C言語の定数の種類とは?基本定数と二次定数の違いを解説
定数(constant)とは、プログラムの実行中に値を変更できない、固定された値のことを指します。
C言語では、数値・文字・文字列のいずれも定数として扱われ、任意のデータ型を持つことができます。なお、定数は「リテラル(literal)」とも呼ばれます。
定数の2つの種類
C言語における定数は、大きく以下の2種類に分類されます。
基本定数(Primary Constants)
整数(integer)、浮動小数点数(float)、文字(character)は「基本定数」と呼ばれます。最も基本的なデータ型そのものを表す定数です。
二次定数(Secondary Constants)
配列(array)、構造体(structure)、ポインタ(pointer)、列挙型(enum)などは「二次定数」と呼ばれます。基本となるデータ型を組み合わせて構成される定数です。
構文
定数を宣言するには、constキーワードを使用します。
const データ型 変数名;
基本定数の使用例
以下の例では、三角形の底辺と高さを定数として宣言し、面積を計算しています。
#include<stdio.h>
int main(){
const int height = 20;
const int base = 40;
float area;
area = 0.5 * height * base;
printf("The area of triangle :%f", area);
return 0;
}実行結果
The area of triangle :400.000000
このようにconstで宣言された変数は、以降の処理で値を変更しようとするとコンパイルエラーになります。
二次定数の使用例
次の例では、ポインタを使って変数の値を間接的に変更する方法を示します。ポインタはアドレス値を格納するため、二次定数に分類されます。
#include<stdio.h>
void main(){
int a;
int *p;
a = 10;
p = &a;
printf("a=%d\n", a); /* a の値:10 */
printf("p=%d\n", p); /* p のアドレス値 */
*p = 12;
printf("a=%d\n", a); /* a の値:12 */
printf("p=%d\n", p); /* p のアドレス値 */
}実行結果
a=10 p=6422036 a=12 p=6422036
この例では、ポインタpが変数aのアドレスを保持しており、*p = 12;によって間接的にaの値が更新されていることがわかります。ポインタ自体のアドレス値(6422036)は変わっていません。
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