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全デバイス共通!iCloudメールのIMAP・SMTP設定ガイド

メールクライアント(Outlook、Thunderbirdなど)でiCloudメールを使うには、受信用の「IMAP設定」と送信用の「SMTP設定」の両方を入力する必要があります。IMAPはサーバーからメールをダウンロードするために、SMTPはあなたの代わりにメールを送信するために使われます。SMTP設定が未入力のままでは、メールクライアントはiCloudメールアカウントからメールを送る方法を認識できません。

以下に紹介するメールサーバー設定は、パソコンのメールソフトでも、スマートフォンやタブレットのメールアプリでも、その他の環境でも共通です。どのプラットフォームでも同じ値を使用できます。

手動設定が不要なケース

次のような環境では、以下の設定を手動で入力する必要はありません。

  • Mac(OS X Lion 10.7.4以降)の「システム環境設定」からiCloudアカウントを追加した場合
  • Windows PCで「iCloud for Windows」を使い、Outlook 2010〜2016と連携させた場合
  • iOS 7以降を搭載したiPhoneやiPadの設定画面からiCloudアカウントを追加した場合

これらの方法では設定が自動的に行われるため、手動入力の手間が省けます。

受信メールサーバー(IMAP)の設定

iCloudメールはIMAPサーバーを使ってメールを受信します。なお、iCloudはPOP方式には対応していない点に注意してください。設定項目をどこに入力すればよいかわからない場合は、お使いのメールアプリのヘルプやドキュメントを確認しましょう。入力場所はアプリによって異なります。

メールクライアントの受信サーバー設定に、以下の情報を入力してください。

  • サーバー名: imap.mail.me.com
  • SSL: 必須(有効)
  • ポート番号: 993
  • ユーザー名: iCloudメールアドレスの「@icloud.comより前の部分のみ」を入力します(例:johnsmith)。@icloud.comは含めません。
  • パスワード: アプリ用パスワード(App-specific Password)を入力します。

これらのサーバー設定は、iCloudメールアカウントに接続するメールプロバイダやアプリが変わっても同じです。

送信メールサーバー(SMTP)の設定

メールクライアントからiCloudメールアカウントでメールを送信するには、以下の送信サーバー設定が必要です。

  • サーバー名: smtp.mail.me.com
  • SSL: 必須(有効)
  • ポート番号: 587
  • SMTP認証: 必須(有効)
  • ユーザー名: @icloud.comを含む完全なメールアドレスを入力します(例:johnsmith@icloud.com)。
  • パスワード: 受信サーバー(IMAP)設定で使用したものと同じパスワードを入力します。

うまくいかないときの対処法とヒント

上記の設定でほとんどの場合は問題ありませんが、接続できない場合は以下のポイントを試してみてください。

  • SSLでエラーが出る場合は、代わりにTLSを選択してみてください。
  • ポート587でメールを送信できない場合は、ポート465を試してみてください。
  • 多くのメールクライアントでは、ユーザー名だけでなく完全なメールアドレスの入力が必要です。example@icloud.com や example@me.com の形式であればどちらも有効ですが、「example」だけの入力は受け付けられません。それでも動作しない場合は、逆にドメイン部分を外してユーザー名のみ(example)を試してみてください。

また、2017年以降、iCloudアカウントでIMAP接続を行うには2ファクタ認証(二段階認証)を有効化し、アプリ用パスワードを作成することが必須になっています。iCloudメールのパスワードがわからなくなった場合は、Appleの公式サイトから再設定(リセット)が可能です。

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