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Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

Appleは、次期バージョンのmacOS「Big Sur」において、iOSスタイルのウィジェットが刷新された通知センターに搭載されることを発表しました。

この記事では、ウィジェットでできること、Mac上でウィジェットを見つける場所、新しいウィジェットの追加方法、そしてウィジェットのカスタマイズ方法まで詳しくご紹介します。必要な情報をワンクリックで確認できるウィジェットを活用して、日々の作業効率を高めましょう。

Macのウィジェットとは?

ウィジェットとは、一言でいえば「ミニアプリ」のようなものです。ひと目で情報を確認できるだけでなく、特定の機能へのショートカットや、音楽再生・カレンダー・天気といった機能やコントロールへの素早いアクセスを提供してくれます。

実は、ウィジェットはMacにとって決して新しい存在ではありません。ウィジェットは2005年にMac OS X Tigerとともに登場した「Dashboard(ダッシュボード)」に収録されていました。その後、2014年のMac OS X Yosemiteの登場に合わせて通知センターの「Today表示」へ移動します。CatalinaまではDashboard経由で従来のMacウィジェットにアクセスできましたが、AppleはCatalinaでDashboardを廃止したため、一部のウィジェットは姿を消すことになりました。

Big Surでの大きなニュースは、通知センターで利用できるウィジェットが「ユニバーサル(共通)」になることです。つまり、iOS用に作られたウィジェットがそのままMacでも使えるようになります。これにより、Macで利用できるウィジェットの数はかつてないほど増えることが期待されます。

iOSではiOS 10からウィジェットが導入され、ホーム画面を左から右にスワイプすることでアクセスできます。iPadではiPadOS 13の登場以降、ホーム画面にウィジェットをピン留めできるようになり、iOS 14ではiPhoneユーザーも同様の操作が可能になります。iPhone・iPadでのウィジェットの使い方については、別記事で詳しく解説しています。

Macのウィジェットはどこにある?

昔はウィジェットはDashboardにありましたが、現在は通知センターに統合されています。Big Surでは通知センターへのアクセス方法が変わるため、ここではCatalinaとBig Surそれぞれの操作方法を紹介します。

Catalinaの場合

前述のとおり、ウィジェットは通知センターに組み込まれています。

  1. macOS Catalina以前では、画面右上のアイコンをクリックすると通知センターが開きます。
  2. 「通知」(各アプリからのアラートが表示される)と「Today」(ウィジェットが表示される)の2つのタブがあります。「Today」をクリックするとウィジェットが確認できます。
Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

Big Surの場合

2020年後半にmacOS Big Surが登場すると、上記の通知センターアイコンは使えなくなります。ウィジェットや通知へのアクセスには新しい方法が用意されています。

  • Big Surで通知やウィジェットにアクセスするには、画面右上の日付と時刻をクリックします。
  • または、トラックパッドを2本指で左にスワイプすることでも開けます。Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

Big Surでは、通知センターを開くとウィジェットと通知が同じストリームに表示され、最新の通知がウィジェットの上に並びます。

macOS用ウィジェットの入手方法

Macに新しいウィジェットをダウンロードして追加するのは簡単です。特にmacOS Big Surではウィジェットがユニバーサル化されるため、これまで以上に多くのウィジェットが利用可能になるでしょう。なお、ウィジェットの追加方法はお使いのmacOSのバージョンによって少し異なります。

Catalinaの場合

Catalina以前では、Today表示から簡単に新しいウィジェットを追加できます。手順は以下のとおりです。

  1. 通知センターを開きます。
  2. 「Today」をクリックします。
  3. ウィンドウの一番下までスクロールし、「編集」をクリックします。Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説
  4. 既存のウィジェットと追加できる標準オプションが表示されます。さらにウィジェットを探したい場合は「App Store」をクリックしましょう。
Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

ただし問題点として、Catalina以前ではサードパーティ製ウィジェットが非常に少なく、実質的にApple純正のウィジェットに頼らざるを得ません。純正ウィジェットは「天気」「カレンダー」「再生中」「計算機」「株価」「リマインダー」「世界時計」などです。Dashboard時代の人気ウィジェット(付箋など)の一部は利用できません。

AppleはBig Surでウィジェットをユニバーサル化することでこの状況を改善しようとしています。開発者がiPhoneやiPad向けに作成したウィジェットがそのままMacでも使えるため、Big Surではより多くのウィジェットが楽しめるはずです。

Big Surの場合

Big Surでウィジェットを追加するには、前述の方法(時刻をクリック)で通知センターを開きます。

  1. 通知センターを開きます。
  2. 一番下のウィジェットまでスクロールすると「ウィジェットを編集」というオプションが表示されるので、それをクリックします。
  3. 新しいウィンドウが開き、利用可能なすべてのウィジェットが一覧表示されます。スクロールしながら追加したいものを選びましょう。iOSやiPadOSと同様に、表示されるのはすでにインストール済みのアプリのウィジェットです。Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説
  4. ウィジェットを追加する前に、いくつかのカスタマイズオプションが用意されています(詳細は次のセクションで説明します)。
  5. 見た目に満足したら、ウィジェットをドラッグ&ドロップで通知センターに追加します。

Macでウィジェットをカスタマイズする方法

前述のとおり、Big SurではMacのウィジェットにカスタマイズオプションが追加されます。一方、Catalinaで調整できる項目はごく限られています。

Catalinaの場合

Catalinaでのウィジェットのカスタマイズは、「天気」や「時計」ウィジェットに地点を追加したり、「株価」ウィジェットで追跡する企業を変更したりする程度にとどまります。

例えば、「天気」ウィジェットに新しい地点を追加する手順は以下のとおりです。

  1. 通知センターを開きます。
  2. 「Today」タブをクリックします。
  3. 「天気」までスクロールし、ウィジェットにマウスを合わせると右側に(i)マークが表示されるのでクリックします。
  4. ここで地点の追加や、既存の地点の削除が行えます。
Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

Big Surの場合

Big Surが登場すれば、ウィジェットの編集・カスタマイズの選択肢がさらに広がります。

  1. ウィジェットを検索して追加する際(上記の手順参照)、各ウィジェットの下に「S」「M」「L」の文字が表示されます。
  2. S・M・Lはそれぞれウィジェットの小・中・大サイズを表します。すべてのウィジェットに3つのサイズが用意されているわけではありません。
  3. 各文字をクリックすると、そのレイアウトのプレビューが表示されます。オプションを切り替えて、気に入ったデザインを探しましょう。
  4. サイズを決めたら、ウィジェットをドラッグして通知センターに追加します。
Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

Macのおすすめウィジェット

ウィジェットは、Macにインストール済みのアプリのミニ版(あるいは今後そうなる予定のもの)です。アプリ本体を開かなくても、ウィジェットをひと目見るだけで最新情報の確認や機能・コントロールへのアクセスが可能です。

では、どのウィジェットがおすすめで、今すぐどれをインストールすべきでしょうか。

Catalinaの場合

前述のとおり、Catalinaで選べるウィジェットはApple純正の「天気」「カレンダー」「再生中」「計算機」「株価」「リマインダー」「世界時計」に限られます。それぞれ直感的に使えます。

  • 「天気」ウィジェットは現在地の5日間の天気予報を表示します。編集すれば、気になる他の地域の天気も表示できます。
  • 「株価」ウィジェットも同様に、各企業の終値を確認でき、興味のある銘柄をフォローするよう編集できます。
  • 「カレンダー」では当日の予定をひと目で確認でき、大切な約束を見逃しません。
  • 「再生中」は、Macのスピーカーで現在再生中の曲(または最後に再生した曲)を表示します。ウィジェットから再生・一時停止・スキップも可能です。

かつてDashboardにはもう少し多くのウィジェットがありましたが、残念ながら今は廃止されています(付箋よ、安らかに…)。

App Storeにもいくつかウィジェットがありますが、その少なさには正直驚かされます。現在App Storeで入手できるウィジェットのコレクションは以下のとおりです。

Macのウィジェット使い方ガイド|追加・カスタマイズ・おすすめを徹底解説

ご覧のとおり、筆者は一時的にTodoistをインストールしていたこともあります…。

Big Surの場合

朗報なのは、このウィジェット不足がまもなく解消されそうなことです。macOS Big Surが正式リリースされれば、Apple純正およびサードパーティ製の新しいウィジェットが多数登場すると期待できます。Big Surのウィジェットはユニバーサルなので、同じウィジェットがiOS・iPadOS・macOSで動作します。開発者にとっては、Mac専用にわざわざ設計する手間がないため、ウィジェット開発への意欲も高まるでしょう。

これまで公開されているウィジェットを見る限り、特にApple純正アプリ向けに魅力的な機能が搭載されそうです。

  • 「メモ」ウィジェットでは、特定のフォルダやノートに素早くアクセスでき、その場で編集できます。
  • 「リマインダー」も同様に、リストに即座に項目を追加できます。
  • 「カレンダー」では日付を選択して、アプリ本体を開かずにすべての予定を確認できます。

サードパーティ製ウィジェットも多数登場すると予想されます。すでにTodoistとDay OneがAppleによってフィーチャーされています(前述のとおり、TodoistはCatalinaでもウィジェットを提供済みです)。

AppleがmacOS Big Surでウィジェットをどう実装するのかイメージしたい方は、iPhone・iPadのウィジェットの使い方を参考にするのがおすすめです。両者にはかなり多くの共通点があるようです。

Big Surにはウィジェット以外にも、刷新されたデザイン、強化されたメッセージ機能、高速化されたSafari、新しいコントロールセンターなど、楽しみな新機能がたくさんあります。「macOS Big Sur vs Catalina」の比較記事もぜひチェックして、Big SurをインストールしたときにMacがどう進化するのか確かめてみてください。

正式リリースを待ちきれない方は、Apple Beta Softwareプログラムに登録して、一般公開前にBig Surベータ版をダウンロードし、自分のMacで試してみるのも良いでしょう。

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