Mac
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Mac

PagesとNumbersはMacのWord・Excelの代わりになる?徹底比較解説

PagesとNumbersはMacのWord・Excelの代わりになる?徹底比較解説

長年にわたり、AppleのiWorkスイートは有料でした。Microsoft Officeほど高額ではありませんでしたが、80ドルという価格は決して「気軽に買える」ものではありませんでした。2014年にはMac版が1アプリあたり20ドルに値下げされ、Pagesだけが必要な人にとってはお得になりましたが、それでも多くの人が購入をためらうハードルであり続けました。そしてついに2017年、Appleは価格設定を完全に撤廃し、MacやiOSデバイスを一度でも購入したことがあるユーザーなら誰でも無料で使えるようになったのです。

Appleがアプリを無料配布するなら、老舗のMicrosoft Officeには到底及ばないのでは?と思われるかもしれません。ところが、実はそうとも限りません。WordやExcelほど多機能ではないものの、PagesとNumbersは多くの用途において十分すぎるほどの実力を持っているのです。

Apple Pages vs. Microsoft Word

PagesとNumbersはMacのWord・Excelの代わりになる?徹底比較解説

多くの場合、Microsoft Wordが必要かどうかは、すでにご自身で分かっているはずです。もしWordが必要かどうか確信が持てないのであれば、Pagesがぴったりの選択肢かもしれません。

Pagesは、ワープロソフトに期待される機能のほとんどを備えています。ドキュメントの作成・編集をはじめとする基本機能は一通り揃っており、すぐに作業を始められる豊富なテンプレートも用意されています。学校のレポート、履歴書、ニュースレター、さらには書籍執筆用のテンプレートまで含まれています。作業を始めた後も、フォントの変更、画像の挿入、スペルや文法チェックなど、期待通りの操作が直感的に行えます。

PagesがMicrosoft Wordに及ばない点のひとつが、相互運用性です。Wordは業界標準となっており、「docx」形式に依存しているユーザーは少なくありません。特に出版業界ではその傾向が顕著です。Pagesもこの形式でドキュメントをエクスポートできますが、取引先との間で.docxファイルを頻繁にやり取りする業務であれば、Wordが必要になる可能性が高いでしょう。判断に迷う場合は、Apple公式サイトでPagesとNumbersがサポートしているWordおよびExcelの互換機能に関する情報を確認することをおすすめします。

Apple Numbers vs. Microsoft Excel

PagesとNumbersはMacのWord・Excelの代わりになる?徹底比較解説

NumbersとExcelになると、両者の違いはさらに顕著になります。Pagesがほぼ「簡素化されたWord」であるのに対し、NumbersとExcelは表計算へのアプローチ自体が根本的に異なるのです。

Excelを起動すると、あらゆる方向に事実上無限に広がるグリッドが表示されます。一方、Numbersはより明確に定義された状態からスタートします。デフォルトの「空白」スプレッドシートでは、A〜G列・1〜22行のセルが表示され、必要に応じてハンドル操作でグリッドを拡張できます。この設計思想の違いこそが、両者の差を如実に表しています。Excelは私たちのほとんどが使い切れないほどの高度な機能を搭載している一方、Numbersはよりシンプルで本質的なアプローチを採用しています。

また、Excelは毎日スプレッドシートと向き合い、必要な機能を正確に把握しているプロフェッショナル向けに作られていると言えます。対してNumbersは、表計算初心者にとっても取っつきやすい親しみやすい設計になっています。どちらが「正しい」というわけではなく、単に方向性が異なるだけです。そもそも表計算ソフトが何のために必要なのかよく分からないという人には、Numbersの方が無難な選択となるでしょう。

どちらが自分に合っている?

結局のところ、すべてはアプリの用途次第です。たまに手紙を書いたり、家計管理用の簡単なスプレッドシートを作成したりする程度であれば、PagesとNumbersで十分すぎるほどの性能があります。しかし、頻繁に他の人とドキュメントを共同編集したり、会計士として生計を立てていたりする場合には、Microsoft Officeの導入が必要になるでしょう。幸い、WordやExcelを時々しか使わないのであれば、Officeを無料で利用できる方法もいくつか存在します。

とはいえ、PagesとNumbersは現在、最初から完全無料で提供されています。何が必要か判断できない場合は、制限にぶつかるまでPagesやNumbersを使い続けてみるのがベストな戦略です。仮にその制限に一度も到達しなければ、余計な出費を抑えられたことを喜べるはずです。

  1. MacでWord・Pagesの文字数を確認する方法【初心者向けガイド】

    MacでMicrosoft WordやApple純正のPagesを使っている場合、文書全体だけでなく、選択した一部分だけの文字数を確認することもできます。レポート作成や原稿執筆の際に便利な機能なので、ぜひ覚えておきましょう。この記事では、それぞれのアプリでの文字数カウントの手順をわかりやすく解説します。 MacのWordで文字数をカウントする方法 特定の段落やテキストの文字数を調べる 文字数を調べたいテキストを選択(ドラッグして反転表示)します。 メニューバーの「ツール」をクリックし、「文字カウント」を選択します。 ダイアログボックスが表示され、選択した範囲の文字数を確認できます。 文書全

  2. Macでファイルを置換・マージ(統合)する方法を徹底解説

    パソコン上に、本来なら1つにまとめられるはずのフォルダが2つできてしまった経験はありませんか?毎日たくさんのファイルや書類を扱っている方なら、このような場面によく出会うのではないでしょうか。 同じ名前、あるいは少し違う名前のファイルが2つ見つかったとき、Macのストレージ容量を節約する方法は2つあります。1つ目は、片方のフォルダでもう片方を置換する方法。もう1つは、置換が適さない場合に使えるマージ(統合)です。 Macでのファイル移動方法を覚えたら、次のステップとしてこれらのファイル管理テクニックを身につけておくと便利です。この記事では、ファイルを1つも失うことなく2つのフォルダを1つにまとめ