Windowsの「設定」「エクスプローラー」「Microsoft Store」を置き換えたら作業効率が劇的に向上した話
2026年を迎えた今でも、Windowsの中核アプリの一部は驚くほど非効率なままです。設定アプリは目的の項目を見つけにくく、ファイルエクスプローラーは機能が物足りなく、Microsoft Storeに至っては最低限の作り。とはいえ、Windowsの魅力のひとつは、優れた代替アプリに事欠かないことです。
そこで筆者は、Windowsの最重要アプリ3つをより優れたサードパーティ製アプリへと置き換えてみました。結果、もう純正アプリには戻れません。「Wintoys」で設定をすばやくコントロールし、「Files」で自由度の高いファイル管理を実現し、「UniGetUI」でアプリのインストールと更新をラクに管理。この組み合わせだけで、日常のPC操作が格段に快適になりました。
Wintoysが一掃する、Windows設定アプリの“迷路”
Windows設定アプリ最大の問題は、ユーザーフレンドリーではない点です。いざ何かをしようとすると、カテゴリとサブメニューの迷路に放り込まれます。探している項目が設定アプリにあるのか、旧コントロールパネルにあるのか、それとも全く別の場所にあるのか、半分以上は確信が持てないはずです。
Wintoysは、まさにこの悩みを解決してくれるアプリです。重要な設定をすべて1つのクリーンなインターフェースに集約しているため、延々とクリックを繰り返したり、検索に頼ったりする必要がありません。
すべての項目は6つのカテゴリに整理され、どれも直感的に理解できるのが嬉しいところ。「パフォーマンス」タブではスタートアップアプリの管理、バックグラウンド動作の制御、ゲーム関連設定の調整が可能です。「ヘルス」セクションにはPCを快適に動かし続けるためのオプションが集まり、ストレージセンサー、キャッシュのクリーンアップ、Windows Updateの管理などにアクセスできます。
「Tweaks(調整)」セクションでは、プライバシー設定の管理、システム全体の広告の無効化、スタートメニュー・デスクトップ・エクスプローラーの動作カスタマイズなどが行えます。もちろん、これらの設定はすべて純正の設定アプリにも存在しますが、埋もれていたりあちこちに散らばっていたりして、とても管理しづらいのが実情です。
Wintoysが本当に便利なのは、設定アプリには存在しないオプションまで備えている点です。コマンドプロンプトを開かずにSFC・DISM・CHKDSKのスキャンを実行でき、「Ultimate Performance」電源プランの解放、システムサービスの管理、高速スタートアップのオン/オフまで可能です。おかげで、筆者が設定アプリを直接開く機会はほぼなくなりました。
WinToys
対応OS:Windows
価格モデル:無料
Wintoysは、PCの最適化・デブロート(不要機能の削除)・修復・カスタマイズを1つの画面からまとめて行える無料アプリです。レジストリを直接編集する知識も、専門的なスキルも一切不要です。
Microsoftが届けなかった理想のファイラー「Files」
これぞモダンなファイルブラウジング
ファイルエクスプローラーは誰もが必ず使うアプリであり、確かにここ数年で大きく進化しました。しかし「Files」アプリを一度使ってしまうと、今まで自分が何を損していたのかに気づきます。
まず目を引くのがデュアルペインレイアウトです。ウィンドウを上下または左右の2分割にして、両方を同時に操作できます。タブを切り替えたり、複数のウィンドウを行き来したりするよりもはるかに効率的です。
カラム表示も秀逸な機能です。同じウィンドウ内でフォルダを開く代わりに、クリックするたびに隣の列へ次の階層が展開されていきます。まるでmacOSのFinderからそのまま borrowed してきたような感覚です。さらにタグ機能も搭載されており、「仕事」「プライベート」などの分類でファイルを整理できます。
個人的なお気に入りは「Compact Overlay」機能です。小さな常に最前面表示のウィンドウを開けるため、マルチタスクとの相性が抜群です。細かい部分でもFilesは標準エクスプローラーより優れています。たとえばフォルダサイズを一覧に直接表示してくれるため、プロパティ画面を開いて確認する手間がありません。ホットキーのカスタマイズにも対応しており、キーボードだけでほぼすべての操作を完結できます。
そして何より、Filesはデザインが非常にモダンでおしゃれです。些細なことに思えるかもしれませんが、定番のエクスプローラー代替アプリを試したことがある人なら、これがいかに珍しいことか分かるはずです。
FilesはMicrosoft Storeでは有料アプリですが、GitHubページから無料でダウンロードできます。気に入ったら開発者を支援する意味でも、購入を検討する価値は十分にあります。
Files App
対応OS:Windows
価格モデル:無料(有料版あり)/オープンソース
開発者:Yair Aichenbaum
Filesは、Windowsのファイルエクスプローラーの置き換えとして設計されたファイル管理ツールです。ドキュメントやデータの整理・保存・アクセスを快適にしてくれます。
UniGetUIがMicrosoft Storeを時代遅れに感じさせる
アプリ管理を驚くほど手軽に
Microsoft Storeには特別な不満はありません。仕事はこなしてくれます。しかし使い勝手という点では、本格的なパッケージマネージャーには到底及びません。UniGetUIは、まさにその“本格的なパッケージマネージャー”です。
Winget、Scoop、Chocolateyなど複数のパッケージマネージャーのGUIフロントエンドとして動作するため、膨大なソフトウェアライブラリへアクセスできます。アプリの検索・インストール・管理をすべて1か所から行え、Storeの遅くて制約の多い体験と比べると、速く、直接的で、シンプルさが心地よいほどです。
筆者のお気に入りは一括インストール機能です。毎日使うものではありませんが、新しいPCのセットアップ時や、多数のアプリをまとめて試すときに絶大な威力を発揮します。逆向きの操作も同様で、不要になったアプリをまとめてアンインストールし、環境をクリーンに保つこともできます。
アップデート管理も手間いらずです。更新が利用可能になるとUniGetUIが通知してくれ、すべてをワンクリックで一括適用できます。特定のアプリだけ更新対象から除外したい場合も、除外設定で簡単に対応できます。
UniGetUI
対応OS:Windows
開発者:Martí Climent
個人向け価格:無料
UniGetUIは、Windows PCでのアプリのインストール・更新・アンインストールを簡単にする、無料のオープンソースGUIツールです。
まとめ:置き換えるだけで、PCが生まれ変わる
これら3つのアプリへの置き換えで、最も頻繁に触れる部分が一気に改善され、それだけで大きな違いが生まれました。すべての操作がより速く、滑らかになり、ストレスも格段に減っています。強いて不満を上げるなら、「もっと早く切り替えなかったこと」を後悔するくらいです。
著者プロフィール
Pankilはインド・アーメダバード出身の元土木技師で、現在はフリーランスライターとして活躍しています。2021年からWindows、Android、iOS関連の記事を執筆し、MakeUseOf、GuidingTech、TechWiserなど reputable な媒体で1,200本以上の記事を発表。WindowsとAndroidの長年のユーザーとして、ハウツーやトラブルシューティングガイドを得意としています。執筆以外の時間はサッカー観戦と、妻との海外旅行の計画を楽しんでいます。
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