JavaScriptのBooleanオブジェクトのプロパティ一覧と使い方
JavaScriptのBooleanオブジェクトとは
Boolean(ブーリアン)オブジェクトは、「true」または「false」という2つの値を表すラッパーオブジェクトです。
コンストラクタに渡すvalue引数が省略された場合、または「0」「-0」「null」「false」「NaN」「undefined」、空文字列("")のいずれかに該当する場合、オブジェクトの初期値は「false」になります。それ以外の値を渡した場合は「true」として扱われます。
Booleanオブジェクトの主なプロパティ
Booleanオブジェクトには、次の2つのプロパティが用意されています。
| No. | プロパティと説明 |
|---|---|
| 1 | constructor そのオブジェクトを生成したBoolean関数への参照を返します。 |
| 2 | prototype オブジェクトに対して新しいプロパティやメソッドを追加することを可能にするプロパティです。 |
使用例:prototypeプロパティでプロパティを追加する
以下は、prototypeプロパティを使って、既存のオブジェクトに新しいプロパティを追加するサンプルコードです。
<html>
<head>
<title>JavaScript Boolean object</title>
<script>
function book(title, author) {
this.title = title;
this.author = author;
}
</script>
</head>
<body>
<script>
var myBook = new book("WordPress Development", "Amit");
book.prototype.price = null;
myBook.price = 500;
document.write("Book title is : " + myBook.title + "<br>");
document.write("Book author is : " + myBook.author + "<br>");
document.write("Book price is : " + myBook.price + "<br>");
</script>
</body>
</html>
コードの解説
この例では、まずbookという関数(コンストラクタ)を定義し、タイトルと著者名を持つオブジェクトを生成しています。その後、book.prototype.price = null;によって、すべてのbookインスタンスで利用可能なpriceプロパティを後から追加しています。
実行結果は次のように表示されます。
Book title is : WordPress Development
Book author is : Amit
Book price is : 500
このようにprototypeを活用すると、既存のオブジェクト定義を変更することなく、共通のプロパティやメソッドを動的に拡張できます。
-
JavaScriptのObject.assign()メソッドとは?使い方と注意点を解説
Object.assign()メソッドは、1つ以上のソースオブジェクトからターゲットオブジェクトへ、列挙可能な独自プロパティの値をすべてコピーするためのメソッドです。戻り値として、コピー先となったターゲットオブジェクトが返されます。 基本的な使い方 const targetObj = { a: 1, b: 2 }; const sourceObj = { b: 4, c: 5 }; const returnedTarget = Object.assign(targetObj, sourceObj); console.log(targetObj); console.log(returnedTar
-
JavaScriptのwithステートメントとは?用途と使い方をわかりやすく解説
JavaScriptのwithステートメントは、特定のプロパティに対してデフォルトのオブジェクトを指定し、冗長になりがちなオブジェクト参照の記述を省略するための構文です。withブロック内で指定したオブジェクトは、スコープチェーンの先頭に追加されるため、そのプロパティ名だけで直接アクセスできるようになります。 基本的な動作 通常、オブジェクトのプロパティにアクセスするには、毎回オブジェクト名を明示する必要があります。しかし、withステートメントを使えば、以下のようにコードを簡潔に書けます。 オブジェクト名の繰り返し記述を省略できる 同じオブジェクトの複数のプロパティへ短くアクセスできる 指