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macOS CatalinaでTime Machineエラー45を解決する方法

Macでファイルをバックアップする方法として、最も人気があり便利なのが「Time Machine」です。Macに直接接続した外付けドライブや、AppleのTime Capsuleなどのリモートバックアップドライブへデータを保存できます。

Time MachineはMacとの相性が抜群のバックアップツールです。一度設定してしまえば、あとの処理はすべて自動化・スケジュール化できるため、意識せずともバックアップが完了します。ただし、この内蔵バックアップ機能にも弱点がないわけではありません。

Time Machineの使用時によく遭遇する問題のひとつが「エラー45」です。macOSはエラー報告があまり丁寧ではないため、エラーの内容や原因を特定するのが難しいのが実情です。同じエラーに悩まされているMacユーザーの方は、ぜひ本記事の解決策を参考にしてください。

Time Machineのエラー45とは?

エラー45は、何らかの問題によりTime Machineがバックアップ処理を完了できないときに発生します。手動でバックアップを実行した際に表示されることが多いですが、スケジュールされた自動バックアップ中に起こる場合もあります。

プロのヒント:システムトラブルや動作の遅さの原因となるパフォーマンス問題、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ脅威を、Macスキャンで定期的にチェックしましょう。

このエラーが厄介なのは、保存先がどこであっても発生しうる点です。物理ドライブを使っているユーザーもリモートドライブを使っているユーザーも同様に被害を受けており、エラーがバックアップ先のドライブとは無関係である可能性を示しています。実際、以下のようなエラーメッセージが表示されます。

  • Time Machine couldn't complete the backup to "Volume."(Time Machineは「Volume」へのバックアップを完了できませんでした)
    The backup disk image "/Volumes/.timemachine/XXXX's AirPort Time Capsule._afpovertcp._tcp.local./0FC04105-0B94-4D2A-9BBF-B4E10A14D65C/Data/iMac-10DDB1B2FF81 (2).backupbundle" could not be accessed (error 45).(バックアップディスクイメージにアクセスできませんでした(エラー45))
  • Time Machine could not complete the backup.(Time Machineはバックアップを完了できませんでした)
    The backup disk image "/Volumes/backups/xxxx.sparsebundle" could not be created (error 45).(バックアップディスクイメージを作成できませんでした(エラー45))

このエラーはmacOSのバージョンに関係なく発生する可能性がありますが、影響を受けたユーザーの大多数はmacOS Catalinaへアップグレードした後にエラーに遭遇しており、アップデートが原因である可能性が示唆されています。

エラー45は多くの不便をもたらし、Time Machineが目指す「手間のかからないバックアップ」という目的に真っ向から反する存在です。

Time Machineでエラー45が発生する原因

NetgearのStoraやAppleのTime Capsuleなど、同一ネットワーク上にあるバックアップドライブを使用している場合、問題はネットワーク関連である可能性が高いです。Macがリモートストレージに正しく接続できず、バックアップ処理が先へ進まなくなっています。

バックアップ処理が開始されたもののエラー45で中断された場合は、ネットワーク接続の不安定さ、バックアップドライブの容量不足、あるいはバックアップ処理の一時的な不具合が考えられます。こうしたケースでは、Time Machineを再起動するだけで短時間で解決することが多いです。

物理ドライブを使用している場合は、ドライブがMacに正しく接続されておらず、バックアップ処理を続行できない可能性があります。また、スケジュールされたバックアップの実行中にコンピュータがスリープ状態へ移行すると、エラーが表示されるケースもあります。本来ならTime Machineはバックグラウンドで動作し続けるはずですが、何らかの理由でスリープ時に処理が中断されてしまうのです。

そのほか、破損したファイル、ストレージ不足、マルウェアなども、外付けドライブでTime Machineを使用する際にエラー45を引き起こす原因となります。

macOS Catalinaへのアップグレード後にエラーが発生した場合は、アップデートによってTime Machineのバックアップ処理の一部に不具合が生じた可能性があります。Appleからの公式修正を待つしかありませんが、その間はサードパーティ製のバックアップソリューションを活用するのも有効です。

MacでTime Machineのエラー45を修正する方法

このエラーへの対処法は、使用しているバックアップストレージの種類によって異なります。具体的な解決策に入る前に、まずエラー45に直面したときに試せる基本的なトラブルシューティングを確認しておきましょう。

  • インターネット接続を確認する。バックアップを正常に完了させるには、安定した接続が不可欠です。可能であれば有線接続へ切り替えるか、バックアップ中はWi-Fi信号の強い場所で作業しましょう。
  • バックアップドライブに十分な空き容量があるか確認する。特に、他のMacからもアクセスされるネットワークドライブを使用している場合は重要です。他のデバイスからどれほどのデータが保存されているかに気づいていないこともあるため、空き容量は定期的にチェックしましょう。外付けドライブの場合も同様です。容量が不足している場合は、Mac修復アプリでドライブをクリーンアップし、新たなバックアップ用のスペースを確保してください。
  • マルウェアをスキャンする。破損または感染したファイルをバックアップドライブへコピーすると、すべてのバックアップが感染する恐れがあります。これを防ぐため、バックアップ開始前に必ずスキャンを実行する習慣をつけましょう。

上記の手順で解決しない場合は、バックアップの種類に応じて以下の解決策を試してみてください。

物理ドライブでTime Machineを使用している場合

USBメモリや外付けHDDなどの物理ドライブでTime Machineを使用している方は、以下の対処法を試してください。

  1. ドライブをMacから取り外し、Time Machineを終了します。その後、ドライブを再接続してTime Machineを再度実行します。
  2. 必要に応じて、別のUSBポートやケーブルを使用します。
  3. 別のドライブを使ってバックアップを行い、元のドライブが破損・故障していないか確認します。

ネットワークドライブでTime Machineを使用している場合

ネットワークに接続されたドライブを使用している場合は、以下の手順を試してください。

  1. ストレージがネットワーク上で利用可能になっているか確認します。AppleのTime Capsuleを使用している場合は、「ユーティリティ」フォルダからAirPortユーティリティを起動し、利用可能なワイヤレスデバイスを検索します。Time Capsuleが見つからない場合は、一度電源を切ってから入れ直してください。
  2. Time Machineのバックアップ先を選択し直します。管理者アカウントでMacにサインインし、Appleメニューからシステム環境設定を開いてTime Machineを選択します。Time Machineをオフにしてからディスクを選択をクリックし、Time CapsuleまたはNASドライブを探してTime Machineボリュームとして設定し、正しいパスワードを入力します。最後にTime Machineをオンに戻せば、バックアップが正常に実行できるようになるはずです。

まとめ

Time Machineは、ユーザーが何もしなくても大切なファイルを確実に保存してくれる、Macの「設定して忘れる」バックアップツールです。しかし、macOSのバックアップ中にエラー45が発生した場合は、本記事で紹介した手順を試すことで問題を解決し、Time Machineのバックアップタスクを無事に完了させられるでしょう。

  1. Time MachineでMacを丸ごとバックアップする方法

    Windowsと違い、macOS(OS X)にはOS全体をバックアップドライブへ保存できる優れた純正ツールが標準搭載されています。Windowsにも「システムイメージ」を作成する機能はありますが、これはWindows 7時代の名残であり、特にフルリストアを行う際には扱いづらいのが実情です。 Windowsシステムの確実なバックアップと復元には、サードパーティ製のクローンユーティリティを使うのが一般的ですが、MacならTime Machineを使うだけで、自動バックアップの手軽さと簡単な復元機能をそのまま享受できます。 さらにTime Machineは、OS全体の復元だけでなく、個別のファイルや

  2. Time MachineでMacをバックアップする方法を徹底解説【手順付き】

    「データなしに情報は得られない。しかし、情報なしにデータは存在しえる。」〜ダニエル・キーズ・モーラン 人生であれ、どんな状況であれ、バックアッププランを持つことは常に大切ですよね。これは私たちのデータにも同じことが言えます。データは間違いなく、私たちにとって最も価値のある資産のひとつです。重要なファイルや書類、写真や動画として保存された大切な思い出、あるいはあらゆる種類のデジタル情報——そのすべてが該当します。 ディスクドライブのクラッシュやウイルス・マルウェアへの感染など、トラブルはいつ起こるかわかりません。しかし、データのバックアップがあれば、そんなときでも安心して対処できます。この記事