HTMLにおけるschema.org「SiteNavigationElement」の正しい使い方とは?
SiteNavigationElementとは
schema.orgのSiteNavigationElementは、WebPageElementを拡張したスキーマ型の一つです。主にサイトのナビゲーション(グローバルメニューなど)に含まれるリンクをマークアップするために使用され、検索エンジンに対して「このリンクはサイト全体の構造を示す重要な文脈リンクである」ことを明確に伝えることができます。
適切に実装することで、クローラーがサイト構造をより正確に理解しやすくなり、SEOの観点からもメリットが期待できます。
基本的なマークアップ例
以下は、nav要素に対してSiteNavigationElementを適用した基本的な記述例です。itemscopeとitemtypeでスキーマ型を宣言し、各リンクにはitemprop="url"、リンクテキストにはitemprop="name"を指定します。
<nav role="navigation" itemscope itemtype="https://schema.org/SiteNavigationElement">
<ul>
<li>
<a href="https://example.com/" title="トップページへのリンク" itemprop="url">
<span itemprop="name">ホーム</span>
</a>
</li>
<li>
<a href="https://example.com/demo" title="デモページへのリンク" itemprop="url">
<span itemprop="name">デモページ</span>
</a>
</li>
</ul>
</nav>
実装時のポイント
- nav要素との併用が推奨: HTML5の
nav要素と組み合わせることで、意味的な構造がより明確になります。 - 主要なナビゲーションに限定する: フッターの補足リンクなどではなく、グローバルメニューなどサイト構造を代表するリンクに適用するのが適切です。
- URLとリンク名を正しく指定:
itemprop="url"とitemprop="name"を忘れずに設定しましょう。
なお、Googleは構造化データとしてJSON-LD形式を推奨していますが、SiteNavigationElementのようにページ内のHTML要素と密接に関わるマークアップでは、上記のようなmicrodata形式での実装が自然です。サイトの構成に合わせて最適な方法を選択してください。
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