JavaScriptで不正なユーザーからメールアドレスを隠す方法
Webサイト上にメールアドレスをそのまま掲載すると、スパムボットなどの不正なユーザーに収集されてしまう恐れがあります。そこで本記事では、JavaScriptを使ってメールアドレスの一部をマスク(隠蔽)し、不正なユーザーから保護する方法を解説します。
メールアドレスを隠す基本的な考え方
すべてのメールアドレスには必ず「@」記号が含まれています。この特徴を利用して、以下の手順でメールアドレスを隠します。
- まずsplit()メソッドを使って、「@」を区切り文字としてメールアドレスを分割します。たとえば「batman@gmail.com」を分割すると、「batman」と「gmail.com」の2つの部分が得られます。
- 分割した結果を2つの部分(split1:ローカル部、split2:ドメイン部)に分けます。
- 次にsubstring()メソッドを使って、split1から一部の文字列を取り除き、残りの部分を「...@」でsplit2と結合します。
- 結合した文字列を最終的な出力として返します。この例では「bat...@gmail.com」という結果になります。
コード例
<html>
<body>
<script type="text/javascript">
newEmail = function (email) {
var split = email.split("@");
var split1 = split[0];
var avg = split1.length / 2;
split1 = split1.substring(0, (split1.length - avg));
split2 = split[1];
return split1 + "...@" + split2;
};
document.write(newEmail("batman@gmail.com"));
</script>
</body>
</html>
実行結果
bat...@gmail.com
コードの解説
このコードでは、まずemail.split("@")によってメールアドレスをローカル部とドメイン部に分離しています。次に、ローカル部の文字数の半分(avg)を計算し、substring(0, length - avg)で前半部分だけを抽出することで、ユーザー名の後半を隠しています。
最後に、隠したことを示す「...@」を間に挟んでドメイン部と連結すれば、「bat...@gmail.com」のように一見すると元のアドレスが特定できない形式で表示できます。
この手法は、スクレイピングボットによるメールアドレスの自動収集対策として手軽に導入できる一方、完全な防御策ではない点には注意が必要です。より厳格な保護が必要な場合は、画像化やCAPTCHA、サーバーサイドでの制御と組み合わせるのが効果的です。
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