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Windows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説

個人環境でも企業環境でも、バックアップと復元の戦略を実装することは非常に重要です。さまざまなOSやアプリケーション向けに、オンプレミスのストレージやAWS・Azure・Google Cloudなどのクラウドへ対応する多種多様なバックアップツールが存在します。

本記事では、Windows Server 2019に標準搭載されている「Windows Server Backup」を使用して、バックアップ機能のインストール、設定、バックアップと復元の実行方法までを詳しく解説します。なお、ここで紹介する手順は、以前のバージョンのWindows Serverでも同様に適用できます。

1. Windows Server Backup機能のインストール

まず最初に、Windows Server 2019にWindows Server Backup機能をインストールします。以下の手順に従ってください。

  1. サーバーマネージャーを開きます
  2. 役割と機能の追加をクリックします
  3. 開始する前にの画面で次へをクリックします
  4. インストールの種類の選択では役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします
  5. 対象サーバーの選択で対象のサーバーを選び、次へをクリックします
  6. サーバーの役割の選択では何も選択せずに次へをクリックします
  7. 機能の選択画面でWindows Server Backupにチェックを入れ、次へをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  8. インストール オプションの確認画面でインストールをクリックします
  9. インストールの進行状況が完了したら閉じるをクリックします

2. Windows Server Backupの設定と手動バックアップの実行

次に、「バックアップ(1回限り)」と「バックアップ スケジュール」の2つの機能を使った、バックアップの設定と実行方法を紹介します。

  1. サーバーマネージャーを開きます
  2. ウィンドウ右上のツールメニューからWindows Server BackupをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説Windows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  3. 操作タブをクリックし、バックアップ(1回限り)を選択します。ウィンドウ右側の「バックアップ(1回限り)」からも同じ操作が可能です
  4. バックアップ オプション画面で別のオプションを選択します。スケジュールされたバックアップを作成していない場合や、定期バックアップとは異なる保存先・対象を指定したい場合はこちらを選びますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  5. バックアップの構成の選択では、サーバーの全データ、アプリケーション、システム状態をバックアップするサーバー全体(推奨)を選択し、次へをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  6. 保存先の種類の指定でリモート共有フォルダーを選択し、次へをクリックします。なお、ローカルストレージにバックアップ可能な空き容量がない場合、ローカルへのバックアップは実行できません。その場合はボリューム一覧から除外するか、別のディスクを追加して再試行してくださいWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  7. リモートの保存先パスを指定し、継承を選択して次へをクリックします。「継承」オプションを選ぶと、指定したリモート共有フォルダーへのアクセス権を持つすべてのユーザーがバックアップにアクセスできるようになりますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  8. 共有ネットワークフォルダーへの書き込み権限を持つユーザーの資格情報を入力します
  9. 確認画面でバックアップをクリックします
  10. バックアップの進行状況を確認します。ウィザードを閉じてもバックアップ処理はバックグラウンドで継続され、Backupツール上からいつでも進捗を確認できますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  11. エクスプローラーを開き、バックアップの保存先に移動すると、WindowsImageBackupという新しいフォルダーが作成され、その中にバックアップデータが格納されていることが確認できますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説

3. バックアップのスケジュール設定

定期的に自動バックアップを行いたい場合は、スケジュール機能を活用しましょう。設定手順は以下の通りです。

  1. Windows Server Backupを開きます
  2. 操作タブをクリックし、バックアップ スケジュールを選択します。ツール右側の「バックアップ スケジュール」からも同じ操作が可能です
  3. はじめにの画面で次へをクリックします
  4. バックアップの構成の選択で、サーバーデータ、アプリケーション、システム状態をバックアップするサーバー全体(推奨)を選択し、次へをクリックします
  5. バックアップ時刻の指定で、フルバックアップを実行するスケジュールを設定し、次へをクリックします。設定できるのは「1日1回」と「1日に複数回」の2種類です。ここでは例として、毎日20時に1回バックアップを実行するよう設定しますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  6. 保存先の種類の指定でバックアップの保存先を選択し、次へをクリックします。選択肢は「バックアップ専用ハードディスクへのバックアップ(推奨)」「ボリュームへのバックアップ」「共有ネットワークフォルダーへのバックアップ」の3つです。ここでは共有ネットワークフォルダーへのバックアップを選択します。なお、リモート共有フォルダーを定期バックアップの保存先として使用する場合、各バックアップ実行時に前回のバックアップは上書きされ、最新のバックアップのみが保持される点に注意してくださいWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  7. リモート共有フォルダーの指定で保存先のパスを入力し、継承を選択して次へをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  8. ユーザー名とパスワードを入力してバックアップ スケジュールを登録します
  9. 確認画面で完了をクリックします
  10. 閉じるをクリックしてウィンドウを閉じます

4. バックアップデータの復元

復元の手順は状況によって異なります。Windowsが正常に起動し、Windows Server Backupを開ける場合は、以下のように回復オプションを使って復元できます。

  1. Windows Server Backupを開きます
  2. 操作をクリックし、回復を選択します
  3. はじめにの画面で、バックアップの保存場所を選択し、次へをクリックします。ここではネットワーク共有上に保存しているケースを想定しますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  4. 場所の種類の指定で、ローカルまたはリモート共有フォルダーを選択します。ここではリモート共有フォルダーを選択しますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  5. リモートフォルダーのパスを指定し、次へをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  6. 共有ネットワークフォルダーへの読み取り権限を持つユーザーの資格情報を入力します
  7. 復元に使用するバックアップの日付を選択します。利用可能なバックアップがある日は太字で表示されますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  8. 回復の種類を選択し、次へをクリックします。選択できるのは「ファイルおよびフォルダー」「Hyper-V」「ボリューム」「アプリケーション」「システム状態」の5種類です。ここではファイルおよびフォルダーを復元します
  9. 復元する項目を選択し、次へをクリックします。例として、デスクトップ上のすべてのファイルを復元しますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  10. 回復オプションの指定で、既存ファイルとの競合時の扱いを選択し、次へをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  11. 確認画面で回復をクリックします
  12. 回復の進行状況を確認し、完了したら閉じるをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  13. エクスプローラーを開き、復元されたファイルの保存先を確認します

システムイメージからの復元(起動できない場合)

ブートファイルの破損などの問題によりWindowsが起動できない場合は、回復環境を起動してシステムの復元を実行する必要があります。

  1. 起動可能なDVDまたはUSBメディアをマシンに挿入(接続)します。ブータブルメディアには、マシンで稼働しているWindowsのイメージが含まれている必要があります。ここではWindows Server 2019を使用します
  2. BIOSまたはハイパーバイザーで起動デバイスの設定を変更し、マシンを再起動します
  3. 「CDまたはDVDから起動するには、任意のキーを押してください」と表示されたら、Enterキーを押します
  4. Windows セットアップ画面で言語、時刻と通貨の形式、キーボードを選択し、次へをクリックします
  5. コンピューターを修復するをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  6. トラブルシューティングをクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  7. システム イメージの回復をクリックしますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  8. 復元対象のオペレーティング システムを選択しますWindows Server 2019でのバックアップと復元の実行方法を徹底解説
  9. リムーバブルドライブまたはネットワーク共有上のシステムイメージを使用してWindowsを復元するための、ウィザードの手順に従って操作を進めます
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