JavaScriptの構文エラー(Syntax Error)とは?仕組みと影響範囲をわかりやすく解説
JavaScriptの構文エラーとは
構文エラー(Syntax Error)は、別名「パースエラー」とも呼ばれます。従来のプログラミング言語ではコンパイル時に発生するのに対し、JavaScriptではコードが解釈(インタプリト)されるタイミングで発生するのが特徴です。
つまり、JavaScriptは実行前にコード全体を機械語へ変換せず、ブラウザやランタイムがコードを1行ずつ読み込みながら処理を進めるため、その過程で文法上の誤りが見つかった時点でエラーとなります。
構文エラーが発生する例
たとえば、以下のコードでは閉じ括弧「)」が抜けているため、構文エラーが発生します。
<script>
<!--
window.print(;
//-->
</script>
この例では、window.print(; の部分で開き括弧に対応する閉じ括弧がないため、JavaScriptのパーサーが正しく解釈できず、構文エラーとして検出されます。
構文エラー発生時の影響範囲
JavaScriptで構文エラーが発生した場合、その影響を受けるのは同じスレッド内にあるコードのみです。エラーを含むコードと同じスレッド内の残りの処理は中断されますが、他のスレッドにあるコードは、エラーを含むコードに依存していない限り、通常どおり実行され続けます。
このように、構文エラーはプログラム全体を即座に停止させるわけではなく、影響範囲が限定される点を理解しておくと、デバッグやエラー対応がしやすくなります。日頃から開発者ツールのコンソールでエラーメッセージを確認する習慣をつけておくと、括弧やセミコロンの抜けといった単純なミスも素早く発見できるでしょう。
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