JavaScript正規表現のUnicodeプロパティエスケープとは?uフラグで文字を柔軟にマッチングする方法
Unicodeプロパティエスケープは、正規表現に u フラグを組み合わせて使用することで、文字が持つUnicodeプロパティに基づいて文字をマッチングできる強力な機能です。これにより、絵文字や特定の文字種など、従来の正規表現では判別しにくかった文字も簡単に抽出・判定できるようになります。
基本構文
Unicodeプロパティエスケープは \p{...} の形式で記述します。否定形は \P{...} を使用します。
const emojiRegEx = /\p{Emoji_Presentation}/gu;サンプルコード
以下は、テキスト内から絵文字だけを正規表現で抽出する実装例です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8" />
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
<title>Unicode Property Escapes</title>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.sample, .result {
font-size: 20px;
font-weight: 500;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Unicodeプロパティエスケープによる絵文字の抽出</h1>
<div class="sample">Hello 😆😀 World 🙂😊</div>
<div style="color: green;" class="result"></div>
<button class="btn">クリックしてください</button>
<h3>
上のボタンをクリックすると、正規表現を使って絵文字を抽出します
</h3>
<script>
let sampleEle = document.querySelector(".sample").innerHTML;
let btnEle = document.querySelector(".btn");
let resEle = document.querySelector(".result");
const EmojiRegEx = /\p{Emoji_Presentation}/gu;
btnEle.addEventListener("click", () => {
resEle.innerHTML = sampleEle.match(EmojiRegEx);
});
</script>
</body>
</html>実行結果
上記のコードを実行すると、次のような画面が表示されます。

「クリックしてください」ボタンを押すと、match() メソッドによって絵文字のみが配列として抽出され、結果が表示されます。

主なUnicodeプロパティの一覧
\p{...} で指定できる代表的なプロパティには、以下のようなものがあります。
\p{Letter}— 各言語の文字(アルファベット、漢字、ひらがななど)\p{Number}— 数字全般\p{Uppercase}/\p{Lowercase}— 大文字・小文字\p{Emoji_Presentation}— 絵文字として表示される文字\p{Script=Hiragana}— 特定の書記体系(ひらがな、カタカナ、漢字など)
注意点
Unicodeプロパティエスケープを使用する際は、必ず u フラグが必要です。u フラグがない場合、構文エラーが発生します。また、古いブラウザではサポートされていない場合があるため、必要に応じて対応状況を確認してください。
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