Safariのブックマークをバックアップして新しいMacへ移行する完全ガイド
要点
- 「ホームディレクトリ」/「ライブラリ」/「Safari」フォルダに移動し、optionキーを押しながら「Bookmarks.plist」ファイルを別の場所へドラッグします。
- ファイルを右クリックして「“Bookmarks.plist”を圧縮」を選ぶ方法も便利です。zipファイルが作成され、Mac内の好きな場所へ自由に移動できます。
- 新しいMacへファイルを移すには、自分宛てにメールで送信するか、DropboxやiCloudなどのクラウドストレージを利用しましょう。
この記事では、Safariのブックマーク管理機能でインポート済みのブックマークを一つずつ整理・配置する手間をかけずに、ブックマークを丸ごとバックアップしたり、新しいMacへそのまま移行したりする方法を解説します。
Safariブックマークをバックアップする
Safariはブックマークを「Bookmarks.plist」という名前のplist(プロパティリスト)ファイルとして保存しています。保存場所は「ホームディレクトリ」/「ライブラリ」/「Safari」フォルダです。ブックマークはユーザーごとに個別のファイルとして管理されるため、Macに複数のアカウントがあり、全ユーザーのブックマークをバックアップ・移行したい場合は、それぞれのユーザーの同フォルダにアクセスしてください。
ブックマークをバックアップするには、Bookmarks.plistファイルを別の場所へコピーします。主な方法は次の2通りです。
Finderを開き、「ホームディレクトリ」/「ライブラリ」/「Safari」フォルダへ移動します。
OS X Lion以降、Appleはホームディレクトリ内の「ライブラリ」フォルダを非表示にしていますが、いくつかの方法でアクセス可能です。「ライブラリ」フォルダを開ければ、以降の手順に進めます。
optionキーを押しながらBookmarks.plistファイルを別の場所へドラッグします。optionキーを押しておくことでコピーが作成され、元のファイルはデフォルトの場所に残ったままになります。
もう一つの方法は、ファイルを右クリック(Controlキーを押しながらクリック)し、ポップアップメニューから「“Bookmarks.plist”を圧縮」を選択することです。これにより「Bookmarks.plist.zip」というファイルが生成され、元のファイルに影響を与えずにMac内のどこへでも移動できます。
Safariブックマークを復元する
ブックマークを復元するために必要なのは、事前にバックアップしておいたBookmarks.plistファイルだけです。バックアップがzip形式で圧縮されている場合は、まずBookmarks.plist.zipファイルをダブルクリックして展開しておいてください。
Safariが起動している場合は、あらかじめアプリケーションを終了します。
バックアップしておいたBookmarks.plistファイルを「ホームディレクトリ」/「ライブラリ」/「Safari」フォルダへコピーします。
「この場所には“Bookmarks.plist”という名前の項目が既に存在します。移動中の項目と置き換えますか?」という警告が表示されたら、「置き換える」を選択します。
ファイルを復元したらSafariを起動します。バックアップ時とまったく同じ状態ですべてのブックマークが復活し、インポートや並べ替えの作業は一切不要です。
新しいMacへSafariブックマークを移行する
ブックマークを新しいMacへ移す作業は、基本的に復元手順と同じです。異なるのは、Bookmarks.plistファイルを新しいMacに持ち込む手段が必要になるという点だけです。
ファイルサイズはごく小さいため、自分宛てにメールで送るのが最も手軽です。そのほか、ネットワーク経由で転送する、DropboxやiCloudなどのクラウドストレージに保存する、USBメモリや外付けHDDに入れて運ぶといった方法もあります。
新しいMacにBookmarks.plistファイルを用意できたら、前述の復元手順に従えばブックマークをすぐに使えるようになります。
iCloudでブックマークを同期する
Apple IDをお持ちなら、iCloudのブックマーク同期機能を活用して、複数のMacやiOSデバイス間でSafariのブックマークを自動的に同期できます。利用するには、ブックマークを共有したいすべてのMacおよびiOSデバイスでiCloudアカウントを設定しておく必要があります。
同期を有効にするには、iCloud設定のサービス一覧にある「Safari」の項目にチェックが入っていることを確認してください。使用するすべてのデバイスで同じiCloudアカウントにサインインしていれば、どのデバイス・プラットフォームからでも同じブックマークにアクセスできます。
あるデバイスでブックマークを追加すると、すべてのデバイスに反映されます。一方で注意したいのは、あるデバイスでブックマークを削除すると、iCloudで同期されているすべてのデバイスからもそのブックマークが削除されるという点です。
他のMacやWindows PCでSafariブックマークを使う
出張や旅行が多い方なら、Safariのブックマークを持ち歩きたい場面もあるでしょう。その一つの方法が、ブックマークをクラウドに保存しておくことです。インターネットに接続できる環境ならどこからでも参照できるため、公共のパソコンからアクセスしたいときに特に便利です。
Safariの「ブックマークを書き出す」機能で作成されるファイルは、実体としては全ブックマークを一覧化したHTMLファイルです。このファイルを持っていけば、通常のWebページと同じように任意のブラウザで開けます。ブラウザのブックマークそのものではありませんが、クリック可能なリンク集として、外出先でも十分役立ちます。
以下がブックマークを書き出す手順です。
Safariのメニューバーから「ファイル」>「ブックマークを書き出す」を選択します。
開いた保存ダイアログで「Safariブックマーク.html」ファイルの保存先を指定し、「保存」をクリックします。
作成されたHTMLファイルをUSBメモリやクラウドストレージにコピーして持ち運びます。
利用する際は、使用中のコンピュータでブラウザを開き、「Safariブックマーク.html」ファイルをアドレスバーへドラッグするか、ブラウザのファイルメニューから「開く」を選んでファイルを指定します。
Safariのブックマーク一覧がWebページとして表示されます。目的のサイトにアクセスするには、対応するリンクをクリックするだけでOKです。
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