Androidで現在の日時を取得する方法【SimpleDateFormatの使い方を解説】
はじめに
Oracle公式ドキュメントによると、SimpleDateFormatはロケールに依存した形で日付のフォーマット(表示)と解析(パース)を行うための具象クラスです。本記事では、このクラスを使ってAndroidアプリ内で現在の日付と時刻を取得し、画面に表示する方法を解説します。
まず、以下のようにJavaのSimpleDateFormatクラスとDateクラスをインポートします。
import java.text.SimpleDateFormat; import java.util.Date;
実装手順
ステップ1:新規プロジェクトの作成
Android Studioを起動し、「File」⇒「New Project」を選択して新しいプロジェクトを作成します。必要な項目(プロジェクト名、保存場所、テンプレートなど)をすべて入力してください。
ステップ2:レイアウトファイル(activity_main.xml)の編集
res/layout/activity_main.xmlに以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <RelativeLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android" xmlns:app="https://schemas.android.com/apk/res-auto" xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools" android:layout_width="match_parent" android:gravity="center" android:layout_height="match_parent"> <TextView android:id="@+id/date" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" android:layout_centerHorizontal="true" android:textSize="30sp" android:layout_marginBottom="36dp" /> </RelativeLayout>
上記のコードでは、TextViewを1つ配置しています。このTextViewに、取得した現在の日付が表示される仕組みです。
ステップ3:MainActivity.javaの編集
src/MainActivity.javaに以下のコードを記述します。
package com.example.andy.myapplication;
import android.annotation.TargetApi;
import android.os.Build;
import android.os.Bundle;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.widget.TextView;
import java.text.SimpleDateFormat;
import java.util.Date;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
@TargetApi(Build.VERSION_CODES.O)
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
TextView textView=findViewById(R.id.date);
SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("yyyy.MM.dd G 'at' HH:mm:ss z");
String currentDateandTime = sdf.format(new Date());
textView.setText(currentDateandTime);
}
}
上記のコードでは、SimpleDateFormatクラスを呼び出し、現在の日時を指定したパターンの文字列として取得してTextViewにセットしています。日付フォーマットには多数のパターンが用意されており、組み合わせ次第で自由に表示形式をカスタマイズできます。
主なパターン文字の例は以下の通りです。
- yyyy:年(西暦4桁)
- MM:月(2桁)
- dd:日(2桁)
- HH:時(24時間表記)
- mm:分
- ss:秒
- z / zzzz:タイムゾーン
- G:紀元(AD/BC)
ステップ4:AndroidManifest.xmlは変更不要
今回の実装では特別な権限を使用しないため、manifest.xmlを変更する必要はありません。
アプリの実行と動作確認
それでは、アプリを実行してみましょう。実際のAndroidスマートフォンをPCに接続していることを前提とします。Android Studioでプロジェクトのアクティビティファイルを開き、ツールバーの「Run」をクリックします。実行デバイスとして接続したモバイル端末を選択すると、端末の画面に現在の日時が表示されます。

上記の例では、画面に現在の日付と時刻が表示されています。
補足:よりモダンなAPIの活用
SimpleDateFormatは長年にわたり広く使われてきたクラスですが、スレッドセーフではない点には注意が必要です。Android 8.0(APIレベル26)以降では、java.timeパッケージ(LocalDateTimeやDateTimeFormatterなど)の使用が推奨されています。また、旧バージョンのAndroidもサポートする場合は、ThreeTenABPライブラリの導入を検討するとよいでしょう。
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