Macでファイルを置換・マージ(統合)する方法を徹底解説
パソコン上に、本来なら1つにまとめられるはずのフォルダが2つできてしまった経験はありませんか?毎日たくさんのファイルや書類を扱っている方なら、このような場面によく出会うのではないでしょうか。
同じ名前、あるいは少し違う名前のファイルが2つ見つかったとき、Macのストレージ容量を節約する方法は2つあります。1つ目は、片方のフォルダでもう片方を置換する方法。もう1つは、置換が適さない場合に使えるマージ(統合)です。
Macでのファイル移動方法を覚えたら、次のステップとしてこれらのファイル管理テクニックを身につけておくと便利です。この記事では、ファイルを1つも失うことなく2つのフォルダを1つにまとめる方法を詳しく解説します。
Macでファイルを置換する方法
同じ内容のファイルやフォルダが2つあることが分かっていて、どちらか1つだけ残したい場合は、片方でもう片方を置換すればOKです。
- 残しておきたいファイルを選びます。
- ファイルをクリックして選択したら、置き換えたいファイルの上にドラッグします。
- ドロップすると、「置換」するか「停止」するかを尋ねるポップアップウィンドウが表示されます。
「置換」を選ぶと、Finderは2つ目のファイルを内容ごと削除します。実行する前に、重要なデータを失わないよう、必ず最新のバックアップを取っておきましょう。
あるいは「停止」を選んで、代わりにファイルのマージ方法を学ぶのもおすすめです。そうすれば、パソコンに不要な重複データを溜め込むことなく、すべてのファイルを保持できます。
2つのフォルダをマージする方法
2つのフォルダの中身が同じかどうかわからない場合は、安全策としてマージするのが賢明です。
Macで同じ名前のフォルダ同士をマージするには、以下の手順に従ってください。
- マージ後のフォルダの最終的な保存場所を決めます。これにより、どちらのフォルダを移動させるかが判断できます。
- 移動したいフォルダを選択します。
- Optionキー(Altキー)を押しながら、統合したいフォルダを、マージ先のフォルダへドラッグします。
- Optionキーを押したままフォルダをドロップします。
- ポップアップウィンドウが表示され、今回は「マージ」という選択肢が現れます。
なお、「マージ」オプションは、片方のフォルダの内容がもう片方と異なる場合にのみ表示されます。両方のフォルダにまったく同じ項目しか入っていない場合は、従来どおり「停止」と「置換」の選択肢だけが表示されます。
名前が異なる2つのフォルダをMacでマージする方法
統合したい2つのフォルダの名前が異なる場合は、片方のフォルダ名をもう片方と同じ名前に変更してから、上記の方法でマージすれば簡単です。
もう1つの方法として、片方のフォルダの中身を手動でもう片方へ移動することもできます。
- 統合後に不要になるフォルダを開きます。
- 画面上部のメニューバーから「編集」>「すべてを選択」を選び、フォルダ内の全ファイルを選択します。キーボードショートカットのCommand+Aでも同じ操作が可能です。
- ファイルをドラッグ&ドロップでもう片方のフォルダへ移動します。
- ファイルの移動が完了したら、空になったフォルダを削除します。
マージしようとしている2つのフォルダに同名のファイルが含まれている場合、「両方残す」「停止」「置換」のいずれかを選ぶポップアップウィンドウが表示されます。「両方残す」を選ぶと、元のファイルに加えて、末尾に「コピー」という文字が付いた複製ファイルが保存されます。
Dittoターミナルコマンドを使う方法
上級者向けのもう1つの方法として、Macのターミナルコマンド「Ditto」を使ってファイルをマージすることができます。
- Spotlightを開き、検索バーに「ターミナル」と入力します。
- ターミナルにDittoコマンドを入力します。
コマンドの基本構文は以下のとおりです。
ditto / 移動元 / 移動先
例えば、デスクトップに「Test Folder」という名前のフォルダがあり、同じ名前のフォルダが「ダウンロード」フォルダにも保存されている場合、コマンドは次のようになります。
ditto -V ~/Desktop/"Test Folder" ~/Downloads/"Test Folder"
フォルダ名が1単語のみ(例:「Test」)の場合は、コマンド内で二重引用符を使用する必要はありません。
- Enterキーを押すと、移動先フォルダの内容が移動元フォルダの内容で上書きされます。
Dittoコマンドの習得は少し難しく感じるかもしれません。特にターミナルを使ったことがない方にはハードルが高いでしょう。しかし、Macで2つのフォルダを統合する方法としては、より高度で効率的なアプローチです。
Macを賢く使いこなそう
システムの仕組みを理解していないと、Macでのファイル管理は少し混乱しがちです。しかし、ストレージ容量不足や、デジタルの乱雑さの中から目的のファイルが見つけられないといった問題を避けるためには、ファイル操作をマスターすることが不可欠です。
Macでのファイルの置換やマージのコマンドを使いこなせるようになったら、次はファイルの完全な削除方法や、パスワードによる保護方法についてもチェックしてみましょう。
あなたも同じファイルがパソコンに増えてしまうことに悩んでいますか?普段はどのように解決していますか?ぜひコメント欄で意見を共有してください。
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