Mac
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Mac

Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

Windowsと違い、macOS(OS X)にはOS全体をバックアップドライブへ保存できる優れた純正ツールが標準搭載されています。Windowsにも「システムイメージ」を作成する機能はありますが、これはWindows 7時代の名残であり、特にフルリストアを行う際には扱いづらいのが実情です。

Windowsシステムの確実なバックアップと復元には、サードパーティ製のクローンユーティリティを使うのが一般的ですが、MacならTime Machineを使うだけで、自動バックアップの手軽さと簡単な復元機能をそのまま享受できます。

さらにTime Machineは、OS全体の復元だけでなく、個別のファイルやフォルダだけを取り出して復元することも可能です。この柔軟性こそが、Time Machine最大の魅力といえるでしょう。

Time MachineでMacをバックアップする手順

1. バックアップ先のディスクを用意する

Macのバックアップには、内蔵・外付けを問わず完全に独立したハードドライブを専用に用意するのがベストです。接続方式はUSB、FireWire、Thunderboltいずれにも対応しています。また、Apple File Protocol(AFP)に対応したネットワークドライブ(NASなど)も利用可能です。基本ルールとしては、「OS X上でディスクとして認識できれば、Time Machineのバックアップ先として使える」と考えて問題ありません。

2. システム環境設定からTime Machineを開く

まず「システム環境設定」を開き、「Time Machine」を選択します。

Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

3. バックアップディスクを選択する

「バックアップディスクを選択」をクリックし、Time Machineのバックアップ先となるドライブまたはパーティションを選びます。

Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

使用するディスクを選択したら、「ディスクを使用」をクリックします。なお、チェックボックスにチェックを入れることでバックアップを暗号化することもできますが、その分バックアップにかかる時間は長くなります。セキュリティを重視する方は有効にしておくと安心です。

Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

4. 自動バックアップを有効にする

「自動的にバックアップ」にチェックが入っていれば、設定完了から数分後には最初のバックアップが自動的に開始されます。

Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

5. メニューバーから手動でバックアップする

「メニューバーにTime Machineを表示」にチェックを入れておけば、画面上部のメニューバーにあるTime Machineアイコン(反時計回りの矢印が付いた時計マーク)をクリックし、「今すぐバックアップ」を選択することで、いつでも手動バックアップを実行できます。

6. バックアップ対象から不要な項目を除外する

最後に、Time Machineの画面にある「オプション」ボタンをクリックすると、バックアップから除外したいファイルやフォルダを指定できます。容量の大きい動画ファイルや一時ファイルなどを除外すれば、バックアップ時間とディスク容量を大幅に節約できます。

Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法 Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

バックアップにかかる時間の目安

以上で設定は完了です。バックアップの完了までにかかる時間は、データ量によって大きく異なります。参考までに、筆者の場合は約400GBのデータを外付けUSBドライブにバックアップするのに10時間ほどかかりました。初回バックアップは気長に待つつもりでおりましょう。

とはいえ心配は無用です。バックアップはバックグラウンドで処理されるため、その間も普段どおりMacを使用し続けることができます。

今後の記事では、Time Machineを使って個別のファイルやフォルダを復元する方法、そしてシステム全体が故障した場合にMacを丸ごと復元する方法についても詳しく解説する予定です。お楽しみに!

  1. Time MachineでMacをバックアップ・復元する方法を徹底解説

    大切な写真やデータのバックアップはきちんと取っていますか?思い出を残すために大量の写真を撮る人は多いものの、バックアップをしていなければ、いつデータを失ってもおかしくありません。Macのバックアップを定期的に取っておけば、システムの不具合、ハードドライブの故障、ファイルの破損、ウイルス感染、マシンのクラッシュなど、どんなトラブルが起きても大切な思い出を守ることができます。そこで活躍するのが、Apple純正のバックアップツール「Time Machine」です。自動でバックアップを行えるうえ、操作も非常にシンプル。バックアップしたくないファイルを除外できる柔軟性も魅力です。また、ハードドライブ全体

  2. Macのバックアップ完全ガイド!失いたくないデータを守る3つの方法(2022年版)

    MacBookのバックアップは、毎日意識するような作業ではありませんよね。しかし、優先順位が低いからといって後回しにしていると、いざというときに取り返しのつかない事態になりかねません。大切な写真や動画が保存されたハードディスクが突然故障したら、どうなるでしょうか。信じられないかもしれませんが、時間の経過とともにほぼすべてのデバイスでこのようなトラブルは起こり得ます。だからこそ、Macのバックアップ方法を学び、写真・動画・書類・その他の重要なファイルや設定をしっかり保護しておくことが不可欠なのです。MacBookをバックアップする3つの方法方法1:Time Machineでバックアップするには?