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リフレッシュレートとは?仕組み・ちらつきの原因・最適な設定値を解説

モニターやテレビのリフレッシュレート(走査周波数)とは、画面上の画像を1秒間に描き換え(更新)できる最大回数のことです。単位はヘルツ(Hz)で表され、たとえば「60Hz」なら1秒間に60回画面を更新できることを意味します。

リフレッシュレートは、「走査レート」「水平走査周波数」「周波数」「垂直周波数」などと呼ばれることもあります。

テレビやPCモニターはどのように「更新」されるのか

テレビやパソコンモニター(特にCRT方式)の画面に表示されている画像は、静止画に見えても、実際には静的なものではありません。

実際には、画像は画面上で何度も「再描画」されており、その速度は毎秒60回、75回、85回、あるいは100回以上と非常に速いため、人間の目には静止画や滑らかな動画として認識されるのです。

つまり、60Hzと120Hzのモニターの違いは、120Hzのモニターの方が60Hzのモニターの2倍の速さで画像を生成できる、ということになります。ゲーミングモニターに採用される144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートは、この仕組みをさらに発展させたもので、動きの滑らかさが大きく向上します。

CRTモニターのガラスの奥には電子銃が内蔵されており、光を発射して画像を生成します。電子銃は画面の左上隅からスタートし、横方向に1行ずつ画像を描き込みながら下端まで進み、最下部に達すると再び左上に戻って同じプロセスを繰り返します。

電子銃がある場所とは別の部分では、新しい画像を待つ間、画面が一時的に空白になっていることもあります。しかし、新しい画像の光で画面が更新される速度があまりに速いため、私たちはこれを知覚しません。

ただし、リフレッシュレートが低すぎる場合は話が別です。

リフレッシュレートが低いと起こる画面のちらつき

モニターのリフレッシュレートが低すぎると、画像の「再描画」が目に見えることがあります。これがちらつき(フリッカー)として知覚される現象です。画面のちらつきは見ていて非常に不快で、目の疲れや頭痛を引き起こす原因にもなります。

画面のちらつきは通常、リフレッシュレートが60Hz未満に設定されている場合に発生しますが、体質によってはより高いリフレッシュレートでも発生することがあります。

ちらつきを軽減するには、リフレッシュレートの設定を変更しましょう。Windowsの各バージョンでの具体的な手順は、「Windowsでモニターのリフレッシュレートを変更する方法」のガイドを参照してください。

液晶(LCD)モニターのリフレッシュレート

すべての液晶(LCD)モニターは、通常ちらつきが発生するしきい値(一般的に60Hz)を超えるリフレッシュレートに対応しており、CRTモニターとは異なり、更新の合間に画面が空白になることがありません。

この設計上の特性により、LCDモニターはちらつきを防ぐためにリフレッシュレートを調整する必要がありません。

リフレッシュレートに関する補足知識

リフレッシュレートは高いほど良いというわけではありません。一部のビデオカードが対応している120Hzを超える設定は、かえって目に負担をかける可能性があります。ほとんどの人にとっては、60Hz〜90Hzの設定が最適です。

また、CRTモニターのリフレッシュレートを仕様を超える値に変更しようとすると、「周波数が範囲外(Out of Frequency)」というエラーが表示され、画面が真っ暗になることがあります。その場合は、Windowsをセーフモードで起動し、モニターのリフレッシュレート設定を適切な値に変更し直してください。

最大リフレッシュレートを決める3つの要素

実際に設定できる最大リフレッシュレートは、以下の3つの要素によって決まります。

  • モニターの解像度:解像度が低いほど、高いリフレッシュレートに対応できる傾向があります
  • ビデオカードの最大リフレッシュレート
  • モニター自体の最大リフレッシュレート

なお、動画の滑らかさを表す「フレームレート」と、画面の更新頻度である「リフレッシュレート」は似ていますが、まったく別の概念です。両者の違いを理解しておくと、モニター選びや映像設定で役立ちます。

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