JavaScriptのMath.asinh()とMath.acosh()関数の使い方を徹底解説
Math.asinh() と Math.acosh() は、それぞれ数値の双曲線逆正弦(アークハイパボリックサイン)と双曲線逆余弦(アークハイパボリックコサイン)を求めるための関数です。
これらは Math オブジェクトの静的メソッドであるため、Math オブジェクトのインスタンスを作成して呼び出すのではなく、常に Math.asinh() や Math.acosh() の形式で直接使用します。なお、両関数とも ECMAScript 2015(ES6)で追加された比較的新しいメソッドです。
Math.asinh() の使い方
Math.asinh() メソッドは、引数に指定した数値の双曲線逆正弦を求めます。数値を1つ引数として受け取り、対応する双曲線正弦の値を返します。数学的には次の式と等価です。
asinh(x) = ln(x + √(x² + 1))
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
document.write(Math.asinh(2));
document.write("</br>");
document.write(Math.asinh(7));
</script>
</body>
</html>実行結果
1.4436354751788103 2.644120761058629
このように、Math.asinh(2) は約 1.4436、Math.asinh(7) は約 2.6441 を返します。Math.asinh() はすべての実数(負の数や0を含む)に対して定義されている点が特徴です。
Math.acosh() の使い方
Math.acosh() メソッドは、引数に指定した数値の双曲線逆余弦を求めます。数値を1つ引数として受け取り、対応する双曲線余弦の値を返します。数学的には次の式と等価です。
acosh(x) = ln(x + √(x² − 1))
サンプルコード
<html>
<body>
<script>
document.write(Math.acosh(2));
document.write("</br>");
document.write(Math.acosh(7));
</script>
</body>
</html>実行結果
1.3169578969248166 2.6339157938496336
Math.acosh(2) は約 1.3170、Math.acosh(7) は約 2.6339 を返します。
なお、Math.acosh() に渡せる引数は 1 以上の数値のみです。1 未満の値を指定した場合は NaN(Not a Number)が返されるため、使用する際には注意が必要です。
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