで、次の場所へ移動します。
コントロールパネル → ネットワークの状態とタスクの表示

USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

2. 「ワイヤレスネットワークの管理」を選択

左側のペインから「ワイヤレスネットワークの管理」を選択します。

USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

3. 共有するネットワークのプロパティを開く

USBドライブ経由で共有したいワイヤレスネットワークを選択し、右クリックして「プロパティ」を選びます。

USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

4. USBフラッシュドライブへのコピーを実行

次のウィンドウに「このネットワークプロファイルをUSBフラッシュドライブにコピーする」という項目が表示されます。これをクリックしてください。

USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

5. USBフラッシュドライブを挿入する

続行するにはUSBフラッシュドライブを挿入する必要があります。挿入しない限り、「次へ」ボタンはグレーアウトしたまま操作できません。

USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

6. 設定の自動コピー

「次へ」ボタンをクリックすると、設定が自動的にUSBフラッシュドライブへコピーされます。

USBメモリを使ってワイヤレス接続設定を安全に共有・展開する方法

7. 各OSへの適用方法

Windows 7、Windows Vista、Windows XPそれぞれに設定をインストールするための手順書も一緒に作成されます。対象のPCでは、USBフラッシュドライブを挿入し、ドライブ内の setupSNK.EXE という名前の実行ファイルを起動するだけです。設定は対象OSに自動的に反映され、追加の構成作業は一切不要です。

生成されるファイルの中身と活用方法

USBフラッシュドライブの中を確認すると、ワイヤレス接続ウィザードによって、2つのファイル(SetupSNKAUTORUN)と1つのフォルダ(SMRTNTKY)が作成されていることがわかります。すべてのユーザーに各自でワイヤレス接続を設定させたい場合は、フォルダとEXEファイルをネットワークドライブやその他の共有場所にコピーしてもかまいません。また、これらのファイルをCD-ROMに書き込めば、設定をどこにでも持ち運べます。設定はそのままの状態で機能します。

ネットワーク管理者として、Windows XP以降以外のOSに同じ設定を適用したい場合は手動での作業が必要になりますが、SMRTNTKYフォルダ内にワイヤレスネットワーク接続に関する詳細情報がすべて格納されています。テキストファイル「WSETTING」には、SSIDや暗号化方式など設定内容の詳細がすべて記録されています。

ファイルの管理には十分注意を

最後に重要な点として、これらのファイルは必ず厳重に管理してください。ファイルを紛失することは、ハッカーに対して玄関の扉を大きく開けておくのと同じことです。取り扱いには十分ご注意ください。

画像クレジット: dana~2

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