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Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法

Windowsストアは、Microsoftが提供する公式のソフトウェアプラットフォームで、個人用途やビジネス用途に合わせたさまざまなアプリをダウンロードできる場所です。Windows 8およびWindows Server 2012以降で利用可能になっています。しかし、状況によってはWindowsストアの起動を無効化したいケースがあります。無効化すると、ユーザーはWindowsストアから一切アプリをダウンロード・インストールできなくなります。特に企業環境では、セキュリティや運用管理の観点からWindowsストアを無効化することが求められるでしょう。

Windows 10マシンでWindowsストアを無効化する方法は複数あります。ワークグループのような非集中型ネットワーク環境に属している場合は、ローカルグループポリシーまたはAppLockerを使用できます。本記事では両方の手順を詳しく解説します。

また、Windows 10マシンがドメイン環境に属している場合は、ドメインコントローラーとして動作するWindows Serverから直接Windowsストアを無効化することも可能です。

なお、Windowsストアを無効化すると、インストール済みアプリの自動更新にも影響が及ぶ点に注意してください。

Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法

1. ローカルグループポリシーを使ってWindowsストアをブロックする(Windows 10)

ドメインに参加していないワークグループ環境のWindowsマシンでWindowsストアを無効化するには、ローカルグループポリシーを使用します。ここではWindows 10での手順を紹介しますが、Windows 8およびWindows 8.1でも同様に操作できます。なお、同じワークグループに複数のマシンがある場合は、各マシンでこの手順を繰り返す必要があります。

  1. スタートメニューを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
  2. gpedit.mscと入力してEnterキーを押します。
  3. 「コンピューターの構成」>「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「ストア」を順に展開します。
  4. 「ストア アプリケーションをオフにする」を右クリックし、「編集」をクリックします。
  5. 「有効」を選択し、「適用」、続いて「OK」をクリックします。この設定を有効にすると、ストアアプリケーションへのアクセスが拒否されます。「無効」または「未構成」の場合はアクセスが許可されます。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  6. スタートメニューを右クリックし、「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします。「Windows PowerShell(管理者)」が表示されず「コマンドプロンプト(管理者)」のみが表示される場合は、そちらでも問題ありません。
  7. gpupdate /forceと入力してEnterキーを押します。このステップでは、設定済みポリシーの強制更新を行い、Windowsストアを無効化します。Windowsマシンの再起動でも同じ効果が得られます。下図のようにコンピューターポリシーの更新が正常に完了すれば、Windowsストアはブロックされています。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法

2. AppLockerを使ってWindowsストアをブロックする(Windows 10)

Windowsストアやその他のアプリケーションを無効化する2つ目の方法が、AppLockerの活用です。こちらもWindows 10での手順を紹介しますが、Windows 8およびWindows 8.1でも同様に使用できます。ワークグループ内に複数のマシンがある場合は、各マシンで手順を繰り返してください。

  1. スタートメニューを左クリックし、secpolと入力して「ローカルセキュリティポリシー」を開きます。
  2. secpolを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
  3. 「アプリケーション制御ポリシー」>「AppLocker」を展開し、「パッケージ化されたアプリの規則」をクリックします。
  4. 「パッケージ化されたアプリの規則」を右クリックし、「新しい規則の作成」をクリックします。
  5. 「はじめに」画面で「次へ」をクリックします。
  6. 「アクセス許可」画面で「アクション」>「拒否」を選択し、Windowsストアをブロックします。
  7. 「ユーザーまたはグループ」で、Windowsストアの実行を禁止するユーザーまたはグループを選択します。ここでは「Everyone」に適用します。
  8. 「次へ」をクリックします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  9. 「インストール済みのパッケージ アプリを参照として使用する」を選択し、「選択」をクリックします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  10. 一覧から「Windowsストア」を選択し、「OK」をクリックします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  11. 「次へ」をクリックします。
  12. 「例外」画面で「次へ」をクリックします。
  13. 「名前と説明」画面で名前と説明(任意)を入力し、「作成」をクリックします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  14. 以上でポリシーの作成は完了です。これでWindowsストアはブロックされます。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法

3. グループポリシーの管理を使ってWindowsストアをブロックする(Windows Server 2019)

ドメイン環境でWindowsストアなどのアプリケーションを設定・無効化する最も効率的な方法は、グループポリシーの管理を使用することです。前提条件として、すべてのWindows 10マシンが同じドメインに属している必要があります。ドメインコントローラー上でグループポリシーを一度設定すれば、わずか数回のクリックで数千台規模のWindowsマシンへ一括展開できます。ここではWindows Server 2019での手順を紹介しますが、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016でも同様に利用可能です。

  1. サーバーマネージャーを開きます。
  2. 「ツール」をクリックし、「グループポリシーの管理」をクリックします。
  3. フォレストを展開します。
  4. ドメインを右クリックし、「新規作成」>「このドメインに組織単位を作成する」をクリックします。新しいOU(組織単位)を作成します。特定のWindowsマシン専用のOUがすでにある場合は、そのOU内にポリシーを作成してすべてのマシンに適用できます。
  5. OUの名前を入力し、「OK」をクリックします。
  6. OUを右クリックし、「このドメインにGPOを作成し、このコンテナーにリンクする」をクリックします。
  7. 新しいグループポリシーの名前を入力し、「OK」をクリックします。
  8. 作成したグループポリシーを右クリックし、「編集」をクリックします。
  9. 「ユーザーの構成」>「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「ストア」を順に展開します。
  10. 「ストア アプリケーションをオフにする」を右クリックし、「編集」をクリックします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  11. 「有効」を選択し、「適用」、続いて「OK」をクリックします。この設定を有効にすると、ストアアプリケーションへのアクセスが拒否されます。「無効」または「未構成」の場合はアクセスが許可されます。
  12. スタートメニューを右クリックし、「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします。
  13. gpupdate /forceと入力してEnterキーを押します。設定済みポリシーの強制更新により、対象マシンでWindowsストアが無効化されます。適用されたグループポリシーは、Windows 10マシンの再起動後に反映されます。下図のようにポリシー更新が正常に完了すれば、Windowsストアはブロックされています。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法

4. レジストリエディターを使ってWindowsストアをブロックする(Windows 10)

Windowsストアを無効化するもう一つの方法が、レジストリエディターの使用です。この方法は、ローカルグループポリシーエディターが搭載されていないWindows Homeエディションで唯一使える手段でもあります。すでにローカルグループポリシーエディターで設定を行っている場合は、レジストリ側の該当する値も自動的に更新されます。

この方法はやや技術的で、設定を機能させるために存在しないキーや値を自分で作成する必要があります。レジストリの誤った設定はシステムの動作に深刻な問題を引き起こす可能性があるため、変更前に必ずバックアップを作成することを強くお勧めします。以下の手順に従えば、安全に設定を行えます。

  1. Windowsキーを押しながらRキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが起動します。UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら、「はい」をクリックします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  2. レジストリエディターで、次のキーへ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\WindowsStore
  3. 該当するキーが存在しない場合は、「Microsoft」キーを右クリックし、「新規」>「キー」を選択して作成します。キー名を「WindowsStore」に変更して選択します。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  4. 「WindowsStore」キー内で右側のペインを右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択します。作成した値の名前を「RemoveWindowsStore」にします。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  5. 値をダブルクリックして開き、「値のデータ」を「1」に変更します。Windows 10 / Windows Server 2019でWindowsストアをブロックする4つの方法
  6. 変更をシステムに反映させるには、必ずコンピューターを再起動してください。これでWindowsストアが無効化されます。
  7. 再度有効化したい場合は、「値のデータ」を「0」に変更します。レジストリから値を削除しても、Windowsストアを元に戻せます。
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