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Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

Facebookのアクティブユーザーは10億人を超え、国に例えれば世界第3位の人口規模です。これほど多くの人に影響を与えるプラットフォームには、必然的に多くの誤情報が飛び交います。あなたが信じているFacebookに関する「常識」のいくつかは、完全に間違っているかもしれません。

誤解1:プロフィールを閲覧した人が誰か分かる

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

結論から言うと、誰がプロフィールを見たかを知る方法はありません。どんな裏技も、どんなアプリも、元恋人があなたをストーキングしているかどうかを教えてくれることはありませんし、人事部のあの怪しい同僚があなたの写真を延々と見ているかどうかを確認する術もありません。

「秘密の仲良しさんが分かる」と謳うアプリによって広まっている根強い都市伝説ですが、詳細に調べた結果、いかなる手段を用いてもプロフィール閲覧者を特定することは不可能です。

Facebook公式もこの誤解にうんざりしており、ヘルプセンターで明確に否定しています。「Facebookでは、プロフィールを閲覧した人を追跡する機能は提供していません。サードパーティ製アプリでもこの機能を提供することはできません。」もちろん逆も同様です。「自分のプロフィールや投稿(写真など)を誰が見たかを追跡することはできません。」

Facebookは、この機能があると嘘をついてユーザーを騙すアプリの排除に力を入れています。もしそのようなアプリを見かけたら、迷わず報告してください。

誤解2:友達からのメッセージならリンクをクリックしても安全

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

友達があなたを害するつもりはないでしょう。しかし、悪意ある第三者はその「信頼」を悪用します。友達から変なメッセージとともにリンクが送られてきても、安易にクリックしないでください。

Facebook経由のマルウェアやウイルス感染は珍しくありません。インターネット上の他の場所と同じレベルの警戒心が必要です。友達からリンク付きのメッセージが届いたら、本人に「これ送った?」と確認してから開きましょう。公開投稿の場合は、コメント欄をチェックして「詐欺」「ウイルス」と警告している人がいないか確認してください。

以前、「Facebookグラフィックアプリ」を装った詐欺が同様の手口で流行しました。シンプルなソーシャルメッセージに対して常に警戒を怠らないことが、ネット上で安全に過ごすための必須条件です。

誤解3:近々Facebookが有料化される

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

定期的に「Facebookが有料化される」「月額〇〇円でプライバシーを守れる」といった投稿が拡散されますが、心配無用です。Facebookが基本機能を有料にすることは、今後も絶対にありません。

典型的なチェーンメールはこうです。「Facebookが有料化!『人生のステータスをプライベートに保つゴールド会員』は月額5.99ドル。このメッセージを自分のページに貼り付ければ無料になる」

このデマが広まりすぎたため、Facebook公式が声明を出す事態になりました。「火星に水があるかもしれないが、ネット上のすべてを信じてはいけない。Facebookは無料であり、これからも無料です。」

ただし、「無料の裏には代償がある」ことも事実です。Facebookのビジネスモデルにおいて、その代償はユーザーデータを広告主に提供すること(ターゲティング広告)です。

誤解4:Facebookが自分の写真を所有し、広告に売っている

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

「Facebookがユーザーの写真を広告主に売っている」という噂も広まりましたが、これもデマです。Facebookは明言しています。「ユーザーの情報を誰にも売ったことはなく、今後も売ることはありません。」

このデマには2つの側面があります。1つ目は、Facebookがタイムラインを漁って写真や投稿を広告主に売り渡しているというもの。これは事実無根です。あなたが撮影・投稿した写真の著作権はあなたにあります。

2つ目は利用規約の法的解釈に関する部分です。確かに規約には「ユーザーが投稿したコンテンツを、Facebook自身の広告宣伝のために利用する権利(ライセンス)をユーザーがFacebookに許諾する」とあります。例えば、タイムズスクエアの看板広告にあなたのプロフィール写真や投稿が使われても、Facebookはあなたに報酬を支払う義務はありません。これは規約上認められた権利行使です。

また、「いいね!」したページの広告が友達の画面に表示される際、あなたの顔写真が「このページを応援しています」という形で表示されることがあります。「いいね!」は公開的な支持表明として扱われるため、慎重に判断しましょう。

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

定期的に、法律用語めいた長文を投稿し「私はFacebookに写真や情報の使用を許可しない」と宣言する人が現れます。典型例は以下の通りです。

20XX年X月X日以降、私はFacebookおよび関連企業に対し、過去・未来を問わず私の写真、情報、投稿を使用する権利を一切許可しません。この声明により、Facebookに対し開示、複製、配布、その他いかなる行為も禁じます。

残念ながら、法律はそう簡単ではありません。ウォールにそんな文章を貼り付けても、世界中に「自分は法律を理解していません」と晒しているだけです。

アカウント作成時に同意した利用規約は、後からウォールに投稿した文章では一切変更できません。これは複数の弁護士が繰り返し指摘しています。

本当にデータの利用範囲を交渉したいなら、Facebookと個別に契約する必要があります。それが無理なら、自分のデータを完全にコントロールする唯一の手段は「Facebookをやめること」だけです。

誤解6:Facebookをやめるのは簡単だ

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

データを守るために「やめればいい」と思うかもしれませんが、アカウントの完全削除は驚くほど面倒です。Facebookには削除手順のページがありますが、ボタン一つで終わる話ではありません。

まず、削除申請をしても即座には消えません。最低2週間の猶予期間があり、その間にログインすると削除がキャンセルされます。さらに、システム上から完全にデータが消えるまで数ヶ月かかる場合があります。

連携アプリの解除、スマホ・タブレットアプリのアンインストール、ブラウザ履歴の削除など、当サイトのガイドにある手順をすべて実行する必要があります。2週間の猶予期間中に誤ってログインすれば、また最初からやり直しです。

そして、すべてを完了してアカウントが消えても、Facebookはあなたを監視し続けます……(「シャドウプロフィール」参照)。

誤解7:Facebookを使っていなければ、自分の情報は知られていない

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

それは甘い考えです。Facebookはソーシャルグラフを構築しており、あなたの知り合いが利用していれば、あなたの情報は「シャドウプロフィール」として蓄積されています。

仕組みはこうです。友達がFacebookに連絡先へのアクセスを許可すると、あなたの電話番号やメールアドレスがFacebookに送られます。複数の友達のデータが突き合わされ、あなたの名前、電話番号、メール、住所などが、あなたが一度も登録していないのにプロファイル化されます。

これは単純化した例です。実際にはより高度なアルゴリズムで、より機微な情報まで紐付けられています。詳細については、当サイトの「Facebookのシャドウプロフィールとは」を参照してください。

現代のネット社会において、これを防ぐには完全にオフグリッドで生活し、誰にも写真を撮られないようにするくらいしかありません。それでも完全ではないでしょう。

誤解8:近々「よくないね(Dislike)」ボタンが実装される

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

長年ユーザーから要望がありますが、マーク・ザッカーバーグ氏によれば「ポジティブな体験を重視するFacebookの理念に反する」として、Dislikeボタンの実装予定はありません。

以前、リアクション機能(「超いいね」「うける」「すごい」など絵文字での反応)が追加された際、メディアが「Dislikeボタンが来る」と誤報したことでデマが加速しました。結論:Dislikeボタンはありません。絵文字リアクションが追加されただけです。

「Dislikeボタンを追加するアプリ」やブラウザ拡張を見かけてもインストールしないでください。Facebook公式ではなく、マルウェアの可能性があります。

誤解9:ユーザー過多でアカウント整理のため休眠アカウントを削除する

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

「マーク・ザッカーバーグからのメッセージ」を装い、「ユーザー過多でサーバーがパンクする。このメッセージをシェア(またはアプリをDL)して活動中임을証明しないとアカウントを削除する」というチェーンメールが定期的に流れます。

安心してください。ユーザーが多すぎてサービス終了することはありません。休眠アカウントを勝手に削除することもありません。

このデマが再燃したきっかけは、Facebookが「休眠アカウントからのビジネスページへの『いいね!』をカウント対象から外す」と発表したことでした。これが「休眠アカウント自体を削除する」と誤解・曲解されて拡散されたのです。

実際には、業者から「いいね!」を買って水増ししているページ対策として、長期間活動のないアカウントからの「いいね!」を無効化し、正確なファン数を反映させるための措置でした。

「これをシェア/ダウンロードしないとアカウント消すよ」という投稿を見かけたら、無視してください。本当に深刻そうなら、Facebookの苦情窓口に問い合わせましょう。

誤解10:Facebookから本人確認書類(免許証など)の提出を求められた

Facebookの神話崩壊:信じてはいけない10の一般的な誤解

「実名制コミュニティ」を掲げるFacebookのポリシーに便乗し、詐欺師が「本人確認のため免許証やパスポートのスキャンを送れ。拒否ならアカウント削除」というメッセージ(特にDM)を送りつけるケースが増えています。無視するか、通報してください。

Facebookが公式に本人確認書類を要求するのは、以下の2ケースのみです。

  1. アカウントが「なりすまし」や「偽アカウント」として通報され、凍結された場合。 この場合、ログイン自体が完全に遮断された状態で、本人確認のために書類のアップロードを求められます。すでにログインできている状態で書類を求められたら、それはFacebookからの通知ではありません。
  2. 著名人・公人として公式認証バッジ(青いバッジ)を申請する場合。 本人証明として書類提出が必要です。

つまり、ログインした状態で画面上に表示される「本人確認書類を送れ」というメッセージは100%詐欺です。あなたの身分証は悪意ある第三者の手に渡ります。

詐欺・デマから身を守るには

Facebook上のデマや詐欺の「構造(心理トリガー・拡散メカニズム)」を理解していれば、多くの被害を防げます。怪しい話は Snopes などのファクトチェックサイトで検索しましょう。そして、ITに詳しい信頼できる知人に相談してから行動する癖をつけてください。

あなたは過去にFacebookの詐欺やデマに騙されたことはありますか? どのように自衛していますか?

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