C++でモツキン数の第n項を計算する方法
モツキン数とは
モツキン数(Motzkin number)は、組合せ論で登場する有名な整数列の一つで、1, 1, 4, 9, 21, 51, ... と続きます。円周上に並べた n 個の点の間に互いに交差しない弦を引く方法の総数など、さまざまな組合せの問題を表すことで知られています。
モツキン数の一般項は、直前の2項を用いた次の漸化式によって求められます。
a0 = 1
a1 = 1
a2 = 4
a3 = 9
an = ((2n + 1) / (n + 2)) × M(n−1) + ((3n − 3) / (n + 2)) × M(n−2)
アルゴリズム
求めたい項の番号 n を初期化します。
n まで繰り返し処理を行います。
直前の2つの項の値を順次更新していきます。
最後に計算された項の値を返します。
C++での実装例
以下は、上記のアルゴリズムをC++で実装したコードです。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int getNthTerm(int n) {
if (n == 0 || n == 1) {
return 1;
}
int a = 1, b = 1;
for (int i = 2; i <= n; ++i) {
int c = ((2 * i + 1) * b + (3 * i - 3) * a) / (i + 2);
a = b;
b = c;
}
return b;
}
int main() {
int n = 5;
cout << getNthTerm(n) << endl;
return 0;
}
実行結果
上記のコードを実行すると、次の出力が得られます。
21
このプログラムでは n = 5 のときのモツキン数を計算しており、結果として 21 が出力されます。計算量は O(n) と非常に効率的で、大きな n に対しても高速に動作します。ただし、項の値は急激に大きくなるため、大きな n を扱う場合は long long 型などの使用を検討してください。
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