JavaScriptの演算子とは?比較演算子の基本をわかりやすく解説
JavaScriptの演算子とは?
「10 + 20 は 30 に等しい」というシンプルな式を例に考えてみましょう。この式において、10 と 20 は「オペランド(被演算数)」と呼ばれ、「+」は「演算子」と呼ばれます。JavaScriptでは、主に以下の種類の演算子がサポートされています。
- 算術演算子
- 比較演算子
- 論理演算子(関係演算子とも呼ばれます)
- 代入演算子
- 条件演算子(三項演算子)
この記事では、中でも頻繁に使われる「比較演算子」について詳しく解説していきます。
比較演算子の一覧
JavaScriptで使える主な比較演算子は次の通りです。ここでは、変数 A に 10、変数 B に 20 が格納されているものとして説明します。
| No. | 演算子と説明 |
|---|---|
| 1 | ==(等しい) 2つのオペランドの値が等しいかどうかを判定します。値が等しければ、条件は true になります。 例:(A == B) は false(成立しない)。 |
| 2 | !=(等しくない) 2つのオペランドの値が等しくないかどうかを判定します。値が等しくなければ、条件は true になります。 例:(A != B) は true(成立する)。 |
| 3 | >(より大きい) 左側のオペランドの値が右側のオペランドの値より大きいかどうかを判定します。大きければ、条件は true になります。 例:(A > B) は false(成立しない)。 |
| 4 | <(より小さい) 左側のオペランドの値が右側のオペランドの値より小さいかどうかを判定します。小さければ、条件は true になります。 例:(A < B) は true(成立する)。 |
| 5 | >=(以上) 左側のオペランドの値が右側のオペランドの値以上であるかどうかを判定します。以上であれば、条件は true になります。 例:(A >= B) は false(成立しない)。 |
| 6 | <=(以下) 左側のオペランドの値が右側のオペランドの値以下であるかどうかを判定します。以下であれば、条件は true になります。 例:(A <= B) は true(成立する)。 |
比較演算子を使ったサンプルコード
次のコードは、JavaScriptで比較演算子を実際に使用する方法を示したものです。
実行例
<html>
<body>
<script>
var a = 10;
var b = 20;
var linebreak = "<br />";
document.write("(a == b) => ");
result = (a == b);
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("(a < b) => ");
result = (a < b);
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("(a > b) => ");
result = (a > b);
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("(a != b) => ");
result = (a != b);
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("(a >= b) => ");
result = (a >= b);
document.write(result);
document.write(linebreak);
document.write("(a <= b) => ");
result = (a <= b);
document.write(result);
document.write(linebreak);
</script>
</body>
</html>
補足:厳密等価演算子(=== / !==)について
現代のJavaScriptでは、== や != の代わりに、データ型まで厳密に比較する===(厳密等価演算子)および!==(厳密不等価演算子)の使用が推奨されています。== は比較前に暗黙的な型変換を行うため、"5" == 5 が true になるなど、意図しない結果を招く可能性があります。予期せぬバグを防ぐためにも、基本的には === と !== を使うようにしましょう。
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