JavaScriptのisFinite()関数とは?使い方と実行例をわかりやすく解説
isFinite()関数は、引数として渡された値が有限の数値(finite number)であるかどうかを判定するための組み込み関数です。判定した結果、値が有限数であれば true を返し、無限大(Infinity)や NaN などの有限数でない値であれば false を返します。
なお、この関数はグローバル関数として直接呼び出せるほか、Number.isFinite() の形式で Number オブジェクトからも呼び出すことが可能です。両者には型変換の扱いに違いがある点に注意しましょう。
構文
isFinite()関数の基本的な構文は以下のとおりです。
isFinite(5655);
引数には判定対象となる値を指定します。文字列など数値以外の値を渡した場合、グローバル関数版の isFinite() は自動的に数値へ変換してから判定を行います。
使用例
次のコードでは、Math.min()・Number.isFinite()・Math.max() の各戻り値に対して有限数の判定を行っています。
<html>
<head>
<title>JavaScript Example</title>
</head>
<body>
<script type="text/javascript">
var result1 = Math.min();
document.write(isFinite(result1));
document.write("<br>");
var result2 = Number.isFinite(100/0);
document.write(result2);
document.write("<br>");
var result3 = Math.max(25, 36, 862);
document.write(isFinite(result3));
</script>
</body>
</html>
実行結果
false false true
結果の解説
- 1つ目(false): 引数なしで呼び出された
Math.min()はInfinityを返します。Infinityは有限数ではないため、isFinite()はfalseを返します。 - 2つ目(false):
100/0の計算結果はInfinityになるため、Number.isFinite()はfalseを返します。 - 3つ目(true):
Math.max(25, 36, 862)の最大値は862であり、これは有限の数値なのでtrueが返されます。
isFinite() と Number.isFinite() の違い
グローバル関数の isFinite() は、引数をまず数値に変換してから判定します。そのため isFinite("10") のように文字列を渡しても true が返ります。一方、ES6で追加された Number.isFinite() は型変換を行わず、引数が数値型かつ有限数である場合のみ true を返します。厳密な判定が必要な場面では Number.isFinite() の利用が推奨されます。
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