プライバシー重視の検索エンジン「DuckDuckGo」、累計検索数100億回を達成
プライバシー保護を重視する検索エンジンとして知られるDuckDuckGoが、大きな節目を迎えました。サービス開始以来の累計検索回数が100億回を突破したのです。さらに、過去最高となる1日1,400万件の検索を24時間以内に処理する記録も樹立しました。それにもかかわらず、DuckDuckGoの存在を知らない人は今なお多いのが実情です。
DuckDuckGoはまだ一般に広く浸透した名前ではありませんが、実は2008年からサービスを提供しています。Googleと比べれば、依然として小規模な存在であり、いわば「負け犬」的な立ち位置かもしれません。あるいは「負けアヒル」と呼ぶべきでしょうか。しかし、DuckDuckGoは大きな注目を集めることなく、9年間にわたって着実に成長を続けてきました。
ご存じない方のために簡単に説明すると、DuckDuckGoはGoogleやBing、Yahoo!などと同じ検索エンジンですが、決定的な違いが一つあります。それは「匿名性」です。DuckDuckGoはユーザーのプライバシーを守りながらウェブ検索を実行します。ユーザーを追跡せず、個人を特定できる情報を第三者と共有しないことを明言しているのです。
プライバシー最優先の方針
このプライバシー最優先の方針こそが、DuckDuckGoの人気を高める原動力となっています。Edward Snowden氏がNSA(米国家安全保障局)による国民監視の実態を暴露した際には、ユーザー数が顕著に増加しました。そして現在も、同様の背景から再び利用者が増加傾向にあるといわれています。
DuckDuckGoの創設者兼CEOであるGabriel Weinberg氏は、祝賀のブログ記事の中で、累計検索回数が100億回に達したことを発表しました。このうち40億回は2016年だけで記録されたものであり、非常に印象的な数字です。さらに2017年1月10日には、1日で1,400万件の検索を処理しています。
確かに驚異的な成長ですが、比較のために挙げると、The VergeによればGoogleは毎秒約4万件、すなわち1日あたり35億件の検索を処理しているとのことです。つまり、Googleはわずか3日間で、DuckDuckGoが創業以来積み上げてきた検索数と同等の規模を達成してしまう計算になります。
世界で最も信頼される検索エンジンとは?
DuckDuckGoが世界で最も人気のある検索エンジンになることは、おそらくないでしょう。それでも同社は着実なペースで成長を続けています。「世界で最も信頼される検索エンジン」を目標に掲げる企業にとって、人気の高さこそが真の成功の指標だとは限らないのかもしれません。
あなたは普段からDuckDuckGoを利用していますか?もしそうであれば、GoogleやBingといった大手検索エンジンではなくDuckDuckGoを選ぶ理由は何ですか?また、今回初めてDuckDuckGoの存在を知った方は、ぜひ一度試してみたいと思いましたか?コメント欄でぜひお聞かせください!
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