C++で8進数を2進数に変換するプログラムの書き方【サンプルコード付き】
コンピュータシステムにおいて、2進数は2を基数とする記数法(二進法)で表現され、8進数は8を基数とする記数法(八進法)で表現されます。2進数は0と1のみを使用するのに対し、8進数は0から7までの数字を使用します。
2進数とそれに対応する8進数の例は以下の通りです。
| 2進数 | 8進数 |
|---|---|
| 01101 | 15 |
| 00101 | 5 |
| 10110 | 26 |
| 01010 | 12 |
以下に、8進数を2進数に変換するC++プログラムを示します。
サンプルプログラム
#include <iostream>
#include <cmath>
using namespace std;
int OctalToBinary(int octalNum) {
int decimalNum = 0, binaryNum = 0, count = 0;
while(octalNum != 0) {
decimalNum += (octalNum%10) * pow(8,count);
++count;
octalNum/=10;
}
count = 1;
while (decimalNum != 0) {
binaryNum += (decimalNum % 2) * count;
decimalNum /= 2;
count *= 10;
}
return binaryNum;
}
int main() {
int octalNum = 33;
cout <<"Octal to Binary"<<endl;
cout<<"Octal number: "<<octalNum<<endl;
cout<<"Binary number: "<<OctalToBinary(octalNum)<<endl;
return 0;
}
実行結果
上記プログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
Octal to Binary Octal number: 33 Binary number: 11011
プログラムの仕組み
このプログラムでは、関数 OctalToBinary() が与えられた8進数を2進数へ変換します。変換処理は2段階で構成されており、まず8進数を10進数に変換し、その後その10進数を2進数に変換します。該当するコード部分は以下の通りです。
int OctalToBinary(int octalNum) {
int decimalNum = 0, binaryNum = 0, count = 0;
while(octalNum != 0) {
decimalNum += (octalNum%10) * pow(8,count);
++count;
octalNum/=10;
}
count = 1;
while (decimalNum != 0) {
binaryNum += (decimalNum % 2) * count;
decimalNum /= 2;
count *= 10;
}
return binaryNum;
}
最初のwhileループでは、8進数の下位の桁から順に1桁ずつ取り出し、8のべき乗を掛け合わせることで10進数への変換を行っています。続くwhileループでは、10進数を2で割った余りを順に求め、それを桁として組み立てることで2進数への変換を実現しています。
main() 関数の処理内容
main() 関数では、変換対象となる8進数を定義し、OctalToBinary() を呼び出すことで対応する2進数を計算・表示します。該当するコードは以下の通りです。
int main() {
int octalNum = 33;
cout <<"Octal to Binary"<<endl;
cout<<"Octal number: "<<octalNum<<endl;
cout<<"Binary number: "<<OctalToBinary(octalNum)<<endl;
return 0;
}
この例では、8進数の「33」を入力すると、対応する2進数「11011」が出力されます。このように、一度10進数を経由する手法を使えば、8進数から2進数への変換をシンプルで理解しやすいコードで実装することができます。
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