FEBE・CLEO・MozBackupでFirefoxをバックアップする4つの方法
Firefoxは非常に優れたブラウザです。使い込むほどにテーマや拡張機能、プラグインなどが増え、ブックマークも大量に蓄積されていきます。こうしたデータを失ってしまうのは大きな痛手です。だからこそ、定期的なバックアップが何より重要になります。
この記事では、設定、ブックマーク、その他の重要なデータを含むFirefoxのプロファイルをバックアップする4つの方法をご紹介します。ここで紹介するヒントはLinuxとWindows(Macでも)共通で使えますが、4つ目の方法のみWindows限定です。
1. Firefoxプロファイルを手動でバックアップする
意外と知られていないのですが、Firefoxはユーザーデータを「プロファイル」という単位で管理しています。プロファイルには、ユーザーが行ったカスタムレイアウトや設定、テーマ、拡張機能、プラグインなど、すべてのユーザーデータが含まれています。
プロファイルをバックアップ先にコピーしておけば、その時点での個人設定がまるごと保存されます。後日、このプロファイルを既存のFirefoxプロファイルに上書き復元すれば、バックアップ時点の環境を再現できます。ただし、同じプロファイルに復元した場合は、バックアップ以降の変更内容は失われる点に注意してください。手動でのコピーはごく簡単な作業ですが、こまめに行うことを忘れずに。
また、バックアップ前にFirefox内蔵の「履歴消去(Clear Private Data)」機能を使って不要なデータを整理しておくのもおすすめです。
それでは、プロファイルの場所を確認してコピーしましょう。
Windowsの場合
Windowsでは、プロファイルは以下の場所に保存されています。
C:\Documents and Settings\Your-user-name\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles
なお、「Application Data」フォルダはデフォルトでは隠しフォルダになっているため、エクスプローラーのオプションで「隠しファイルと隠しフォルダを表示する」を有効にする必要があります。やり方がわからない場合は、関連記事「メールセキュリティ – 受信トレイを安全に保つ方法」を参考にしてください。
Linuxの場合
Linuxでは、Firefoxのプロファイルは以下の場所にあります。
/home/your-user-name/.mozilla/firefox
Firefoxを終了した状態でこのフォルダを丸ごとコピーすれば、バックアップ完了です。
2. FEBEでプロファイルをバックアップする
FEBE(Firefox Environment Backup Extension)は、Firefoxのプロファイルを完全(フル)または選択的にバックアップできる拡張機能です。バックアップのスケジュール設定や、無効になった拡張機能の修復など、便利な機能も多数備えています。


すべて自動で処理してくれるため、バックアップ漏れを心配する必要がありません。FEBEはFirefox Add-Onsの公式リポジトリからダウンロードできます。
3. CLEOで拡張機能をバックアップする
Firefoxの拡張機能を数多く使っているなら、それらもバックアップしておきたいところです。しかし拡張機能は頻繁に更新されるため、個別に管理するのは容易ではありません。そのため、.xpiインストーラーファイルのローカルコピーを保存しておくだけでは、必ずしも最善の解決策とは言えません。
また、別のマシンにFirefoxをインストールして、そこでも同じ拡張機能を使いたい場合には、一つずつ手動でインストールし直す必要があり、かなり面倒です。
CLEO(Compact Library Extension Organizer)を使えば、この問題を簡単に解決できます。インストール済みの拡張機能の全部または一部を、単一のインストール可能な.xpiファイルにパッケージ化できるのです。

さらに嬉しいことに、CLEOはFEBEと連携して動作します。たとえばFEBEで拡張機能だけをバックアップし、それをCLEOでパッケージ化するといった使い方が可能です。CLEOもFirefox Add-Onsの公式リポジトリからダウンロードできます。
4. MozBackupを使う
FEBEとCLEOに物足りなさを感じる場合は、MozBackupを試してみてください。もちろん、両方に満足している場合でも、MozBackupは役立つ場面があります。
MozBackupはWindows専用のアプリケーションですが、とても手軽で便利なツールです。インストール版のほかに、インストール不要のポータブル版も用意されています。USBメモリなどからFirefoxを使っている場合や、外出先でバックアップを取る必要がある場合に特に重宝します。
特筆すべき機能として、バックアップファイルにパスワード保護をかけられる点が挙げられます。外付けのポータブルデバイスにバックアップを保存する際には、セキュリティ面で非常に重要な機能です。
MozBackupは公式サイトからダウンロードできます。
まとめ
今回は、Firefoxのデータを安全に保つための4つの方法・ツールをご紹介しました。ブラウザがオンラインライフにおいてますます重要な役割を果たす今日、ブラウザデータの整合性を維持することは極めて重要です。
FEBE、CLEO、MozBackupはいずれも、テーマ、拡張機能、ブックマーク、あるいはプロファイル全体を安全かつ定期的にバックアップするための有効な選択肢です。それぞれが互いに補完し合うため、組み合わせて使うこともできます。
これらのツールを味方につければ、あなたのブラウザ環境はもう安心です。迷っている暇はありません。今すぐバックアップを取りましょう。
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