Operaの内蔵広告ブロッカーが優秀すぎる!Adblock Plusからの乗り換えを検討しよう

Operaの最新リリースで、同社は誰も予想しなかった新機能を追加しました。それが、あらゆる種類の広告をブロックする「内蔵広告ブロッカー」です。Opera自身が広告企業を傘下に持つことを考えると、これは驚きの動きと言えます。しかしOperaは「広告よりもユーザー体験を重視する」という姿勢を明確にしており、だからこそこの機能を実装したとしています。
エンジニアリング担当SVP兼Opera for Computers責任者のクリスチャン・コロンドラ(Krystian Kolondra)氏は、次のように述べています。
「広告はインターネットを支え、多くのサービスをユーザーに無料で提供することを可能にしています。しかし私たちの最新調査によると、今日のほとんどのWebページは、肥大化した広告や重いトラッキングによって大幅に速度低下しています。私たちはこれを受け入れません。Webを、ユーザーである私たち全員にとってより良い場所にしたいのです」
筆者自身もOperaの熱心なユーザーの一人ですが、早速この新しい広告ブロッカーを試してみました。その結果、長年愛用してきたAdblock Plusを手放し、Opera純正の広告ブロッカーへ乗り換えることに決めました。本記事では、Operaの広告ブロッカーを徹底レビューし、今使っている広告ブロッカーの代わりになり得るかどうかを検証します。
なぜOperaの広告ブロッカーを選ぶべきなのか?
Operaの広告ブロッカーが、広告ブロックのより良い選択肢となり得る理由は以下の通りです。
- PCに負荷をかける可能性のあるサードパーティ製拡張機能を使いたくない
- ネイティブ機能としてWebエンジンレベルで広告をブロックするため、サードパーティ拡張機能よりも高速なページ読み込みが期待できる
- Operaによれば、ページの読み込み時間を最大90%短縮できるとのこと
- Google Chrome上で動作するAdblock Plusとの比較テストでは、45%速くページを読み込むことが判明(66サイトを比較)
- 有効化も操作も非常にシンプル
Operaの広告ブロッカーを有効にする方法
Operaの最新バージョン(例:Opera 37)を使用している場合、Webページ上に侵入的または重い広告が表示されると、広告ブロッカーを有効にするよう促す通知が表示されます。通知が表示されない場合は、「プライバシーとセキュリティ」設定から手動で有効化することもできます。
画面左上のOperaメインメニューをクリックし、「設定」を選択します。左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」タブに移動し、上部にある「広告をブロック」機能をオンにしましょう。


広告ブロック系拡張機能と同様に、サポートしたいお気に入りサイトをホワイトリストに登録する機能も備えています。「例外を管理」ボタンをクリックすれば、好きなサイトを簡単にホワイトリストへ追加できます。デフォルトでは、Baidu、Google、Yandex、Facebookがデモンストレーション目的でホワイトリストに登録されています。これらのプラットフォームでも広告を非表示にしたい場合は、広告ブロッカーを有効にする際にホワイトリストから削除しておくことをおすすめします。


Operaの広告ブロッカーを使ってみた
有効化すると、アドレスバーに「盾(シールド)」アイコンが表示され、その横には現在のページでブロックされた広告の総数が示されます。筆者はAdblock PlusとOperaの広告ブロッカーを比較し、それぞれがどれだけの広告をブロックしているかを確認しました。何度かテストした結果、Operaの広告ブロッカーの方がAdblock Plusより3〜6件多い広告をブロックしていることがわかりました。Operaがブロックしている「余分な」広告の正体は定かではありませんが、ブロック数が多いのは嬉しい限りです。

シールドアイコンをクリックすると、特定のサイトで広告を無効にするボタン(ホワイトリスト登録)と、過去7日間にブロックされた広告数の統計が表示されます。さらに下部には「ウェブサイトの表示速度を確認」というオプションがあります。これは広告あり・なしでページの読み込み速度を比較できる、非常に面白い機能です。

ベンチマークツールを使ってみる
「広告あり/なしで速度テスト」ボタンをクリックすると、新しいタブが開き、現在開いているページが広告あり・なしの両方の状態で再読み込みされます。ベンチマークが完了すると、ページがどれだけ速く読み込まれたかがパーセンテージで表示されます。このテストはネットワーク状況など多数の変数の影響を受けるため、平均値を判断する前に少なくとも10回程度は実行するのがおすすめです。

筆者がMakeTechEasierで試したところ、広告なしの方が7%速くページを読み込めました。大きな差ではありませんが、これは広告ブロッカーの性能の問題ではなく、当サイトが掲載している広告が少なく軽量なため、違いが出にくいのです。一方、他の人気サイトでもテストしたところ、平均値は以下の通りでした(環境により結果は異なります)。
- TechCrunch:22%高速化
- Facebook:19%高速化
- PC World:45%高速化
- CNET:13%高速化
- Parents:38%高速化
まとめ
Operaユーザーにとって、広告ブロッカーの標準搭載は間違いなく朗報です。一部の広告ブロック拡張機能ほど細かいカスタマイズはできませんが、「とにかくすべての広告をブロックして、その見返りとして速度向上を得たい」という人にとっては完璧な機能と言えます。この動きは、侵入的な広告への抗議のような側面もあるでしょう。Operaは広告に対して「軽量で安全、そして最小限の侵襲性」を求めているのです。
Operaのこの新しい動きについてどう思いますか?新しい広告ブロッカーを試してみたいと思いますか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
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