JavaScriptの数学関数(Mathオブジェクト)とは?主なメソッド一覧と使い方を解説
JavaScriptの数学関数(Mathオブジェクト)とは?
JavaScriptには、数値計算を手軽に行うための組み込みオブジェクトとして「Math」が用意されています。Mathオブジェクトには、絶対値の取得や三角関数の計算、数値の切り上げなど、さまざまな数学処理を行うメソッドが多数含まれています。
以下は、JavaScriptで利用できる主な数学関数の一覧です。
| 番号 | メソッドと説明 |
|---|---|
| 1 | abs() 数値の絶対値を返します。 |
| 2 | acos() 数値のアークコサイン(逆余弦)をラジアン単位で返します。 |
| 3 | asin() 数値のアークサイン(逆正弦)をラジアン単位で返します。 |
| 4 | atan() 数値のアークタンジェント(逆正接)をラジアン単位で返します。 |
| 5 | atan2() 引数として渡した2つの数値の商のアークタンジェントを返します。 |
| 6 | ceil() 引数の数値以上で最小の整数を返します(切り上げ処理)。 |
abs()メソッドの使用例
ここでは、Math.abs()メソッドの具体的な使用例を紹介します。Math.abs()は、引数に渡した数値の絶対値を返すメソッドです。
<html>
<head>
<title>JavaScript Math abs() メソッド</title>
</head>
<body>
<script>
var value = Math.abs(-1);
document.write("1つ目の値 : " + value );
var value = Math.abs(5);
document.write("<br />2つ目の値 : " + value );
var value = Math.abs("string");
document.write("<br />3つ目の値 : " + value );
</script>
</body>
</html>
このコードを実行すると、出力は以下のようになります。
1つ目の値 : 1
2つ目の値 : 5
3つ目の値 : NaN
負の数「-1」を渡すと絶対値の「1」が返され、正の数「5」はそのまま「5」が返されます。一方、数値に変換できない文字列「string」を渡した場合は、NaN(Not a Number)が返される点に注意してください。
-
JavaScriptのPromiseとは?非同期処理の基本をわかりやすく解説
JavaScriptのPromiseとは?Promise(プロミス)は、JavaScriptで非同期処理を扱うためのオブジェクトです。Promiseが生成された時点では、最終的な結果の値はまだ確定していません。処理が完了した将来のタイミングで、成功または失敗の結果を受け取ることができます。これにより、APIからのデータ取得やファイル読み込みなど、時間のかかる処理を効率的に記述できます。Promiseの3つの状態Promiseは、必ず以下の3つの状態のいずれかを持ちます。pending(待機):初期状態。処理がまだ完了していない状態です。fulfilled(履行):処理が正常に完了し、結果の値が
-
JavaScriptの部分関数(Partial Function)とは?仕組みと実装例をわかりやすく解説
部分関数(Partial Function)とは、既存の関数を引数として受け取り、それに加えて別の型の引数も同時に受け取れるようにする仕組みです。まず渡された引数の一部を使い、残りの引数を受け取る新しい関数を返します。そして、返された関数が呼び出されるときに、あらかじめ固定しておいた引数とそのときに渡された引数をすべて組み合わせて、元の親関数が実行されます。 この手法は「部分適用(Partial Application)」とも呼ばれ、関数型プログラミングの基本的なテクニックのひとつです。共通する引数を先に束縛しておくことで、処理の再利用性やコードの可読性を高めることができます。 コード例 以下