Macで任意のフォルダに新規テキストファイルを一瞬で作成する4つの方法
Windowsには、右クリックのコンテキストメニューから新しい空のテキストファイルを作成できる便利な機能があります。しかし残念ながら、Macにはこの機能が標準で搭載されていません。とはいえ、右クリックほど手軽ではないものの、いくつかの方法で実現することは可能です。
本記事では、Macの任意のフォルダに新しい空白のテキストファイルを作成する主要な4つの方法を詳しく解説します。
1. Automatorアプリを使って任意のフォルダに空白テキストファイルを作成する
最初の方法では、macOS標準搭載のAutomatorアプリを使ってスクリプトを作成し、それを利用して任意のフォルダに新しい空白のテキストファイルを作成できるようにします。
手順
- Automatorを起動します。アプリケーションフォルダからでも、Spotlightからでも、お好みの方法で構いません。
- 左側のパネルで「アプリケーション」を選択し、「新規書類」をクリックして新しいアプリケーションを作成します。
- 作成する書類の種類を選択します。今回は「アプリケーション」を選び、「選択」ボタンをクリックします。
- 左側のアクションパネルから「AppleScriptを実行」というアクションを探してドラッグし、右側のワークフローパネルにドロップします。
アクションが見つからない場合は、上部の検索バーで「AppleScript」と入力すればすぐに見つけられます。
- ワークフローパネルにAppleScriptエディタが表示されます。デフォルトの内容をすべて削除し、以下のスクリプトを貼り付けてください。
tell application "Finder" to make new file at (the target of the front window) as alias
- 画面上部の「ファイル」メニューをクリックし、「保存…」を選択します。
- 次の画面でアプリの名前と保存先を指定します。名前は自由につけられますが、「場所」と「ファイルフォーマット」の両方で必ず「アプリケーション」を選択してください。
- 保存できたら、Finderでアプリケーションフォルダを開きます。どこからでも使えるようにするには、OptionキーとCommandキーを押しながらアプリをFinderのツールバーへドラッグ&ドロップします。
- これで準備完了です。任意のフォルダを開いて、ツールバー上のアプリをワンクリックするだけで、新しい空白のテキストファイルを作成できます。
実行すると、現在開いているフォルダ内に「untitled(名称未設定)」という名前のテキストファイルが生成されます。
2. Automatorのクイックアクションを使って新規テキストファイルを作成する
Automatorの「クイックアクション」機能を利用する方法もあります。手順はほぼ前述の方法と同じですが、こちらの方がわずかに素早く実行できるのが特徴です。
この方法のメリットは、ショートカットを「サービス」メニューやFinderツールバーのアクションメニューに追加できる点です。また、繰り返し行う定型作業の効率化にも役立ちます。
手順の違いは、Automatorでスクリプトを新規作成する際に、「アプリケーション」の代わりに「クイックアクション」を選択するだけです。
スクリプトをゼロから作成してもよいですが、前のセクションで作成したアプリをクイックアクションとして割り当てることも可能です。
どちらのアプローチでも、メニューバーから「Finder → サービス」を開けば、作成したクイックアクションが表示されているはずです。
3. ターミナルを使って任意のフォルダに新規テキストファイルを作成する
コマンド操作に抵抗がない方は、ターミナルを使う方法もおすすめです。
まず、Finderでファイルを作成したいフォルダを選択します。次に、メニューバーから「Finder → サービス」を開き、「フォルダに新規ターミナル」を選択します。すると、そのフォルダを作業ディレクトリとしたターミナルウィンドウが開きます。
ターミナルウィンドウが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
touch myfile.txt
「myfile.txt」の部分は、お好みのファイル名に置き換えてください。コマンドを実行すると、指定したフォルダに即座に空のファイルが作成されます。
4. サードパーティ製ファイラーアプリで新規テキストファイルを作成する
標準のFinderに不満を感じているMacユーザーは少なくなく、サードパーティ製のファイラーアプリで機能を補完している人も多くいます。選択肢はいくつかありますが、中でも「Path Finder」は高機能でおすすめのソリューションです。
嬉しいことに、Path Finderには新規ファイル作成用のショートカットが用意されています。ただし、メニューの奥に隠れているため、少し探す必要があります。
使い方は簡単です。Path Finderで目的のフォルダを開き、ツールバーの「ファイル」メニューを開くと、「新規ファイル」を作成するオプションが表示されます。
さらに、キーボードショートカットCommand + Option + Control + Nを押せば、開いているフォルダに瞬時に新規ファイルを作成できます。
まとめ
Macでも工夫次第で、ワンクリックまたはショートカット操作だけで新しい空白のテキストファイルを作成することが可能です。標準機能としては用意されていませんが、Automatorなどのネイティブアプリを活用すれば、自分好みのワークフローを構築できます。作成するスクリプトの種類によって、さまざまなFinderメニューからアクセスできるようになるのも魅力です。また、Path Finderのようなサードパーティ製アプリを使えば、この機能が最初から組み込まれているので、手間をかけたくない方には特におすすめです。
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