Windows 10で「スキャンと修復」が固まって進まないときの対処法
Windows 10には、ハードディスクの不良セクターやその他の障害を自動的にチェックしてくれる便利な機能が搭載されています。しかし、この機能が途中でフリーズしてしまうと、PCの起動に非常に長い時間がかかったり、最悪の場合は起動処理自体が止まってしまったりすることがあります。画面に「スキャンと修復」(Scanning and Repairing Drive)というメッセージが表示されたまま固まってしまった場合は、この記事で紹介する対処法をお試しください。

まずは完了まで待つのが基本
最初におすすめしたいのは、焦らず処理が完了するまで待つことです。ディスクの状態によっては数時間かかることもありますが、多くの場合は時間をかければ正常に完了します。可能であれば一晩放置して、処理が自然に終わるのを待ってみてください。
それでも状況が改善しない場合は、以下の方法を順番に試してみましょう。
- CHKDSK操作をキャンセルする
- ドライブのプロパティからエラーチェックを再スケジュールする
- PowerShellのRepair-Volumeコマンドレットを使う
1. CHKDSK操作をキャンセルする
Windowsの起動中、スケジュールされたディスクチェックを中止できる猶予時間が数秒間与えられます。この間に任意のキーを押せば、ChkDskの実行を中断できます。中断後は、以下の手順でCHKDSKを正式にキャンセルしてください。
デスクトップまで起動できない場合は、高度なスタートアップオプションから起動し、コマンドプロンプトを開いてください。高度なオプションにも入れない場合は、Windowsインストールメディアを使用し、「コンピューターの修復」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」の順に選択したうえで、上記と同じ手順でCHKDSKをキャンセルします。
2. ドライブのプロパティからエラーチェックを再スケジュールする
CHKDSKをキャンセルしたら、今度は改めてエラーチェックをスケジュールし直しましょう。ハードディスクのエラーをきちんと検査しておくことが大切です。
GUIベースのエラーチェックユーティリティを使うには、まずエクスプローラーを開き、「PC」を表示します。次に、OSが入っているパーティション(またはエラーチェックが必要な任意のパーティション)を右クリックして「プロパティ」を選択します。「ツール」タブに移動し、「エラーチェック」セクションにある「チェック」ボタンをクリックしてください。

新しいウィンドウが表示されるので、「ドライブのスキャン」をクリックします。あとはスキャンの完了を待ちます。再起動を求められた場合は、指示に従ってPCを再起動してください。
3. PowerShellのRepair-Volumeコマンドレットを使う
この方法は、長時間電源を入れたままにした結果、PCが通常どおりOSを起動できるようになった場合にのみ有効です。

Repair-Volumeを実行するには、まず管理者権限でWindows PowerShellを開きます。続いて、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
repair-volume -driveletter <ドライブ文字>
処理が完了するまで待ち、その後問題が解決したかどうかを確認しましょう。
なお、ChkDskが特定の%で止まる、あるいは特定の段階で固まるケースについては、別途より詳しい記事も参考になります。
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