C++で複利を計算するプログラムの作り方
本記事では、C++を使って複利を計算するプログラムの作成方法について解説します。
複利とは、発生した利息を元本に加算し、その更新された合計額に対して再度利息を計算する仕組みのことです。単利と異なり「利息が利息を生む」ため、運用期間が長くなるほど資産が加速度的に増えていくのが特徴です。
複利の計算式
複利は次の数式で求めることができます。
A = P × (1 + r/100)t
- P:元本(最初に預け入れた金額)
- r:年利率(%)
- t:運用期間(年)
- A:t年後の元利合計額
C++での実装例
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main(){
double principle = 10000, rate = 10.25, time = 5;
// 複利の計算
double CI = principle * (pow((1 + rate / 100), time));
cout << "Compound interest is " << CI;
return 0;
}
実行結果
Compound interest is 16288.9
コードの解説
このプログラムでは、pow()関数を使って (1 + 年利率 ÷ 100) を運用年数でべき乗しています。pow()は <cmath> ヘッダー(今回使用している bits/stdc++.h にも含まれます)で定義されている標準ライブラリ関数で、累乗の計算を行います。
サンプルコードでは、元本10,000を年利率10.25%で5年間運用した場合を想定しています。実行結果の16,288.9は元利合計額を表しており、単利で計算した場合の15,125(利息5,125)と比べると、複利の効果によって約1,163多く増えていることがわかります。
なお、純粋な「利息部分」だけを求めたい場合は、計算結果から元本を引いた CI - principle を出力するように変更するとよいでしょう。
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