JavaScriptで「数字だけではない文字列」を正規表現でマッチさせる方法
JavaScriptでは、正規表現を使うことで特定のパターンに一致する文字列を柔軟に抽出できます。本記事では、文字列の中から「完全には数字でない」部分(数字以外の文字を含む値)をマッチさせて取り出す方法を解説します。
対象となるサンプル文字列
まず、次のような複雑な文字列があったと仮定しましょう。
var values = 'studentId:"100001",studentName:"John Smith",isTopper:true,uniqueId:10001J-10001,marks:78,newId:"4678"';
この文字列には 100001 や 78 のような純粋な数値だけでなく、10001J-10001 のように英字やハイフンが混在した値も含まれています。ここから「数字だけではない文字列」のみを抽出するのが今回の目的です。
正規表現によるマッチングの実装例
文字列の照合には正規表現を使用します。以下がそのサンプルコードです。
コード例
var regularExpression = /(?<=:)(?!(?:null|false|true|\d+),)[\w-]+(?=,)/g;
var values = 'studentId:"100001",studentName:"John Smith",isTopper:true,uniqueId:10001J-10001,marks:78,newId:"4678"';
console.log("Original Value="+values);
console.log("The string that are not entirely digits=");
console.log(values.match(regularExpression));
プログラムの実行方法
上記のプログラムを実行するには、Node.js環境で以下のコマンドを使用します。
node fileName.js.
ここでは、ファイル名を demo187.js として保存しています。
実行結果
このプログラムを実行すると、コンソールに次のような出力が表示されます。
PS C:\Users\Amit\javascript-code> node demo187.js Original Value=studentId:"100001",studentName:"John Smith",isTopper:true,uniqueId:10001J-10001,marks:78,newId:"4678" The string that are not entirely digits= [ '10001J-10001' ]
正規表現の各要素の解説
使用した正規表現 /(?<=:)(?!(?:null|false|true|\d+),)[\w-]+(?=,)/g の構成要素は以下のとおりです。
(?<=:):後読みアサーション。直前にコロン(:)が存在する位置にのみマッチします。(?!(?:null|false|true|\d+),):否定先読みアサーション。null、false、true、および純粋な数値(\d+)で終わる部分をマッチ対象から除外します。[\w-]+:英数字・アンダースコア・ハイフンで構成される1文字以上の文字列にマッチします。(?=,):先読みアサーション。直後にカンマ(,)が続くことを条件とします。/g:グローバルフラグにより、文字列全体に対して繰り返しマッチングを行います。
この仕組みによって、純粋な数値である 100001 や 78 は除外され、英字とハイフンを含む 10001J-10001 のみが配列として返されます。match() メソッドと組み合わせれば、複雑な文字列から目的の値だけを効率的に取り出せるため、データの解析やバリデーション処理などにも応用できます。
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