Windows 10で発生する「メモリ不足」エラー(エラー8)の原因と直し方を徹底解説
「メモリが不足しています(Not enough memory)」というエラーは、Windowsで最も頻繁に発生するシステムエラーの一つです。このエラーは予期せぬタイミングで突然現れることが多く、原因を特定するのが難しい場合があります。

上記のスクリーンショットにあるように、このエラーメッセージは「リクエストやコマンドを処理するためのストレージメモリが不足している」ことを示しています。では、なぜこのようなエラーが発生するのでしょうか?PCの画面にこのメッセージが表示される根本的な理由とは何なのでしょうか?
本記事では、Windowsにおける「メモリ不足」エラーの考えられる原因を詳しく解説し、デバイス上でこの問題をトラブルシューティングして解決するための効果的な方法をご紹介します。
それでは始めましょう。
「ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY」の原因は?
エラー8は、主にシステムの仮想メモリの断片化に関係しています。コマンドを実行した際に、その時点でメモリ要求を処理できなかった場合、「メモリ不足」エラーが画面に表示されることがあります。
これ以外にも、システムドライバー間の競合、ハードウェアの故障、古いドライバーの使用なども、このエラーの原因として考えられます。
幸いなことに、いくつかのトラブルシューティング手順に従うことで、このエラーは比較的簡単に解消できます。それぞれの解決策を詳しく見ていきましょう。
解決策1:SFCスキャンを実行する
SFCスキャンとは何か、なぜ必要なのか疑問に思う方もいるでしょう。SFC(System File Checker)はWindowsに標準搭載されているユーティリティ機能で、デバイス全体をスキャンして破損したシステムファイルやドライバーを検出し、自動的に修復してくれます。
Windows PCでSFCスキャンを実行するには、以下の手順に従ってください。
コマンドプロンプトを起動し、アイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
コマンドプロンプトの画面で「SFC/scannow」と入力し、Enterキーを押します。

デバイス全体のスキャンが完了するまでしばらく待ちます。
スキャンが完了したら、開いているすべてのウィンドウを閉じ、デバイスを再起動してください。
ほとんどの場合、SFCスキャンの実行により、Windowsの一般的なシステム不具合を解決できます。SFCスキャン後に再起動してもエラーが解消されない場合は、次の解決策に進みましょう。
SFCスキャンを使ってWindowsの深刻なシステムエラーを修復する方法について詳しく知りたい方は、こちらのリンクをご覧ください。
解決策2:デバイスドライバーを更新する
Windowsには専用の「デバイスマネージャー」が用意されていることはご存知の通りです。デバイスマネージャーには、システムおよびデバイスドライバーの一覧が表示され、一箇所で管理できるようになっています。
古いドライバーや破損したドライバーを使用すると、システムのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、すべてのドライバーを常に最新の状態に保つことが推奨されます。ドライバーを手動で更新するには、以下の手順を実行してください。
Windowsアイコンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
デバイスマネージャーで、古いドライバーの名前を右クリックし、「ドライバーの更新」オプションを選択します。画面の指示に従って、各ドライバーの最新アップデートをインストールしてください。
ただし、すべてのデバイスのドライバーを手動で更新するのは、かなり手間がかかる作業ですよね。古いドライバーや不足しているドライバーを自動的に検出・更新してくれる便利なツールがあれば素晴らしいと思いませんか?そこでおすすめしたいのが「Smart Driver Care」というユーティリティツールです。

Smart Driver Careは、Windowsユーザーにとって必須のツールです。デバイス全体を自動的にスキャンして破損・古い・不足しているドライバーを検出し、最新のアップデートを取得して一覧表示します。ワンクリックですべてのドライバーを更新できるのが魅力です。
最新のデバイスドライバーを導入してシステムを最高の状態に保ちたい方は、今すぐダウンロードしてみてください。
解決策3:システムの復元を使用する
「メモリ不足」エラーを解決するもう一つの効果的な方法が、Windowsの「システムの復元」機能の利用です。最近行ったハードウェアやソフトウェアの変更が原因で、このエラーが発生している可能性は十分にあります。原因が不明でエラーの根本的な要因を特定できない場合は、システムの復元機能を使うのが理想的な選択肢となります。
システムの復元機能を使えば、Windowsが作成した以前の復元ポイントまでデバイスを巻き戻すことができます。これにより、最近の変更が原因でデバイスの動作が不安定になっている場合でも、それらの変更を簡単に取り消すことができます。
以下の手順で操作してください。(Windows 10の場合)
スタートメニューを開き、「復元ポイントの作成」と検索します。コントロールパネルからもこのオプションを見つけることができます。
4番目のタブ「システムの保護」に切り替え、「システムの復元」ボタンをクリックして最近の変更を元に戻します。画面の指示に従い、デバイスに作成された以前の復元ポイントへシステム設定を戻しましょう。

まとめ
本記事でご紹介したトラブルシューティングのヒントが、Windows 10での「メモリ不足」エラーの解決に役立てば幸いです。上記の解決策を活用すれば、Windows PCで発生したこのエラーを迅速に解消できます。「メモリ不足」エラーの直し方に関するガイドは以上です。どの解決策が最も効果的だったか、ぜひフィードバックをお寄せください。
それでは、良いPCライフを!
-
Windows 10で「DPC ウォッチドッグ違反エラー」を修正する5つの方法
Windows 10を使用中に、突然「DPC ウォッチドッグ違反(DPC Watchdog Violation)」というエラーが表示され、システムが動作しなくなった経験はありませんか?このエラーは、ハードウェアコンポーネント、システムドライバー、あるいはアプリやプログラムから応答が得られなくなったときに発生するもので、ブルースクリーンオブデス(BSOD)エラーの一種です。Webブラウジング中、ゲーム中、Windows OSのアップグレード中など、いつ発生するか予測が難しいのが厄介な点です。 本記事では、初心者の方でも自分で実行できる簡単なトラブルシューティングにより、このエラーメッセージを解消
-
Windows 10 / 8.1 / 7で「No boot device found」エラーを解決する8つの対処法
Windows 10、8.1、またはWindows 7の起動時に「No boot device found. Press any key to reboot the machine」というエラーメッセージが表示されて困っていませんか?このエラーは、起動情報が保存されているHDDやSSDにシステムがアクセスできなかったことを意味します。つまり、パソコンの電源を入れた際に接続されているすべてのドライブをスキャンしたものの、起動可能なOSが見つからなかった状態です。なお、このエラーメッセージは環境によって以下のように表示が異なる場合があります。No bootable device detected