Windows 10で「ドライブのスキャンと修復」が停止する問題を解決する6つの方法
Windows 10は優れたオペレーティングシステムで、アップデートのたびにユーザーが直面する問題への対処法も改良されています。しかし、時には思い通りにいかないこともあります。その代表例が、「Windows 10 ドライブのスキャンと修復」が途中で停止してしまう問題です。これは、特定のドライブ(C:、D:、E:、F:など)をスキャンまたは修復しようとした際に、特定のパーセンテージで固まってしまったり、完了までに極端に長い時間がかかったりする現象を指します。
なぜ「ドライブのスキャンと修復」が停止するのか?
Windows 10の「ドライブのスキャンと修復」機能が停止してしまう場合、以下のような原因が考えられます。
- ドライブが正しく構成されていない
- ハードディスクに不良セクタが存在する
- PCがウイルスに感染している
- PCを正しくシャットダウンしなかった
「ドライブのスキャンと修復」停止問題の解決方法
1. 確実な解決策 – ディスクチェックユーティリティの活用
手動での作業に入る前に、まずは簡単かつ効果的にこの問題を解決できる方法をご紹介します。
Disk SpeedupのようなWindowsユーティリティを使えば、ハードドライブのデフラグメント解消、ジャンクファイルの削除、ファイルシステムの修復を専門的に行うことができます。Disk Speedupでドライブの問題をチェックする手順は以下の通りです。
- 公式サイトからDisk Speedupをダウンロードし、セットアップウィザードを実行してインストールします。
- ここでは、次の2つのモジュールを活用します。(1)ディスク オプティマイザー、(2)ディスク ドクター
(1) ディスク オプティマイザー(Disk Optimizer)

このモジュールは、選択したハードドライブをデフラグし、システムパフォーマンスとデータアクセス速度を向上させます。
(2) ディスク ドクター(Disk Doctor)

ディスクに何らかの問題がある場合に頼れるモジュールです。ドライブの問題を自動的にスキャンして一覧表示し、修正まで行ってくれます。分析オプションは「通常」と「徹底(不良セクタまでチェック可能)」の2種類から選択できます。
2. コントロールパネルを使用する

最初に紹介するのは、コントロールパネルから「ドライブのスキャンと修復」の停止問題を解消する方法です。
手順:
- Windowsの検索バーに「コントロールパネル」と入力し、右側の「開く」をクリックします。
- 「表示方法」を「小さいアイコン」に変更します。
- 「セキュリティとメンテナンス」をクリックします。
- 「ドライブの状態」の項目に問題が表示され、それを解決するためのリンクも確認できます。
3. 各ドライブでエラーチェックを実行する

もう一つの有効な方法は、各ドライブのエラーを個別にチェックすることです。
手順:
- Win + EショートカットキーでWindowsエクスプローラーを開きます。
- 任意のドライブ(C:、D:、E:など)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「ツール」タブにある「チェック」をクリックします。
- 「ドライブのスキャン」をクリックすると、スキャンが開始されます。
- エラーが検出された場合は、「エラーチェック」のダイアログが表示されます。
- 「ドライブのスキャンと修復」をクリックします。
4. セーフモードで起動時のチェックディスクを無効化する
セーフモードは必要最小限のアプリケーションのみでWindowsを起動するため、ファイルシステムのエラーやドライブの不良セクタといった深刻な問題に取り組みやすくなります。
ハードディスク自体に問題がないことが確実なのに「ドライブのスキャンと修復」が停止し続ける場合は、レジストリを編集して起動時のCHKDSKを無効化してみてください。作業前には、万が一のトラブルに備えてレジストリのバックアップを作成し、復元ポイントを確保しておくことを強くお勧めします。
手順:
- Windowsをセーフモードで起動します。
- セーフモードで起動したら、Windows + Rキーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「regedit」と入力してEnterキーを押します。
- 以下のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager
- 「BootExecute」を選択します。
- 「値のデータ」を「autocheck autochk /k: 'ドライブ名'(例:C)」に変更します。
- 「OK」をクリックします。
- PCを通常モードで再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
5. Windows PowerShellでRepair-Volumeコマンドを使用する

コンピュータが正常にOSを起動できる場合は、Windows PowerShellの「Repair-Volume」コマンドを試してみてください。この操作もドライブごとに実行します。実行後、「ドライブのスキャンと修復」が停止するかどうかを確認してください。
手順:
- Windowsの検索バーに「PowerShell」と入力します。
- 右側のパネルから「管理者として実行」をクリックします。
- PowerShellウィンドウが開いたら、以下のコマンドを入力またはコピー&ペーストします。
repair-volume -driveletter <ドライブレター>
注意:この構文は正確に入力することが重要です。
6. セーフモードでCHKDSKを実行する

セーフモードでの対処が有効であることは前述の通りです。そこで、コマンドプロンプトからCHKDSKを実行してみましょう。「ドライブのスキャンと修復」問題を解決するための定番の方法の一つです。
手順:
- 手順4で説明した方法でWindowsをセーフモードで起動します。
- システムがセーフモードで起動したら、Windowsの検索バーに「cmd」と入力します。
- 「コマンドプロンプト」ウィンドウが開いたら、以下のコマンドを入力します。
CHKDSK /ドライブレター(例:CHKDSK /F)
- 「別のプロセスがボリュームを使用しているため、CHKDSKを実行できません」というメッセージが表示された場合は、「Y」を入力して再度Enterキーを押します。
- PCを通常モードで再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
まとめ
本記事で紹介した方法が、「ドライブのスキャンと修復(ドライブ名)」が特定の%で停止してしまう問題の解決に役立てば幸いです。まずは負担の少ない方法から順に試し、それでも改善しない場合には専門ツールの活用や専門家への相談も検討してください。今後も役立つトラブルシューティング情報をお届けしていきます。
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