JavaScriptのカスタム関数と組み込み関数の違いをわかりやすく解説
JavaScriptにおけるカスタム関数とは、開発者自身が目的に合わせて定義・作成する「ユーザー定義関数」のことです。JavaScriptでは、処理内容に応じて独自の関数を自由に記述できます。一方、組み込み関数は、あらかじめJavaScriptライブラリ側で用意されている関数であり、自分で実装しなくてもすぐに呼び出して利用できるのが特徴です。
カスタム関数の基本構文
カスタム関数は、functionキーワードを使って次のように定義します。
<script>
<!--
function functionname(parameter-list)
{
statements
}
//-->
</script>
functionnameには任意の関数名を指定し、parameter-listには引数(パラメータ)を記述します。波括弧 { } の中に、その関数が実行する処理(ステートメント)を書きます。一度定義した関数は、プログラム内のどこからでも繰り返し呼び出せるため、コードの再利用性が高まり、保守性も向上します。
組み込み関数とは
組み込み関数は、JavaScriptライブラリによってすでに提供されている関数です。たとえば文字列操作のためのメソッドとして、以下のようなものがあります。
| 番号 | メソッドと説明 |
|---|---|
| 1 | charAt() 指定したインデックス位置にある文字を返します。 |
| 2 | charCodeAt() 指定したインデックス位置にある文字のUnicode値を表す数値を返します。 |
| 3 | concat() 2つの文字列を連結し、新しい文字列を返します。 |
| 4 | indexOf() 呼び出し元のStringオブジェクト内で、指定した値が最初に出現するインデックスを返します。見つからない場合は -1 を返します。 |
使用例:組み込み関数concat()で文字列を連結する
次のコードは、JavaScriptの組み込みメソッド concat() を使って2つの文字列を連結する例です。
<html>
<head>
<title>JavaScript String concat() Method</title>
</head>
<body>
<script>
var str1 = new String( "This is string one" );
var str2 = new String( "This is string two" );
var str3 = str1.concat( str2 );
document.write("Concatenated String :" + str3);
</script>
</body>
</html>
この例では、str1 と str2 という2つのStringオブジェクトを作成し、concat() メソッドによって両者を1つの文字列に結合しています。このように、組み込み関数を活用すれば、複雑な処理も短いコードで簡単に実現できます。
出力結果

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