Windows 10/8.1/7で「サービス登録が見つからないか破損しています」エラーを解決する方法
Windows 10にはさまざまなエラーや問題が存在しますが、その中でも特によく報告されるのが「サービス登録が見つからないか破損しています(Service registration is missing or corrupt)」というエラーです。Windows Updateが正常に動作せず、Microsoft Storeからアプリをインストールできない、「Windowsは更新プログラムをインストールできませんでした」「問題が発生しました」といったメッセージが表示される、あるいはWindows Updateエラー0x8024402cやWindowsストアエラー0x80010108が発生する——これらはすべて、このエラーに典型的な症状です。
PCのトラブルシューティングツールを実行して問題を診断すると、「サービス登録が見つからないか破損しています」という結果が表示されることがあります。これは、システムファイルの一部が破損しており、更新プログラムやアプリのインストールが妨げられていることを意味します。
Windows Updateの「サービス登録が見つからない」エラーとは
トラブルシューティングツールがエラーを検出しても、自動的には修復できない場合があります。その場合は、手動で問題を解決する必要があります。このエラーは、Windows Updateの動作に必要な根幹的なサービスに何らかの異常が起きていることを示しています。以下の対処法を順番に試して、問題が解決するか確認してください。
DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールを実行する
OSの特定のコンポーネントが破損していると、このエラーが発生することがあります。破損したWindowsシステムファイルを修復・復元するには、まずDISMツールを使用します。
Windowsキー + Sを押して「CMD」と入力し、コマンドプロンプトが表示されたら右クリックして「管理者として実行」を選択します。
ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
dism /online /cleanup-image /scanhealth
処理が完了したら、次に「dism /online /cleanup-image /restorehealth」と入力してEnterキーを押し、完了するまで待ちます。

SFCで破損したシステムファイルを修復する
システム ファイル チェッカー(SFC)は、Windowsシステムファイルの破損をスキャンして復元できるユーティリティです。SFCはDLLキャッシュから正常なファイルを復元できます。キャッシュに該当ファイルがない場合は、Windowsのインストールメディアを挿入すれば、SFCが自動的に正しいファイルを取得し、破損ファイルと置き換えてくれます。
コマンドプロンプトを管理者として開き、「sfc /scannow」と入力して、スキャンが100%完了するまで待ちます。破損したシステムファイルが見つかった場合、SFCが自動的に修復・置換を行います。スキャン完了後はPCを再起動してください。これで「サービス登録が見つからないか破損しています」エラーが解消されているはずです。

Windows Update関連のサービスを再起動する
- Windows + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログにservices.mscと入力してEnterキーを押し、サービス画面を開きます。
- サービス一覧を下にスクロールして「Windows Update」サービスを探します。
- サービスが実行中かどうかを確認し、スタートアップの種類が「自動」に設定されていることを確認します。
- 設定が異なる場合は、下の画像のように変更してください。

また、Windows Updateの依存サービスであるBackground Intelligent Transfer Service(BITS)とCryptographic Services(暗号化サービス)も実行中であることを確認してください。停止している場合はサービスを開始し、スタートアップの種類を「自動」に設定します。
SoftwareDistributionフォルダーの名前を変更する
上記の方法で解決しない場合は、Windows Updateのファイルが保存されているSoftwareDistributionフォルダーの名前を変更してみてください。破損した更新ファイルが原因の場合、SoftwareDistributionフォルダーとcatroot2フォルダーの名前を変更することで問題が解決します。手順は以下の通りです。
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを1つずつ実行します。
「net stop wuauserv」と入力してEnterキーを押し、Windows Updateサービスを停止します。
次に「net stop cryptSvc」と入力して、暗号化サービスを停止します。
続いて「net stop bits」と入力して、Background Intelligent Transfer Serviceを停止します。
最後に「net stop msiserver」と入力して、MSIサーバーサービスを停止します。
そして、以下の2つのコマンドを実行してフォルダー名を変更します。
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old
「net start wuauserv」と入力してEnterキーを押し、Windows Updateサービスを再開します。
次に「net start cryptSvc」と入力して、暗号化サービスを開始します。
続いて「net start bits」と入力して、Background Intelligent Transfer Serviceを開始します。
最後に「net start msiserver」と入力して、MSIサーバーサービスを開始します。
その後、以下の手順でWindows Updateのトラブルシューティングツールを実行します。
標準のWindowsトラブルシューティングツールを実行する
Windowsには、関連する問題を自動的に検出・修復する標準のトラブルシューティングツールが搭載されています。「サービス登録が見つからないか破損しています」エラーはWindows Updateに関連するため、他の変更を加える前にまずWindows Updateのトラブルシューティングツールを実行するのがおすすめです。
設定(Windows + I)→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「Windows Update」を選択し、トラブルシューティングツールを実行します。更新プログラムのダウンロードやインストールを妨げている問題がないかチェックされ、見つかれば自動的に修復されます。また、Microsoftの公式サイトからトラブルシューティングツールをダウンロードし、管理者として実行することも可能です。ツールが起動したら「次へ」をクリックし、画面の指示に従ってください。
トラブルシューティングツールの実行後は、PCを再起動し、設定→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」から更新プログラムの確認を行ってください。
レジストリの値を修正・削除する
上記の方法でも解決しない場合は、Windowsレジストリを編集することで問題を解決できる可能性があります。レジストリエディターを使用して、特定の値を削除します。作業前に必ずレジストリのバックアップを取ってください。
Windows + Rキーを押し、「regedit」と入力してOKをクリックし、レジストリエディターを開きます。まずレジストリのバックアップを作成してから、以下のキーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\SelfHost\Applicability
右側のペインで「ThresholdOptedIn」という値を探し、クリックして削除します。

一部のユーザーからは、「Applicability」キーに「既定」以外の値が存在しないという報告もあります。その場合、「BranchName」と「Ring」の値を手動で追加することで問題が解決したとのことです。手順は以下の通りです。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\SelfHost\Applicability を選択した状態で、右側ペインの空欄を右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択します。新しい文字列の名前を「BranchName」とし、ダブルクリックして値のデータに「fbl_impressive」と入力してOKをクリックします。

同様に、右側ペインの空欄を右クリックし、「新規」→「文字列値」で「Ring」という名前の文字列を作成し、値のデータを「low」に設定します。完了したらレジストリエディターを閉じて、PCを再起動してください。これで「サービス登録が見つからないか破損しています」エラーは発生しなくなるはずです。
これらの解決策で、Windows 10、8.1、7の「サービス登録が見つからないか破損しています」エラーは解決しましたか?どの方法が有効だったか、ぜひお知らせください。併せて以下の記事も参考にしてください。
- Windows 10で右クリックメニューから「スタートにピン留め」が消えた場合の対処法
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- Windows 10/8.1/7で「BOOTMGR is missing」エラーを修正する方法
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