【完全ガイド】Windows 10のレッドスクリーンエラーを解決する6つの対処法
Windows 10は、世界中の多くのパソコンで採用されている優れたオペレーティングシステムの一つです。しかし、エラーやトラブルが一切ないわけではなく、その中で最も恐れられているのがブルースクリーンオブデス(BSOD)です。BSODが発生すると、システムがフリーズまたはクラッシュしてしまいます。ところで、ブルースクリーン以外にも、Windows 10にはグリーンスクリーンやレッドスクリーンといった比較的珍しいエラーが存在することをご存知でしょうか。本記事では、Windows 10のレッドスクリーンを解消するために試したい代表的な対処法を詳しく解説します。
Windows 10のレッドスクリーン問題を解決する手順
具体的な解決手順に入る前に、まずパソコンが正常に再起動できるかどうかを確認しましょう。レッドスクリーンが表示されたら、すぐにパソコンを再起動してください。正常に起動できた場合は、後述の対処法から適切なものを選んで実施し、再発を防ぎましょう。一方、正常に起動できない場合は、まず以下のいずれかの方法でパソコンを起動できる状態にしてください。
方法1:パソコンをハードリセットする

ステップ1:パソコンの電源ボタンを長押しして、電源を切ります。
ステップ2:可能であれば、主電源ケーブルとバッテリーを取り外し、少なくとも数分間そのまま放置します。
ステップ3:最後に、電源ケーブルを再接続し、パソコンの電源を入れます。
パソコンが通常モードで再起動できるか確認してください。それでも改善しない場合は、次の「セーフモードで起動する」方法を試してみましょう。
方法2:セーフモードで起動する
セーフモード(診断モードとも呼ばれます)は、MicrosoftがすべてのWindows OSに搭載している機能で、最小限のドライバーと必須のシステムプロセスのみを読み込んでOSを起動することで、トラブルの原因を切り分けられるようにするものです。レッドスクリーンやBSODを含む多くのエラーは、セーフモードでは発生しません。セーフモードで起動できれば、最近インストールしたプログラムのアンインストール、ドライバーの更新、あるいは以前作成したシステム復元ポイントを使った復元などを行えます。
注意:システムがデスクトップ画面まで正常に起動する場合は、以下の対処法を実施して、レッドスクリーンが再発しないようにしておきましょう。
- 最近の変更を元に戻す
- 周辺機器を取り外す
- システムファイルチェッカーを実行する
- BIOSを更新する
- ドライバーを更新する
- 復元ポイントからシステムを復元する
対処法1:最近の変更を元に戻す
レッドスクリーンを解決するために最初にすべきことは、ここ数日以内に行った変更を思い出し、それを元に戻すことです。例えば、新しいアプリケーションをインストールした場合は、それをアンインストールしてみてください。Windows 10のレッドスクリーンは、システムに大きな変更を加えた直後に発生することが多いのです。変更を取り消せば、レッドスクリーンが再発しなくなる可能性があります。
対処法2:周辺機器を取り外す

Windows 10でレッドスクリーンが発生するもう一つの原因として、接続した外部デバイスがシステムと競合しているケースが挙げられます。原因を特定するには、試行錯誤による切り分けが必要です。まず、マウスとキーボード以外のすべての周辺機器・外部デバイスを取り外し、同じ問題が発生するかどうかを確認してください。
その後、デバイスを一つずつ接続していき、どのデバイスがレッドスクリーンを引き起こしているのかを特定します。原因となったデバイスは、交換するか、互換性のある正しいドライバーを導入することで対応できます。
対処法3:システムファイルチェッカー(SFC)を実行する

周辺機器が原因ではないことを確認したら、次はパソコンのシステムファイルをチェックしましょう。MicrosoftはSFC(システムファイルチェッカー)をWindows OSに標準搭載しており、いつでも実行してシステムファイルの破損を検出・修復できます。SFCの使い方は以下の通りです。
ステップ1:タスクバーの検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、検索結果に表示されたコマンドプロンプトを右クリックします。
ステップ2:コンテキストメニューから「管理者として実行」を選択し、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
ステップ3:黒い画面(コマンドプロンプト)に「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。
ステップ4:処理が100%完了するまで待ち、その後パソコンを再起動します。
再起動後、しばらくパソコンを使用して、レッドスクリーンが再発するかどうかを確認してください。
対処法4:BIOSを更新する

Windows 10のレッドスクリーンを修正する次の手段は、パソコンのBIOS(Basic Input/Output System)を更新することです。BIOSは、パソコンの電源投入時に最初に起動するファームウェアで、システムのカーネルファイルを読み込んでOSを起動させるとともに、接続されているハードディスクや各種デバイスのチェックも行います。BIOSの更新手順はメーカーや機種によって異なりますが、基本的な流れは共通しています。
ステップ1:Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「msinfo32」と入力します。
ステップ2:「OK」をクリックすると新しいウィンドウが開き、システム情報の概要が表示されます。
ステップ3:右側の項目一覧から「BIOSバージョン/日付」を探します。ここで、現在のBIOSのバージョンと最終更新日を確認できます。
ステップ4:パソコンの製造元(OEM)の公式サイトをブラウザで開き、「サポート」や「ダウンロード」のセクションから、お使いの機種名を検索します。
ステップ5:最新のBIOSファイルが見つかったらダウンロードし、ダブルクリックしてインストールを開始します。画面の指示に従えば、BIOSが更新されます。
ステップ6:パソコンを再起動し、レッドスクリーンの問題が再発しないか確認します。
対処法5:ドライバーを更新する
レッドスクリーンのトラブルシューティングとして推奨されるもう一つの方法が、ドライバーの更新です。ドライバーはWindows OSにとって不可欠な要素であり、ハードウェアとソフトウェア間の通信を担っています。例えば、GeForce RTX 3090のような高性能グラフィックカードを搭載していても、対応する最新ドライバーがインストールされていなければ、その性能を十分に発揮できません。ドライバーが古いままだと、最先端のグラフィックカードが普通のVGAカード程度の機能しか果たさないこともあります。
ドライバーの更新は、OEMの公式サイトから最新版を個別にダウンロードする方法と、デバイスマネージャーを使ってMicrosoftのサーバーから更新版を検索する方法があります。しかし、いずれの方法も時間と手間がかかり、ある程度の技術知識も求められます。そこでおすすめなのが、Smart Driver Careのような信頼性の高いドライバー更新ソフトです。これを使えば、数回のクリックだけで全ドライバーをまとめて効率的に更新できます。Smart Driver Careの使い方は以下の通りです。
ステップ1:以下のリンクからSmart Driver Careをダウンロードしてインストールします。
ステップ2:インストールが完了したらアプリケーションを起動し、プログラムを登録します。
ステップ3:「今すぐスキャン」ボタンをクリックして、PCのドライバー問題のスキャンを開始します。
ステップ4:検出された潜在的なドライバーエラーが一覧表示されます。更新したいドライバーを選択してください。

ステップ5:「更新」ボタンをクリックして、ドライバーを一つずつ更新します。プレミアム版をご利用の場合は「すべて更新」をクリックし、処理が完了するのを待ちましょう。

Smart Driver Careはシステム全体をスキャンし、古いドライバーや欠落・破損したドライバーを、インターネット上の最新かつ互換性のあるバージョンへ自動的に置き換えてくれます。
対処法6:復元ポイントからシステムを復元する
Windows 10では、OSの設定状態のスナップショット(復元ポイント)を作成・保存しておき、必要に応じて以前の安定した状態へ戻すことができます。レッドスクリーンエラーが発生する前に復元ポイントを作成していれば、その時点の状態に復元可能です。手順は以下の通りです。
ステップ1:Windows + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
ステップ2:「rstrui.exe」と入力し、Enterキーを押します。

ステップ3:新しいウィンドウが開いたら「次へ」をクリックし、表示された日付の中から復元先を選択します。
注意:Windows 10のレッドスクリーンが初めて発生した日より前の日付を選んでください。
ステップ4:「次へ」をクリックし、画面の指示に従ってシステムを以前の状態に復元します。
注意:選択した日付以降にインストールしたプログラムや変更したシステム設定は失われます。ただし、保存済みの個人データ(ファイルなど)には影響しません。
まとめ:Windows 10のレッドスクリーン問題の解決に向けて
Windows 10のレッドスクリーンは、ユーザーの操作を完全に妨げてしまうBSODほど深刻なものではありません。多くの場合、単純な再起動だけでシステムは正常な状態に戻ります。しかし、再発を確実に防ぐためには、本記事で紹介した対処法を実施しておくことが大切です。
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